まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

ブライスキャニオン

2009-08-30 | 日常


 またもや ここでも きれい! 美しい! 素晴らしい! の連発である。

自然のなせる技の凄さに感心しきりである。

何と表現してよいか 広大な広さのすり鉢状の地形に 石柱の林である。

石柱の1本1本が仏様の様だったり、お地蔵様の様だったり、動物の様だったり

雲の形と同じで 見る人の見方で色々なものに見える不思議。

真っ青な空に 赤、橙、白の岩の色彩と侵食のなせる奇跡が見事な風景を見せてくれる。

ブライスキャニオンは地球上で最も土柱が集中している場所の1つである。

本当に 本当に 不思議な世界である。

自分と言う一人の人間の存在なんてあまりにも小さすぎて それを忘れてしまうかの様な眺めである。

ハイキング用の道しるべのある歩道があるが 冬は雪の為かんじきが必要とか。

海抜2400~2700mと言う高度と澄んだ空気の為、日の出と日没の美しさは格別である。

ホテルを出たり入ったりと何回となく眺めたが 見あきる事がない眺めである。



ブライスキャニオン到着

2009-08-28 | 日常

 ここは連泊 気分的にホッとする。

ここも グランドキャニオンと同じく公園内のホテル、ロビーも何もない。

二階建のアパートみたいであるが、部屋はホテルである。

食事は300メートル位離れたレストランへ・・・

でも ここのレストランはバイキングになっており 料理もグー、アルコールもOK

バイキングは 胃袋より 目が食べたい・・・と言うので困る。

お皿にチョビチョビほんの少しづつ取る事にしている。

デザートもケーキ、フルーツ、アイスクリーム、何でも有り・・である。

しかし 何処の国へ行っても ケーキを取ったことがない。

嫌いではないが 何故か? どうも別腹を持たない人間の様である。


アンテロープキャニオン

2009-08-26 | 日常
 ダムの見学後 しばらく走った所で アンテロープキャニオンへ行く専用の車に乗り換える。

この車 小型トラックの荷台の真ん中に縦に背中合わせのベンチが一列

この車で 30~40キロの距離を猛スピードで走る。

速度は150キロをゆうに超えていると思われる。

そして 舗装道路からはずれたガタガタ道を ここでも土煙りを巻き上げて猛スピード、

眼鏡が飛んでしまいそうで必死で押さえた。

着いた所は何の変てつもない 小高い岩山の場所??

ここがアンテロープキャニオン? 

アンテロープキャニオン自体を私の知識の中ではあまり理解していない名前であった。

現地ガイド(ドライバーさん)について岩の割れ目に一歩入って わあっ~~~!! 驚きである。

天井の岩の隙間から差し込むやわらかい光が 流線型をした岩肌を照らす。

一番美しく見える時間(お昼前後)に合わせての到着、この気配りが嬉しい限り。

何と表現していいか その美しさには言葉を失い、目を見張るばかりである。

神秘的と言うか 幻想的と言うか とにもかくにも 素晴らしい! 美しい! 綺麗!

どんな言葉にも勝る眺めである。

この美しさを撮るのは いくら立派なカメラでも無理だろうと思う。

やはり肉眼でないと・・・しっかり脳裏に焼き付ける事にした。

アンテロープの名前は 鹿に良く似たアンテロープと言う動物がいる。

確か ボツワナのチョベ国定公園で見たがやわらかいブラウン色の濃淡の美しい動物であった。

色がその動物に似ているところから この名前が付いたとか・・・

それにしても 美しい、 綺麗、 素晴らしい!!!

 






グレンキャニオンダムとパウエル湖

2009-08-24 | 日常

 モニュメントバレーを後にして 向かうはアンテロープキャニオンであるが

途中 グレンキャニオンダムを見学する。

このダムは ほとんど植物の生えていないピンクと赤のサンドストーンが削られて

出来た砂漠地帯の崖、メサを流れるコロラド川をせき止めて造られた人造湖(パウエル湖)である。

ダムの高さは216M、幅は475M パウエル湖の周囲の距離は3040キロ

アメリカ国内で2番目に大きな人造湖である。

(ちなみに 日本の黒部ダムは 高さ186M,幅は492M)

ダム建設中に発見された 恐竜の足跡が展示されていた。

ここに来る途中 大きなモーターボートをのせた車を何台も見かけたが それが分かった。

遊び好きのアメリカ人が パウエル湖でモーターボートを乗り回すのである。

上流へ行くと 素晴らしい景勝地があるようだが 

我々は橋の上からダムの上流、下流を眺めただけであった。


モニュメントバレーとは

2009-08-20 | 日常

 アメリカ西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる一帯の名称である。

メサと言われるテーブル形の台地やさらに侵食が進んだビュートと言われる岩山が点在し

あたかも 記念碑(モニュメント)が並んでいるかのような景観からこの名が付いた。

古くからマバホ族の居住地域で、居留地となった現在では一般に開放する形で公開されており

ナバホ族の聖地とも呼ばれている。

遺跡が多数発見されていることから 古くから先住民が存在したのは確かだが

西暦1300年頃を境に先住民は姿を消しているとか・・・

その後 年代は不明だがナバホ族が定住するようになり

19世紀半ばの「ナバホ・キャンペーン」「ロング・ウオーク」と呼ばれる

白人による略奪、迫害を経て現在に至っている。

ナバホの先住民は 直径4メートル位の半円形のまんじゅう形の土で作った住居に住んでいる。

でも 若者は今風の家に住むがお年寄りは昔からの土で作った家で生活をしている。

中国内モンゴルの知りあいを訪問した時も 

彼女は見渡す限り草原の真ん中のゲルでラクダの乳で育ち

隣のゲルまでは40~50キロ、水汲み場までも30キロあるとか

その家(ゲル)を訪問したわけである。 

最近 ゲルの隣に若夫婦は今風の家を建て住んでいるが、

おじいさんとおばあさんは家のすぐ隣のゲルで生活していた。

生まれた時から住んでいるゲルの方が快適だ・・・と言っていたが

昔の住居の方が理に叶っていて生活もしやすい?? 様に拝見した。

やはり ナバホのお年寄りも同じでしょう。




モニュメントバレー

2009-08-18 | 日常

 日中の暑さに比べ 朝はとても寒い。

しっかり着込んで トーテムポイントの日の出を待つ。

今回の旅は日の出観賞、サンセット観賞がやたらと多い。

サービス精神には感謝するが いつ寝かせてくれるの? と言いたいくらい、

日の出は何処で見ても同じのはずであるが やはり背景で景観は変わる。

ここでは トーテムポールの名のモニュメントのシルエットを背景にしての日の出である。

珍しい形、面白い形のモニュメントがあっちにも こっちにもあるが他は何もない。

ジョン・フォードポイントにも立つ。

ここは 映画監督のジョン・フォードが「駅馬車」や「捜索者」そして「黄色いリボン」など

ジョン・ウエイン主演等の西部劇の舞台として多数の映画撮影を行っている。

(これらの映画は 私が生まれる前~幼い頃のものであり 成人してから テレビで見た次第である。)

監督が好んで映画のカメラを設置した モニュメントバレーを一望できる場所は

ジョン・フォードポイントと呼ばれ有名なビュースポットとなっている。


超 美味しいディナー

2009-08-16 | 日常
 レストランで勢ぞろいしてのディナーであるが期待しないことにした。

今日は日本食があります・・・と添乗員さんのお言葉??

オオッ・・・象印の炊飯器があり炊き立てのご飯とみそ汁もある。

ヤッホー! ヤッター! の気分である。

ホテルのスタッフが我々のためにお味噌をはるか遠くまで買いに行ってくれたとのこと 感謝! 感謝!

山盛りのサラダ これには驚き

それは ブロッコリー、カリフラワーが生である。

日本では ブロッコリーやカリフラワーを生で食べることはしない。

生で??? 内心気持はひけたが 口にして見たれば全く抵抗が無い。美味しい!

手間要らずであるから 日本に帰ってからもこれでいくか~・・・

そして メインディッシュの大きなビーフステーキが出た。

1枚が300~400グラムあるだろう、あまりの大きさに 夫と半分ずつ食べることにして 1皿は返した。

お味は・・・と言うと

これがまた焼き加減は好みのミディアムレアーで肉も柔らかく味もいい 凄~~~く美味しい。

松阪牛? 仙台牛? の次くらいかな?

そうか 此処はナバホ族の地、アメリカ人とは味付けも違う様だ。

やはり ナバホ族は我々と同じモンゴロイド、味覚も共通しているのかな?

生き返った気持ちであった。

いざ モニュメントバレーへ!!

2009-08-14 | 日常

 グランドキャニオンのデザートビューポイントを観光した後

一路モニュメントバレーヘ向う。

バスの中は涼しいが 太陽の下は焼けつくような暑さである。

気温は40度近くあるが空気が乾燥しているため日影はとても涼しい。

途中暑さの中 西部劇映画の舞台に使われた家(今は資料館)を見る。

当時の写真も貼ってあり 家の中は当時の映画場面そのままである。

そして ホテルへ・・・

今日のホテルは 新築のホテル 部屋も立派で快適である。

部屋の中からも ベランダからもきれいなモニュメントが見えて

その素晴らしい景色に 感激!

やはり此処もコーヒーサイホンの設置 湯沸かし器は無し・・・

ホテルのフロントもレストランも働いている全ての人が 何処かで見た顔つきである??

そう! 日本人にそっくりである。日本人より少し肌の色が濃いかな?と思うが・・・

彼等は 昔からこの地に住んでいるナバホ族 我々と同じモンゴロイドである。

だからでしょう、ここにいると アメリカに居る・・・と言う気が全くしないのである。


グランドキャニオンの観光

2009-08-12 | 日常

 グランドキャニオンをセスナ機で飛行して見てみたい!・・・と思い

料金は少々お高くとも仕方がない・・・と期待していたが

あまりにも事故が多くて 遊覧飛行は禁止となった・・・とのこと、残念!

もっぱら歩いての見学である。

峡谷を下り滝や川の方まで行った人もいたが 

足に自信がない我々夫婦は途中で引き返し 

木陰で韓国の観光客の青年とおしゃべりしたりして過ごした。

眺めの良い高台にある木造建築の立派なホテルを見学 しただけ・・・

このホテルは 日本の皇太子さまもお泊りになったホテルとか。

我々もこのホテルに泊まりたかった~、 食事も美味しいだろうに・・・

木造のグランドキャニオン鉄道駅舎を見たりもした。

マーサポイントにて朝日鑑賞、ブライトエンジェル・トレイルのハイキング、

西側のポピポイント、ヤバパイポイントでの夕日など

グランドキャニオンを満喫した1日でした。

万歩計は1万をゆうに超していた。



グランドキャニオンとは・・・

2009-08-10 | 日常

 Grand Canyonはアメリカ、アリゾナ州北部にある峡谷で

コロラド高原がコロラド川の侵食作用によって削り出された不思議な自然の造形である。

先カンブリア時代からペルム紀までの地層の重なりを目の当たりにしたわけである。

グランドキャニオンの起源は今から7000万年前 この一帯を含む広い地域が

地球の地殻変動により隆起したものが 約4000万年前 雨水を集め流れ出して

コロラド川の侵食が始まった。

現在見られるような峡谷になったのは約200万年前とか、

最古でおよそ20億年前 原始生命誕生時の地層を 今なお侵食しているとの事である。

あまりに 遠い 遠い過去の話でピンとこない。

ただ ただ 凄い! 凄い! と眺めるだけである。


グランドキャニオンには悲しい思い出がある。

それは 確か娘が高校を卒業した年の夏、娘の高校3年の時の担任の先生が

この グランドキャニオンのコロラド川で事故で亡くなられた。

高台からコロラド川を見下ろし 心の中で手を合せました。