いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

AI進化と反撃の九段。 AI evoluion and ‘ ku-dan ’ of counterattack

2023-04-10 20:28:27 | 日記
 (1)AI新時代を迎えて人間の問いかけに応える対話型「チャットGPT」まで出てきて、国会での予算委員会でも野党議員の「チャットGPT」を使った質問があり、岸田首相は答弁に立って私の方がより具体的な名前をあげているとして違いを強調して同委員会の笑いを誘ったと報じられている。

 (2)世界的には「チャットGPT」はAIに個人情報を学習させるためプライバシー侵害、保護から問題があるとして、利用禁止、規制の動きが出てきている。AIを政治評価に使ってロールモデル、基準を示すことも意味がある。
 たとえば露のウクライナ軍事侵攻について、露側の言い分データ、迎え撃つウクライナ、支援する米、NATOデータを踏まえてAIがどういう判断をし世界基準を示すのかは、第3者としてのAI判断基準として参考にはなるだろう。

 (3)日本でも岸田政権の防衛費増額5年間で43兆円、その財源を増税で負担すること、反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有、子ども手当倍増の財源を社会保険料でまかなうことを国民の理解、説明のない中で進めようとしていることをAIがどう判断するのかは参考になるだろう。

 (4)将棋の世界では若手棋士のAI研究が進んで実力をつけて頭角をあらわしておりその代表格の藤井聡太6冠の時代が注目されているが、かっての当時全7冠制覇偉業の羽生善治九段はかっての勢いはみられないがAIに頼らない「常識を疑う」(報道)戦法、駒組みの試行錯誤、模索を重ねて対抗、反撃(counterattack)しようとしており、将棋界の対立構図の行方はAI社会の未来図として興味、関心がある。

  (5)将棋の世界はAI時代の社会構図を強く反映しており、AI進化、研究の進む若手棋士とAIに頼らない実績棋士の独自の思考、知識、経験の争いが未来構図をどう変えていくのか、羽生善治九段が卓越した思考回路、知識経路、経験航路、思想迷路を駆使して組み立ててAI常識に立ち向かうのか、未来社会図を予想するのにも興味、関心のある構図だ。

 (6)AIがこのままどこまでも進化して先鋭化して世界、社会を変えていくのか、AIとしても基本動作として人間との関係は切り離せないのでいづれかには許容限界、限度がみえてくるのか、AI時代を迎えてAI未来社会の姿、展望、展開をパラドックス(paradox)としてAI研究にゆだねるのか複雑にしている。

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