まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

十九番 革堂行願寺

2016-05-31 | 日常
京都御所の新緑の森を車窓から眺めながら次へ・・・・

第十九番 霊ゆう山(ゆうの字が見たことない漢字で検索しても出てこない)
皮堂行願寺(こうどうぎょうがんじ)ご本尊 十一面千手観世音菩薩




寺を送検したのは行円と言う平安中期のお坊さん

若い頃狩りが好きだった行円は腹に子供がいた鹿を射止めてしまい
殺生への後悔から出家して、命の尊さを忘れまいと
お経を書いた母鹿の皮を常に身にまとっていたので
いつしか 革聖 と呼ばれるようになりその革聖が建てたお堂ゆえ
寺号に革堂の名がついた。




格天井の171面に花鳥は見事なものであった。

十八番 六角堂頂法寺

2016-05-30 | 日常
京都の街のど真ん中、京都駅を背にして真っ直ぐ進むとこのお寺がある。
立派なビルに囲まれたように建っているお寺

第十八番 紫雲山 六角堂頂法寺 ご本尊 如意輪観世音菩薩






地元の人々から「六角さん」と親しまれているお寺
聖徳太子開創の古刹である。
境内には聖徳太子が沐浴したと伝わる池があるがコンクリートで造られた
四角い池は何か不自然であった。


池のほとりに小野妹子を祖師とする僧侶の住坊があったことから
「池坊」(いけのぼう)とよばれ華道の 池坊の家元である。
立派な何棟ものビルも全てお寺のもの? 池坊の家元のもの?であった。


ビルのガラス張りのエレベーターでのぼると お寺の名前の由来でもある
六角の本堂の屋根がきれいに見えました。

二十一番 穴太寺

2016-05-29 | 日常
何回聴いてもこのお寺さんの名前が覚えられない。
穴太寺(あなおじ)何としても読めないからか覚えられないのは皆同じであった。

第二十一番 菩提山 穴太寺 ご本尊 聖観世音菩薩


身代わり観音と呼ばれる由縁は
平安時代 土地の郡司が 仏師に謝礼として渡した愛馬を取り戻そうと
命を狙った際に 聖観音が仏師の代わりに矢を受けて彼の命を救い
郡司が罪人になることも防いだ・・・と言う霊験譚
「今昔物語集」等で語られてきた不思議な物語が持つご利益は
は今なお多くの信仰を集めているとのことでした。




本堂の中に明治に本堂屋根裏から見つかった木彫りの釈迦涅槃像は自分の悪い所
痛いところをなでると良くなる…とのことで かけてある布団に手を差し入れたり
めくったりして 誰もが撫でまわすので 涅槃像はピカピカ、ツルツルでした。

二十番善峯寺

2016-05-27 | 日常
札所順に巡るわけではなく 道順として巡るため順序がバラバラです。
巡拝順に記録します。
ここの写真も消去しており・・・・

第二十番 西山 善峯寺 ご本尊 十一面千手観世音菩薩

山腹に伽藍が点在し洛西唯一の眺望の このお寺は
徳川綱吉の実母、桂昌院の墓所がある寺である。
八百屋の娘とにて生まれた桂昌院が時の将軍の母となったことから
桂昌院の両親が信仰していた 薬師如来が薬師堂に祀ってあり
今でも 玉の輿や出世のご利益がある・・・とお参りする人が絶えないようである。
我々一行は 玉の輿も出世も望まなく、ただひたすら健康のみ祈っていた。
一人宝くじが当たるように・・・・の人がいましたが。




樹齢600年の「遊籠の松」は天然記念物に指定され左右40メートルに枝を伸ばしている。





門の作りが変わっており 写真の様に門の屋根から入母屋の様に造られて
いるのは 天皇家にゆかりのある寺のみに許されている造り方とのことです。
手入れされた広い境内は新緑が目に染みる美しさです。
モリアオガエルのタマゴも見かけました。



西国三十三観音後半

2016-05-26 | 日常
西国三十三観音巡礼 無事打ち終えて帰って来ました。

後半の最初の札所は知る人ぞ知る いや 知らない人はいないお寺です。

第十六番 音羽山 清水寺 ご本尊 十一面千手千顔観世音菩薩
(ご本尊は33年に1度の御開帳の秘仏で見ることは出来ません。)

新幹線で京都駅を降り 待っていたバスに乗り込んで走り出したがこれが大変
修学旅行シーズンとあり目的地へのバスが数珠つなぎ、バスが動かない状態です。

チョビリ、チョビリ進みながらなんとか目的地駐車場へ
そこから清水の坂を歩きますが この通りが
学生と、中国人観光客がわんさか
ニイハオ言葉が飛び交っています。

日本の着物を着ているのは100パーセント中国人の女性です。
でも 着物はキレイに着せてもらっているし歩き方も内股加減でなかなか上手に歩いています。
日本の女性の浴衣で歩いている時、蟹股歩きが気になったが 中国人の方が歩き方上手かも・・・

清水の舞台から眺め、下から眺めたる舞台の足元を139本の束柱で支える構造は
大胆で構造美の美しさに見とれました。

何と何と 写真がありません。
アップしようとフォルダを開いたら 写真が無いのです。
デジカメのメモリーも今回に限って消去してしまったのです。
何故か一番沢山写真を撮った清水寺だけありません。トホホ・・・・
どうでもいい写真、これ1枚だけです。

西国三十三観音遍路

2016-05-14 | 日常
明日から西国三十三観音巡り後半に行ってきます。

今の時期 畑が忙しく何日か家を空けるとなると大変です。
今日は気合を入れて買ってきていた 苦瓜、きゅうり、モロヘイヤ、等々を植えました。

それとプランターのビオラが終わり近くなり元気がなくなってきたので、
今までキレイな花を楽しませてくれたことに感謝してかたずけました。
次はサフィニアを植えました。

かわいいドウダンの花です。             

婿殿

2016-05-12 | 日常
最期のお寺は 名前を忘れてしまいました。
行くことを連絡してあるのに 本堂にも庫裏の方にも姿が見えず
添乗員さんがばたばた探していたら何処からか住職さんが出てこられ
本堂へ案内して戴いた。




住職さん曰く「申し訳ありません、本日住職が出かけておりまして
副住職の私が・・・・」
あまり良く聞き取れない囁くような話し方、色々話されたが聞き取れない有様。

だだ聞き取れたのは「住職は私の妻で 私は婿養子で副住職でして・・・・」とのこと。
そ~か~、この様なおとなしそうな人でないと婿にはなれない?
ならない?のであろう・・・と思った次第でした。

三陸海岸沿いを1日移動したが3:11の復興はまだまだで
いたるところに土がもってあるのと、よく分からない護岸工事が気になりました。

ぶっちゃけ寺

2016-05-11 | 日常
遠浦山 松岩寺 
30歳?31歳とかの若いお坊さんが出迎えて下さり
本堂の椅子席に案内され、お寺の歴史などのお話を聞く。




そしてこのお坊さんテレビの ぶっちゃけ寺 に出たとかでその時の事
壇蜜さんがどうのこうの・・・・と
流石 テレビにそれもぶっちゃけ寺に出るお坊さん、弁舌さわやかに立て板に水の如しであった。

しかし あの番組シッカリ見たことはないがそれぞれのお坊さんが自由に話しているとばかり
思っていたが、何と立派な台本があり話すことが決まっているのには驚いた。
その台本も見せて戴いた。

このお寺は歌人そして国文学者の 落合直史 の菩提寺でもある。
元の名を 鮎貝盛光 
昔 耳にしたことがある歌 桜井訣別「青葉茂れる桜井の 里のわたりの夕まぐれ・・・・」は
彼の作詞である。
落合直史の子孫の鮎貝さんは子供が幼稚園の時一緒であったことを思い出した。



ご本尊様を背負って・・・

2016-05-10 | 日常
三陸海岸に近い所にあるお寺 施福寺 

新しい造営されたばかりに見えたお寺 まじかに海が見えます。
3:11で流され新築されたのかと思ったら、その3年前に建て替えたばかりだったとのこと
3;11で流されはしなかったが 本堂の高い天井近くに「3;11水位地」のしるし
本堂の中は瓦礫の山だったと震災の写真も展示してあった。


マスコミで「和尚さんはご本尊を背負って逃げて守った・・・」と報道され話題になったとか
和尚さんの話では「あれは真っ赤な嘘です。瓦礫の中から掘り出しましたが・・・」でした。


この和尚さんチョッと気になりました。
黒い着物を着て首から胸に袈裟をかけておられますが、
太いゴールドの喜平のネックレスに長方形のペンダントヘッドが胸元にバッチリ
右手首にも幅のあるゴールドのブレスレット
でっぷり太った和尚さん、な~んか??? お坊さんらしくないお坊さんと思いました。



秘仏御開帳

2016-05-09 | 日常
昨日 登米市の「奥州柳津虚空蔵尊」と数か所のお寺参りに行ってきました。
一昨日夜 友人から「夫と行く予定が夫が行かれなくなったから行かない・・」の
電話、その様なわけで急遽行ったわけである。

33年に1度の秘仏御開帳これも夫が友人を通しての母の日のプレゼントだったのかな?










虚空蔵菩薩 は夫の守り本尊でもある。
夫がその昔(まさかの33年前??)に何かの集まるで行ったようである。
その時のものである 大きなしゃもじ が今も納戸にある。

ご本尊の秘仏は大きくなく遠い壇上であるからお顔が真っ黒で顔だちが全くわからなかった。

境内には虚空蔵尊七不思議があり、ひとつひとつ確かめて歩いた。