エンジェル・ホールの名は「天使の滝」という意味ではない。
現地名を「ケレパクパイ・メル」または「パラクパ・ヴェナ」と呼ばれ
ペモン族の言葉でそれぞれ「最も深い場所の滝」「最も高い所から落ちる滝」と言う意味。
ベネズェラ人探検家が1910年の報告が最初らしいが、発見された時期は定かでない、とか。
世界的に知られるようになったのは、
1937年金鉱山を探しながら飛行機を飛ばしていたアメリカ人探検飛行家、
ジェームズ・クロフォード・エンジェル・マーシャル(ジミー・エンジェル)の紹介による。
彼の一行はアウヤン・テプイに着陸したが、再離陸が出来なくなり
そのため飛行機に同乗していたジミー・エンジェルとその妻、2人の地質学者の計4人は
11日かけて徒歩で降りる羽目になった。
この時 気丈な奥さんの号令でこの行動をとったとか、(以前テレビでやっていた)
その時 この滝を発見したそうです。
つまり エンジェル・ホールの名前の由来はこのジミー・エンジェルの名にちなむものである。
アウヤン・テプイの頂上台地に置き去りにされていた彼の飛行機は1970年
ベネズェラ軍によって回収、保存されている・・・とのことである。