郵便局を過ぎて暫く走ると国境である。
スワジランドを出国して 南アフリカへ入国するわけであるが
緩衝地帯で待っていても南アの、迎えのバス、ガイドが来ていない。
いくら待っていても来ない、日本の様に携帯で連絡を取ることも出来ない。
これでは・・・と南アの入国手続きをしてスワランドのバスでそのまま進む。
本来なら 国境を越えて行くことは、絶対出来ないことであるが特別のことらしい。
相当走った所で 行き違いになったら大変というY字路で待った。
さんざん待って着たバスは(相変わらずミニバス)トランクを入れる牽引車がない。
狭いバスの後ろの座席にトランクを積み込み ギュウギュウで乗りこんで出発する。
しかし ここからが大変、先が長いため お昼は途中の町のフワーストフード店にて
インスタントご飯にふりかけなどをかけて簡単にすます。
ホテルに着くのは夜遅くなる・・・ということで大きなオープンサンドイッチを
ひとり2こずつ買い込んで先を急いだ。
目的地に向かってひた走るのであるがなかなか着かない。
走るバスの中で夕ご飯のオープンサンドイッチを食べながら先を急ぐ。
トイレはガソリンスタンドのを借り、ドライバーさんの休憩を少し取ったりした。
止まっていたパトカーはボンネットにPOLICEの文字が裏返しに書かれている??
そうなんです、追いかけられた時などバックミラーで見るとちゃんと
POLICE の文字が正しく見えるわけ・・・・
な~るほど考えている~・・・と感心する。
外は真っ暗、ドライバーさんもガイドもホテルへの道が分からないらしい。
ホテルへ電話(携帯は通じた)して道を尋ねるが 真っ暗の上 建物は無いし、
目印になる様なものが全く無いから 何処にいるのか尋ねられても説明が出来ない。
めくらめっぽう進んでいたら 明かりが見えて来た。
皆でよかった~・・・・とホッとして時計を見たら、何と午後11時40分であった。