まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

スーダンの旅 その後

2009-03-31 | 日常

 こうして 私達のスーダンの旅行は終わったのである。

帰ってから ガイドのメルガニさんにインターネットで写真を送った。

彼は 大変律儀な方で返事がすぐ来るのである。

その後も 餌やりに通っている白鳥の写真を送ったり、

身近な出来事などをメールすると大変喜んですぐ返事をくれる。

彼からは勿論英語のメール、英語の出来ない私はパソコンの翻訳機能を使って

英文のメールを出すのであるが

娘曰く あの翻訳機能の英訳はいいかげんだから 見直さなくてはダメよ・・・

と言われても どこが間違っているかサッパリである。

それが分かれば 翻訳機能など使わないよ~・・・だ。

彼から来た メールも翻訳機能を利用して訳すが おかしな日本語になってしまう。

やっぱり・・・である。

夫がなんとか訳してくれることもあるが 忙しい夫に依頼するのも悪く・・・

でも 私の伝えたいことはどうも伝わっているみたいである(そう思っているだけかも)

日常の出来事のやりとりは だいたいが分かればいい・・・

しかし 約束ごとの様な場合等は困る。

そこは ありがたい事に知人に英語の先生が・・・お願いする事にした。

彼は秋頃 日本へ、そして我が家へ、来るかも・・・??

(ガイドのメルガニさんと現地の子供)

関空で・・・

2009-03-29 | 日常
スーダンの空港からドバイへ ドバイからは名古屋組4人はエミレーツ航空で名古屋セントレア空港へ、

その他関西、関東組10名はやはりエミレーツ航空で関空へ その内5名は国内線で羽田へ・・・

何故 成田空港へエミレーツ航空が乗り入れないのか?は 成田はめいっぱいで空港に余裕がないらしい。

往復同じルートで乗ったり降りたり 何とも不便なことである。成田へ乗り入れてほし~い!

関空に着き 入国審査を終え トランクを受取り税関を出ると 目の前に??? 

何処かでお会いした顔、顔 何と 大阪のKご夫妻である。

わざわざ会いに来て下さったのだ。 

それなのに国内線に乗るためたった2~3分間の逢瀬 悲しい限りである。。

そして 日本食に飢えているから・・・と 高級なおべんとう、キンキンに冷えたビール、大きな美味しいバナナ、

これまた 美味しいりんごをすぐ食べられるようにきれいに皮をむいて冷やしてある。

以前も エミレーツ航空で何処かの旅行の帰りにも同じように戴いた事があった。

行き届いた心遣いに恐縮するやら 申し訳ないやらでお礼の申し上げようがない。

当方のおみやげと言ったら 例の21個で2ドルのパン確か 5個?であった。

何とも お恥ずかしい次第である。

長くお付き合いして頂いているが Kご夫妻の様なお人柄の方は本当に珍しい・・・

といつも夫と話している。

それも 我々より10歳近く年上の 旅から何から全てが大先輩の方である。

Kご夫妻とはイエメンの旅で知り合い その後ラオスをご一緒した。

又何処かへご一緒に・・・・と言いつつなかなか実現しない。

搭乗待合所で夫と久しぶりで味わう美味しい和食のおべんとうをしみじみ感謝していただきました。

やはり 食べ物、飲み物、全て日本の物が一番美味しい! 

(ドバイの空港にて) 

スーダン国際空港

2009-03-27 | 日常
 何処となく寂しい感じの ハルツーム国際航空で出国手続きであるが

チェックインカウンターでのチケットは手書き、要を得ない仕事で時間ばかりかかりイライラする。

また マイレージのカードを提出してもサッパリ通じない・・・これが国際空港?

ここはスーダン ガマン! ガマン!

そんなとき お仲間の カメラがな~い! の声

ご本人はパニックである。

手伝って彼女の手荷物をひっくり返しくまなく探したが 無い!

最後は郵便局で撮った・・・と慌てふためいている。

添乗員は ここにきて問題が起きた・・・と 憮然として携帯で盛んに何やら話している。

バスとメルガニさんは我々を空港に送り届け(彼等は空港に入れない)帰ったのであるが

その 彼の携帯に電話を入れ バスの中をくまなく探してもらっている様である。

あった~! 座席の脇に挟まっていたらしい。 やれやれと皆、胸をなでおろした。

フイルムカメラなら いいが デジタルカメラであるから旅行中の写真全部入っており

カメラは保険がおりたとしても 思い出の記録が全て パアーである。

これは人ごとではない 心してカメラの管理をしなければ・・・を痛感した。

(空港、外観はきれいであるが 中は狭く明るくない)

スーダンの郵便事情

2009-03-25 | 日常

 空港へ行く途中で郵便局により旅行中に書いた20枚の絵ハガキを投かんした。

郵便局はお正月でお休み 郵便局の建物の脇に並んでいるポストに投かんした。

ポストと言っても どう見ても ゴミ箱 にしか見えない。

7つのポスト が並んでおり 2つはスーダン国内、2つはイスラム圏の外国、

2つがその他の外国 あと1つは???

ガイドのメルガニさんが 日本へはここに入れて下さい・・・と指定されたごみ箱 

いや ポストに投かんした。

このポストに入れ 本当に届くの? な~んか気になり心配になる。

かと言って 郵便局で出さなくて何処で出せば安心なの? である。

旅先からのハガキを楽しみにしてくれる 孫や友達に無事届く事を願って郵便局を後にした。

そして 急ぎスーダン・ハルツーム国際空港へ向かった。

追伸
この手紙 心配したとおり 帰国して3ヶ月経った今日現在 
あの時の20枚のハガキは1枚も届いていない。
切手が買えなく ガイドのメルガニさんに書いたハガキ80枚と切手代を渡して
依頼したお仲間は全部届いたとのことであった。
一生懸命書いたのに 悲し~い!


スーダンのおみやげ

2009-03-23 | 日常
 スーダンにはお土産物屋さんがゼロである。

何かおみやげにするものがないか?・・・と 

1番に思いついたのが ハイビスカスティー・・・これは珍しいからグーだ。 

これも なかなか無いのである。 道端の小さな売店のようなお店を駆け巡って

買いあさっても 全員が欲しい数だけ揃わない有様である。

分け合って何とか手に入れた。

そして 誰からともなく あの丸いパンを買って帰りたい・・・の声

これもまた お正月ということから なかなか売っている所が見つからない。

ガイドのメルガニさんが 一生懸命あっちこっち探してくれやっと道端の戸板に並べて売っているのを見つけた。

このパンが これまた不思議としか言いようがない・・・

小さい袋が1ドル 大きい袋が2ドルの2種類だけ、

空港への時間が迫り 急ぎ 大きい方を買い求めた。

空港へのバスの中で数えてみたら

1ドルの小さい袋には丸いパンが5個

なんと 2ドルの大きい方には21個 

これってどういう計算? どう考えても理解に苦しむ。

これが スーダン流計算 ってことかな? 

このパン、パンにうるさい娘にもお土産としてあげましたら
彼女曰く 天然酵母で作られており すっごく美味しい・・・とのお言葉。
粉は漂白してないし、酵母は天然、体にいいパンである。
我が家も冷凍しておき 長くスーダンの味を楽しんだ次第である。


 (ハイビスカスティー、色がきれい)



ポット形ホテル

2009-03-21 | 日常


 我々が泊まったホテルの近くに まあるいポット形の白とブルーの縞模様の建物があった。

クルーズの船からも 遠くからでもその建物の形は目立つ。

色も形も面白く 何のビルか気になって仕方なかった

ガイドのメルガニさんに聞いたら

それは リビアのカダフィー大佐の息子の所有する ホテルで最近完成したばかりとか
リビアと言えば砂漠の国 水をイメージしてブルーと白かな?

勿論 5つ星ホテルとのこと 同じ5つ星なら我々のホテルもそこにすればよかったのに・・・

青ナイル・白ナイル

2009-03-19 | 日常

 ランチの後はナイル川ミニクルーズである。

スーダンの首都ダルフールで白ナイルと青ナイルが合流している その地点に船で見に行くのである。

名前の通り 白ナイルの水は白く濁っており、青ナイルは澄んで青い。

ナイルの源流は種々の説があるが

白ナイルはブルンジの山中より発する カゲラ川がビクトリア湖に流れ込んで白ナイルの源流と・・・

青ナイルはエチオピアのタナ湖から流れ出して 青ナイルに・・・

白ナイルと青ナイルの合流点はハッキリ線が引かれた様になってぶつかっているが

自然に混ざり合って 流れ流れてエジプトを通り地中海に・・・

ナイル川は全長6690km とてつもなく長く大きな川である。

中華のランチ

2009-03-17 | 日常

 スーダン最後の日の観光である。

今日の観光は 国立博物館~スーダン独立の英雄マフディとその一族の家~

マフディーの砦などの見学後 中華料理のランチである。

店のスタッフは全て中国人 中華と言ってもここはイスラムの国スーダン 豚肉は流石出なかった。

スープ、野菜炒め、エビチリ、チャーハン、ビーフン等 何となく馴染みの味の料理であった。

誰も最後は 杏仁豆腐だ~! と楽しみにしていたが 最後まで出てこなくて ガッカリ。

帰りがけに ショーケースの棚を見たら オッ! 日本のワサビだ! 

よ~く見たら S&A 日本風味 何とも紛らわしい名前の商品である。

やはり 中国のすること・・・である。


ホテルのディナー

2009-03-15 | 日常

 スーダンに到着して最初に泊まったホテルへ戻ってきたのである。

今までと違いホテルで立派なディナーである。

パキスタンで買ったアイボリーにグリーンの刺繍がしてある豪華なパンジャビー・スーツで最後の晩餐である。

スーダン最後の夜・・・という事もあり 思いっきり豪華な食事が出たが・・・

誰もお皿に山盛りの料理が殆んど手つけずで残っている。

ホテルの料理が美味しくない・・・と言うわけではないが何故か誰も食が進まない様だ。

殆んど手つけずのお皿を下げてもらい

次に 一人一人に山盛りのフルーツ、そして一人分4個のケーキが出てきた。

これらも ホテルに申し訳ない位の残し様である。

同行のコックさんが作ってくれた 簡単、シンプルな料理の方が口に合うのか???
以前 リビアの砂漠の旅の時も 全く同じ経験をしたことがある。

人間の口と言うものは どうもシンプルな料理の方が美味しい・・・ってこと?

ハエがいても 開放的な場所で食べる方が 粗末なものでも美味しい・・・ってこと?

今回の旅で体重2キロ増えた人、2キロ減った人(私) 何故かな??

(一人分のフルーツとケーキ)
 


スタッフとの別れ

2009-03-12 | 日常

 コックさんの最後のランチを 屋根のあるドライブイン? を借りて食事したが

ナイル川に近くなってきたからか ハエがわんさか・・・である。

アルミ泊のかかった大皿から脇をめくりあげて取り分けて食べるのであるが 

左手を盛んに動かしてハエを追いはらいながらの食事である。

大口を開けて食べればハエが口にも入りそうである。

マスクして食べたら・・・なんて 本当とも嘘ともつかない バカげた冗談を言いながらの食事であった。

スタッフ最後の食事とあり デザートには豪華に?バナナが出た。(今まではデザート無し)

ハルツームのホテルへ着けばランクルともドライバーさん達ともお別れである。

ランチの後 彼等スタッフ一人一人から心温まる別れの挨拶をいただいた。

会話は出来なくとも心は通じて何不自由なく理解し合えた毎日

心があれば言葉は無くとも 通じる・・・を痛感した日々であった。