エンジェル・ホールを後にして 太くて長くて重い杖は何だかんだ言いながら
結局最後まで持ち歩いて 元あった所に置いたが
それにしても とんでもない重い物をよく持ち歩いたものだと我ながら感心する。
来た道を帰りさんざん待たされた迎えのボートで
ハンモック泊した所へ戻り、用意されたランチを戴き また ひたすら川を下ります。
天気はカンカン照りの快晴、シッカリ塗った日焼け止めも頭からの
水しぶきで素顔状態、帽子などボートの猛スピードには役立たずである。
ジリジリ照りつける太陽に顔はさらけっぱなし、益々シミ、シワが増える~~~
カナイマに戻り サポの滝へ サポとはカエルと言う意味とか。
この滝は 沢山ある滝の中で滝の裏側が歩ける・・・という珍しい滝、。
皆はランチの所で水着を着用した。
朝から着ている人もある。(トイレが大変だったでしょう)
夫は「子供みたいなことやってられない・・・・」と皆が脱いだ服の番をしていた。
私はと言えば何でも挑戦する好奇心人間、夫の冷ややかな目を背に
そのままの格好で滑り止めの付いた靴下をはき いざ! いざ! いざ!・・・
これがまた 昨晩の大雨でとんでもない水量 音の凄さ、その水が滝の裏側まで
もの凄い勢いで巻き込む始末、目が開けられないどころか耳の穴に勢いよく水が入り込む。
行く時は左手でロープを伝って目が開けられないため、半分手探り状態
水の入る左耳を抑えることも出来ない。
水の勢いと、足元が危険であるため慎重に歩くからなかなか前に進めない
皆は先に行ってしまい途中で一人になってしまった「どうしよう・・・」と
正直な気持ち「来なければ良かった・・・」と思った。
何とか先にたどり着きやれやれであったが
帰りはまた同じことの繰り返し、右耳に水が入るし目は開けられない・・・
皆は「面白かった~!、楽しかった~!」と言っていたが
夫の手前「面白かった~・・・」とは行ったものの 本音は????
水が少ないと滝の上を歩いて帰る、とのことであったが とてもとてもの水量。
カメラは防水ではないから夫に預け 友人の写した写真が唯一の記念であるが
レンズが水滴だらけで 面白い写真 の出来上がり~・・・
頭はカッパ、全身ずぶ濡れ状態のままテクテク歩いて繁みを抜け
滝の下流のカナイマ湖をボートで横断して再びカナイマのロッジホテルへ戻った。
山を登ったり、滝をくぐったり・・・
いやはや色々と盛りだくさんの1日で疲れました。