昨日娘と2人でサンショ君を山に返しに行きました。
3個の甕のサンショ君を大きなポリ容器に移し
車の入れる山裾まで行き、そこで今度はいくつかのジッパー付きのビニール袋入れて
娘がリュックで背負って山を登りました。
娘が「長靴の方が良いよ・・・」と言うのに「だいじょうぶ!」と
山を甘くみて履き古した革靴、登り始めは良かったが
これは大失敗、雨で道はグチャグチャ
ズボンの裾は濡れた草の露でベチョベチョ
靴の中はグショグショ気持の悪いことこの上なし。
でも緑の中を歩くのは大変気持良く
足元には 虎の尾? ウツボグサ、アザミ、脇にはナナカマド等々が・・・
途中の水たまりに「ここにサンショ君のタマゴがあった所よ」と教えられ
こんな場所で産卵したサンショ君の親に驚く。
晴れれば、まして今年は雨が少ないので完全に干上がり
日干しになる所に産卵するとは・・・
池が見つからず雨あがりの水たまりに産卵してしまったのであろう。
娘のお陰で命拾いをしたサンショ君達、感謝してくれたかな?
池までは ワタクシノ足では大変遠く感じ 随分山を登った所に池はあった。
池に放ったサンショ君達の何匹かは車にゆられ、背中でゆられたせいか
静かに水に入れてもひっくりかえって仰向けのも3~4匹いたが
その内元気になるだろうと そしてみんな元気に大人のサンショ君になるように
祈って池を後にした。
ホッとする半面一抹の寂しさが残り池を去るのは後ろ髪を引かれる思いであった。
3か月間一生懸命世話をして成長過程を本当に本当に楽しませてもらった。
サンショ君達に ありがとう!