まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

滝を目指して難行苦行

2011-09-02 | 日常

早くに朝食を終え 雨具を着用して7時キャンプ地を出発してエンジェル・ホール展望台へ・・・



川を歩いていくはずであったが 昨晩の大雨で川の水量が増し

歩いて行くことは出来ず ボートで・・・

ボートを降りて 歩きます。

暑いので雨具の上だけは脱いでリュックに、リュックの中は雨具、水のペットボトル、

虫よけ 虫さされ薬、タオル、水の中用サンダル、おやつ少々、等々

旅行出発前、大阪の友人が「船着き場に杖があるから2本持った方がいいですよ」と

アドバイスをうけていたが その杖らしきものは何処にも無い。

別の登り口があり そちらには有るのかな? と思ったが、道はここだけとのこと 

その時 繁みに太くて長くて重~い 杖? らしきものが1本あった。

これでも あった方がましかな? と手にしたが重いこと重いこと

でも 沼を飛び越える時や 水たまりの丸太を渡る時は支えにになり助かった。



その 水たまりの水もギラギラした虹の様な美しさである。



昨晩の雨で道はぐちゃぐちゃの幾つもの沼、そして木の根が張りめぐっているため

つまずいたり、岩の上は滑るため慎重に歩き、倒木を跨いだり、

大木をくぐったり、と汗ダグである。



木をくりぬいて作るボートの大木もあった。



新潟のSさんは つまずいて沼にはまり半身ズブ濡れに・・・

また 滑ってずり落ちた方、片足ズッポリ沼にはまったり・・・と大変である。

半分あたりまで歩いた時 夫が「苦しい、具合が悪い・・・・」と言いだした。



残りの半分は急な坂道で 四つん這いで登る所もあるとのこと

夫は「苦しくて歩けない」とのこと、これはえらいことになった、

どうしょうと内心 穏やかではない。

お仲間の5人とガイドさんは先に行ってしまった。

夫は「ここで待っているから・・・」と動こうとしない、困ったことである。

添乗員さんは「ここまでせっかく来たんですから、時間を気にしないでゆっくり

登りましょう・・・」と言って夫のリュックを担いでくださるが

夫は苦しそうである。

夫は 膝が痛くなるのを心配して両膝にシッカリサポーターをしていた。

このサポータの締め付けが血行を悪くして苦しくなったようである。

用心のいいのも考えものである。

これをはずしたら苦しさも落ち着いてきたので ゆっくり ゆっくり登った。

足元には「ジャングルのキッス」と呼ばれる珍しい花が、



また 泥?で作った大きな蟻の巣も幾つも見かけた。



ジャングルの中から ゴーゴーという音が聞こえてきた。

そうです、 難行苦行の末の エンジェル・ホール の水音です。