骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

江古田駅を骨で聴く

2013-07-02 11:30:55 | 骨で聴く鉄道駅

 武蔵大学、日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学からのアイデアがデザインの一部に採用された駅舎を持つ江古田駅。西武池袋線で池袋からわずかに3駅という近距離にあり、学生の多い活気ある街の中心駅です。

 新しい駅舎は、橋上駅舎になり、南北自由通路が設置され、エレベーター・エスカレーターも設置されました。最大の変更点は、島式ホーム2面4線から相対式ホーム2面2線に変更されたことでしょう。以前は急行や準急などの優等列車の待避が行われる駅でしたが、その役割が隣の東長崎駅に変更となりました。

 駅の住所は、東京都練馬区旭丘一丁目で、駅名の「江古田」は中野区の地名で、この駅からは少し距離があります。
 ではなぜこの駅名になったのか?
 それは、現在の江古田駅周辺の地名・練馬区栄町や旭丘が住居表示法施行まで「江古田町」であったことに由来します。江戸時代に多摩郡江古田村の新田として開発された地域でした。
 ちなみに駅名は「えこだ」と読みますが、現在の中野区江古田は「えごた」が正式な読み方です。なぜ異なるのか、その理由は諸説あり、不明のようです。

 学生の喧騒で賑わう駅には、携帯電話を使う人が多くいます。
 騒音対策としての骨伝導ヘッドセットが大いに役立ちます。そんな駅です。