まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

中国資本のホテル

2017-02-28 | 日常
薄暗くなった頃ホテルに着く。
しかし このホテル 
だだっ広い運動場を幾つも
合わせたような広さの中心に
フロント、レストランの建物があり
部屋と部屋へは歩いて行けない程
離れている。
食事の時間になると部屋ごとに
車が回って乗せていくのである。


一人部屋のワタクシはチョッピリ不安を
覚える。
部屋は一応湯が出るが シャワーの蓮口が
天井ほど高い所にあり湯が飛び散ってしまい
上手く洗えない有様である。


洗面器を持参したが民家訪問の時
差し上げてしまったのを後悔する。
それでも 何日ぶりかのシャワーにて
頑張って髪や身体を洗った。


このホテルの全て(エアコン、テレビ、トイレ、洗面台等々)が
全部中国製である。
ホテルの設計も中国だと思う。
でなければ このようなつまらない
設計はしないと思うから・・・

リモコンから外れていた電池
日本の SONY の真似でしょう
この手合いの商品を世界のあちこちで
見かけます。




備え付けのサンダルの凄さには驚くというより
笑ってしまった。
ご覧あれ


登り5時間半もかかるエルタアレ火山
よく登れたもの・・・これもお仲間の
協力のお陰、下りはお仲間にストックを
借りた そんなわけで
この日のディナーのビール、ワインは
ワタクシの おごり 
外のテラスで満天の星のもと
楽しい夕食であった。











エチオピアで接触事故

2017-02-26 | 日常
アフデラ塩湖の塩の山を見た時から
お土産にする 塩 がほし~い・・・と
添乗員さんに頼んだので
途中の小さな町で車を止め
塩を捜し歩いてくれたが
売り物の塩は見つかりません。

そんな時 バックしてきたダンプが
ワタクシの乗っている4WDにドカーンと






人だかりがして車の中を物珍しいものを
見るかの如く覗かれ 有名人はこんな感じかな?と


ああだ、こうだ、と揉めまくり結局警察署へ
何と警察署の敷地はザグザグの塩が
敷き詰められている。
これでは 塩なんか売っているはずがない・・・
を納得する。

警察署は写真を撮るわけにいかないから
写真はないが、面白い光景を眺めた。
警察署の入り口や土間や軒先でゴザを敷き
警察官たちがトランプゲームをしたり
昼寝をしたりと日本では考えられない光景です。

警察官や学校の先生などの公務員は
給料5000円とか
我々の現地ガイドさんは
教師をやっていたがもっと
高い収入を・・・・とガイドになったとか
ガイドは1日5000円もらえるから・・・と
彼は相当リッチな生活をしていると思われる。

エチオピアの温泉

2017-02-25 | 日常
ランチは小さな町のレストラン?と
言うより 食堂 いや 掘っ建て小屋と
言った方が似合うかも




インジェラと羊の肉の炒め物です。
ホークもスプーンも使いません。
手づかみで食べる、これが当たり前です。




クレープの様に薄くしっとり焼いたクラープを
ちぎり肉を包んで食べますが
彼らは器用に右手、右指しか使いません。
肉の味付けは最高、ちょっと酸味のあるインジェラと
一緒に噛む味はとても美味しいです。




我々のはインジエラがオシャレに
くるくる巻いてあるが
現地の人のはお皿に広げたインジェラの
上にお肉がドーンと・・・
現地の人のをつまみ食いさせてもらったら
いやいや 我々のより断然おいしい。
オレンジ色のはトウガラシの粉です。
これを付けると これまたおいし~い
野菜類は一切なしです。


我々のは上等なお肉、
彼らのは内臓なども入っており
「こっちのほうがおいし~い」と
添乗員さんにだだをこね
後日出してもらう約束をする。

ランチ後アフデラ塩湖へ、
ラクダを沢山見たアザレ塩湖とは
違い塩田式塩湖で塩の山が車窓から
沢山見えました。






温泉に着いたが 何のことはない
露天風呂?と言えば聞こえはいいが 池 である。
脱衣場がないので足湯だけにしたが 水着を着た人は
狭い車の中で着替えるのに苦労していた。








そしてホテルに・・・



砂漠の民

2017-02-23 | 日常
荷物をまとめ9時30分出発
溶岩台地をひた走り
と言っても スピードは出せない
ガタガタ道です。





途中民家を訪問して
彼らの生活の一端を見せて戴きました。
遠くから汲んでくるわずかばかりの水の生活
水分はヤギの乳でとるとのことでした。





















下山

2017-02-13 | 日常
夜中の3時半モーニングコール
いや モーニング声がけにて起床
4時15分暗い中下山です。

溶岩の岩場を下るのは
登るときより神経を使います。
滑り落ちたり、転んだりしたら大変です。

6時半ごろから日の出です。
一面の溶岩台地は地球上とは思えない
光景です。




歩けど、歩けど、なかなか小屋が
見えてきません。
足は何となく千鳥足になったような感じ。


やっと かすかに小屋が見えてきましたが
これまた なかなか辿りつけません。








やっとの思いで小屋に着いた時には
抱き合って喜びの歓声でした。


小屋に着くと 我々を追い越して
帰ったチュチュさんがパンケーキの
朝ごはんを用意してくれていました。

火山頂上までの往復 よくも我が足で
歩き切ったものだと信じられない
気持ちである。
これも 押したり引いたりしてくれた
目に見えない大きな支えがあったからだと
思わずにはいられません。

頂上の一日

2017-02-12 | 日常
新しい溶岩の上を歩くと
まるで霜柱の上を歩くようで
靴底でサクサク音がします。

よく見るとガラス繊維の様なものが
溶岩の表面をおおっている。
溶岩が噴火しているのが
明るい昼間でも見えました。














お昼ご飯はチュチュさんが炊いてくれた
ご飯に添乗員さんが日本から持参した
レトルトのカレーです。
疲れた身体には日本のカレーは
大変おいしかったが
その後が大変 お腹がまた・・・・
後悔先に立たず・・・である。

午後は石積みの立派なホテル?で
横になったり、おしゃべりしたりと
楽しく過ごす。

薄暗くなるころから
煮えたぎっている溶岩が吹き上がって
いるのが昼間より 近くに感じられ
音も聞こえます。


エルタアレに行くまでは
溶岩が煮えたぎっている状態を
どんぶりに例えると
どんぶりの縁に登ると
どんぶりの底で溶岩がぐつぐつ
煮えたぎっているのが見えると
思っていたが


3年前の噴火で溶岩はどんぶりの縁まで
溢れ流れ出ていたのです。
この状態を寝ている石積みの隙間から
一晩中でも見ることが出来
これもまたラッキーだったかも・・・







この エルタアレの頂上で
3年前フランスのグループが
ゲリラに襲われ3人打たれて死亡
何人かが連れ去られた事件があり
夕方からは我々4人の警護に
12人の軍隊? 兵士? 警察?が
一晩中警護してくれました。




(今回の旅行も最初から危険地帯と言う
のは外務省から出ていましたが
出発の1ヶ月前に危険度が
1つ上がったという連絡はきていました。)

この写真の様なのが見えると思っていましたが・・・
この写真は拝借のもの



エルタアレ火山の頂上で

2017-02-10 | 日常
念願のエルタアレ火山の頂上です。
これが今夜のホテルです。
天井を見上げれば 渡した木の棒に枯草が
日よけにもならずお日様がサンサンと照りつけ
暑い暑い・・・






足首、脛などにバンテリンを塗りまくり、
湿布を貼りまくりました。
疲れた足を保護するためです。


チュチュさんが朝ごはんを用意して
くれておりそれをいただく、
缶づめのパイナップルやオレンジ
がどんぶりにいっぱい、それと
添乗員さんがインスタントみそ汁
を・・・・各自好きなのを選ぶ。


一休みにて頂上の探検です。
3年前に大噴火した真っ黒い
溶岩がまるでゴムを溶かしたような
感じでこの世の景色とは
思えない眺めです。





















徒歩5時間半

2017-02-07 | 日常
石積みのホテルを出発して
歩き始めると 砂漠の様な砂地

少し歩くと枯野を歩く感覚です。
間もなく溶岩台地の岩場です。

足元のみを照らし慎重に足を運びます。
登山靴を履いてはいるが捻挫したり
くじいたりしたら大変です。


先頭を歩く道案内人、銃を持ったレーンジャーが
我々の前後に、現地ガイド、添乗員、
お仲間の大きなカメラ2台を背負う
カメラ専用ポーターと後は???
真っ暗で何人なのかよく分かりません。

シャシャ・・・・と聞いたことの無い音?
ライトを照らすと 1メートルくらいの蛇
毒蛇とのこと 
レーンジャーが銃の柄で叩き殺してしまった。

暫く進むとまた同じ蛇、また同じように殺して
しまった。
可哀そうだが我々を守るために・・・・





3時間半位歩くと夜が明けてきた頃
初めて腰を下ろして休むと
添乗員さんが寝ないで用意されたであろう
五目御飯のおにぎり 久しぶりで口にした
食べ物 お腹の為によく噛んで
とても美味しくいただきました。




途中コックのチュチュさんや
我々の荷物を載せたラクダが
追い越していきます






エル・タアレ火山の頂上へ着いたのは
8時半、少し休憩しましたが
5時間半の歩き、よく歩けたものと
我が足に 金メダルをあげたい気持ちでした。





夜中の登山

2017-02-05 | 日常
午前2時半 モーニングコール、
いや モーニング声がけで起床です。

水もなく顔を洗うことも出来ず
濡れテッシュで・・・
手さぐり状態で一応化粧をして

午前3時出発です。
登山に必要な荷物はリユックに
飲み水1リットル、カメラ、
膝足が痛くなった時の為の両膝と両足首のサポーター、
湿布薬、虫よけ用品、寒い時のための薄手ダウン、
勿論 パスポートと貴重品、
チョッとした飴、菓子類をリュックに入れ背負う。
足は勿論登山靴です。

実を言うと前々日から酷い下痢になり
前日のラーメンは勿論 ホテルの夕食から
4食を口にしておらず水のみの有様
お仲間の1人(この方は登山はせず石で囲ったホテル?
で待つ人が下で一緒に待とうと)
登山は止めた方がいいという。

何も食べていないのに不思議と身体はシャンとしている。
この日の為に足を鍛え頑張ってきた。
何としても登らなくては・・・・の思いである。

頭にヘッドランプをつけ
真っ暗闇をヘッドランプで足元を照らし
登山の開始です。



今晩のお宿

2017-02-02 | 日常
溶岩台地の悪路をひた走ります。
途中でランチをしたり
勿論青空トイレストップしたり
男性アファァール人(アフロヘアに巻きスカート)
のフワッションを楽しんだりした。


夕方に今夜のお宿に到着です。




これが今夜の高級ホテルです。
地べたにゴザを敷き薄いマットに
寝袋です。
一人部屋希望であってもお構いなし
3人でザゴ寝です。


我々の荷物を運んでくれるラクダも
待機しています。






夕ご飯は添乗員さんが作ってくれた
ラーメン、誰もがうどんだと思って食べた。