まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

長良川の鵜飼

2012-08-29 | 日常


今年の初夏に郷里の中学の同窓会旅行があった。

1泊のバス旅行であるが 遠くからの参加には前日から出向く同窓会

新幹線からは富士山がキレイにバッチリ見れ幸先がいい出発である。



翌日朝バスは出発してお国言葉に浸りながら 

あちこち観光してお宿に着きひと休みした後

お宿が仕立てた屋形船に乗り込むと テーブルには豪華なお膳が運ばれた。

川を上りながら飲み食べおしゃべりの楽しい時間である。



別の小型の船には船頭さんと 2人の板前さんらしき人が 煙モクモク???

なんと アユを焼いている。



そして 焼きたての熱々の鮎がそれぞれの前に、そのアユのお味は大変結構なものであった。



料理を食べ終える頃 日がとっぷり暮れ 川上から松明を灯した鵜飼船が6艘

鵜を操りながらゆっくり下って来た。





1人の鵜匠が10羽の鵜を操っている。

よく綱が絡まらないものだと感心しきり

鵜舟と並行して鵜飼を見ながらゆっくり川を下る。



下りきった所で 総がらみ といって

6艘の鵜船が並んで鵜飼をする様は まるで夢の中にでもいるような光景であった。





昔 子供が幼い時行った事があるが川岸からの見学で子供に意識が行きよくわからなかったが

今回は屋形船で豪華なお膳を戴きながらの、何とも贅沢な趣向で 

幽玄の世界を堪能した素晴らしい夜であった。

ちなみに 鵜が飲みこんだ鮎の入った桶を見せてくれたが

この 歯型? 嘴型? のついた鵜が取った鮎は1匹3000円とのことであった。

さっき 我々のいただいた鮎は歯型がついていなかった様な気がするが??・・・・



白鷺

2012-08-26 | 日常


夫が毎日リハビリを兼ねた散歩にカメラ持参で川沿いの遊歩道を往復5キロくらい歩いている。

毎日出合う鳥が楽しみで出かけているが 

今の季節見かける鳥は 白鷺、ゴイサギ、アオサギの様である。



 

特にお気に入りは白鷺らしく毎日撮る写真を私のパソコンに送ってくれる。

有難迷惑なところもあるが 一応専用のフォルダを作り入れている。

そう言えば 白鳥の餌やりの時 写真を撮りまくって無理無理夫に見せていたのを思い出した。

撮る人、見せられる人 立場が代わって初めて分かった。







毎日同じような白鳥の写真に付き合ってよく見てくれたものである。

それを思えば シッカリ見て差し上げなくては申しわけない・・・・

今日も満足な写真が撮れリハビリの足取りも軽く散歩が出来たらしく

「自然は素晴らしい名医だ・・・」と言いながら今日もご機嫌でグラスをかたむけていました。




ニガウリ

2012-08-24 | 日常

ニガウリは苦いから食べない・・・・と言う方がおられるが

苦いところが美味しいと思うが・・・・

人の好みは他人がとやかく言っても如何せん仕方ないことである。

天ぷらにしてみたらこれがなかなか美味しい。

グリーンカーテンではないがニガウリを6本植えている。







お盆のころからなり始めたニガウリニガウリ料理は 

我が家では たいていはごま油で炒め和風の味付けをしてとき卵をからめる。

以前は豚肉とかベーコンを入れていたが今年になってから

我が家の冷蔵庫から肉、ハム類、乳製品が消えたので動物性のものは一切使わない。

ベジタリアンになったわけではなく魚介類はタップリ戴く。

腸の長さが欧米人に比べ1.5m長い日本人には肉類は良くないから・・・がまあ原因かも。

お中元、かの有名な高級なハムを戴くが 娘や息子に喜ばれた次第である。

最近 お店でニガウリと桜エビとかつおぶしをゴマ油と醤油で和えたものが出た。

これが なかなかグゥーで時々作る。

桜エビが無い時はちりめんじゃこで作ってみたらこれもなかなかである。

ニガウリと言えば 20年近く前に亡くなった父が大好きであった。

それを知っている伯母が夏の間に料理して冷凍しておいたものを病院へ届けてくれていた。

遠くにいる私はそれが出来ず 悲しい思いをしたが

今年も お盆に初収穫したニガウリを料理して父の写真に供えた。

ニガウリはウッカリしているとオレンジ色になり はじけて真っ赤な種が顔を出す。







オレンジ色もキレイだが、種を包んでいる果肉の赤は本当にキレイである。





シリアの山崎さん

2012-08-21 | 日常

昨晩(20日)9時のNHKテレビのニュースを何気なく聞いていると

シリア云々のニユースの中 山崎やよい の響きに!!テレビに目をやると

画面には 山崎ヤヨイさん その方ではないか。

あの山崎さんだ~・・・・

記憶は一気に15年前の平成9年10月にさかのぼった。

それはシリアヨルダンレバノン3国周遊の旅の折

シリア・アレッポの博物館で出合った女性??? 貴女日本の方?にうなずく彼女

聞くところによると考古学の勉強と遺跡発掘の研究にもう何年も前から来ている・・・・とのこと。

写真を2~3枚撮らせて戴き 帰国してからその写真を送った。

その後 彼女からシリアに来た経緯等がキレイな字で便箋何枚にも書かれて届いた。

手紙のやり取りの内 近いうちにシリアの方と結婚する・・・とのことに

ささやかなお祝いの品を送った。

そして 結婚後遺跡発掘には費用がかかるのでご主人と防水工事店を開店した・・・との便り

この時も ささやかな開店祝いを送ったが

そんな折 朝日新聞に彼女の遺跡発掘の記事が載ったりもした。

その頃 急に日本のお父様が亡くなられ「カイロ経由で帰ったがお葬式に間に合わなかった」と

電話を戴きおしゃべりもした。

また 「是非シリアにお越し下さい、観光では行かない素晴らしい遺跡を案内しますから・・・」

とも言われており 折りあれば今一度行きたいものと思いつつ

彼女との交信もいつしか途絶えていたが、

ここ毎日1日に何回も耳にするシリア情勢に心穏やかではない毎日であった。

山崎さんのことが気にかかって・・・・

そんな時山崎さんをテレビで・・・驚きと嬉しさ一杯であった。

もしや と「山崎やよい」で検索してみたら何と彼女の名前がずらり 

ブログがあったので 昨晩は時間を忘れむさぼるように読んだ。

あの頃の彼女はキャシャで物静かな女性・・・といった感じであったが

今はあらゆる方面で広く活躍しておられ いく回りも大きくなられた姿を拝見した。

最近ご主人が亡くなられ 今は日本に帰国されている様子、

懐かしいな~、お会いしたいな~・・・。









トマト

2012-08-20 | 日常

今年も我が畑のトマトはハクビシンにやられながらも立派に育ち

実が沢山つき毎食いただいている。



無農薬有機栽培のせいか はたまた贔屓目なのかお店のものとは一味もふた味も違う。

完熟になるのを待って取るが ハクビシンに・・・と畑に行くまで落ち着かない毎日である。

食卓に出す時は必ず湯むきして芯をとる。

この様なわけで 皮むきが面倒なミニトマトは植えない。

中玉とかもも太郎とか何とか?やらの苗を植える。



娘は切ったトマトをごま油と醤油をからめて冷しておいて食べると

ピータンみたいな感覚で美味しい・・・・と言うが

我が家は そのままか冷したトマトに冷えた玉ねぎたっぷりのドレッシング、 

これが一番好きである。



煮込んだり炒めたりする料理にはせずいたってシンプルな食べ方である。

年齢的なのかしっっこい料理は好まない、

簡単でそのものの味が一番分かる食べ方が好き・・・ということである。

今日の朝食とある日のサラダ








「だし」

2012-08-17 | 日常


トマトとナスの犯人の目星がつきました。

トマトはハクビシン、ナスやキュウリはカラスのようである。



お盆の間はカラスは我が畑への出勤はお休み??

どうも お墓にお供え物があるからそちらの方へお出ましの様である。

お陰でかわいいキュウリが4本収穫出来た。久し振りである。

このキュウリと友人からのナスで「だし」なるのもを作った。

だし? 最初耳にした時は それって何? 味噌汁のだし、おすましのだしなら分かるが・・・

これは 山形の郷土料理とか

ナス、キュウリを1センチくらいのさいの目に切り塩をする、

1時間もおけば軽く浸かる、水を切りこれに茹でトウモロコシと

枝豆、ミョウガの刻んだもの、みじん切りの青なんばんを少々入れピリッと

醤油少々で味付けして出来あがり~・・・・



作り方は人それぞれ、切る大きさも好みでいいが 売っている商品は細かいみじん切りで

オクラが入っているためトロトロ、ネバネバしているが、

おくらを入れない方がさっぱりしていて個人的には好きである。

1センチくらいのさいの目の大きさが歯ごたえなどを考えると一番いいような気がする。

20年くらい前に山形の方に教わりそれ以来我が家の夏の定番となりました。

暑い夏の食卓の一品に冷やしておいた「だし」はたまらない美味しさである。

是非 お試しあれ。



アボガドの木

2012-08-14 | 日常

アボガドの大好きな我が家ではアボガドが良く食卓にのぼる。

食べ方ですか? それは至ってシンプルな食べ方で

半分に切り種を外して 醤油を垂らしてスプーンですくって・・・・

ワサビをきかすこともあるが・・・

また 時には荒く切ってサラダにいれる。

その種を花壇の隅に埋めておくと芽が出る



それを鉢にあげ、その成長を楽しむのも面白い。

立派な観葉植物となる。



つい先日も 息子が鉢に植えても芽がでない・・・と

鉢植えにしたアボガドのかわいい木を持ち帰った。



アボガドも濃厚な味のものと あっさり味のものがあるが

特別なお店で売っているメキシコ産の特別栽培したアボガドは濃厚な味で美味しさ抜群、

お値段は倍以上するが美味しさに負けてついつい何個も買い込んでしまう。

アボガドを口で楽しみ、実を育てて目で楽しむ

食べる度に種を捨てるのは勿体なく全部植えるため沢山の鉢植えができる。

これをまた観葉植物の好きな方に差し上げ喜ばれ・・・・・

1つのアボガドがこんなにも楽しませてくれるなんて アボガドに感謝である。

その内 アボガドの木が大木になり実をつけるかも・・・・・

つけるはずないよね~。



メキシコ、アフリカ等幾つかの国のスーパーで見たアボガドは

ラグビーボールを少し小さくしたくらいの大きいアボガドを何回も見かけたが

アボガドが料理に出たことは1度も無い、不思議なことである。

調味料として使ってあるのかな?

あんなに大きなアボガドを山盛りワサビ醤油で食べてみたいものである。



クレオパトラスープ

2012-08-11 | 日常

エジプト原産と言われているモロヘイヤを毎年何本か植える。



しかし 夫の好みはイマイチ、わたくしも同じであるが何故か毎年植える。

美味しいスープを作っておき その中へ細かく刻んだモロヘイヤを入れれば

「クレオパトラスープ」の出来あがり。



これは わたくしの命名である。

やはり エジプト原産であるからこの名前はピッタリと思うが・・・・

朝食はほとんどパンの我が家は自家農園で収穫した生野菜の大盛りサラダとスープが必ずでます。

ネバネバ、トロトロのスープを「はい! クレオパトラスープですよ~」と夫の前に差し出すと 

男性たるものクレオパトラとかマリリンモンローの響きには

弱いものがあるらしく 美味しそう? に口に運んでいる。

身体い良いと言うこともあるから 我が家ではこの季節

このクレオパトラスープが時々顔をだす。

この モロヘイヤスープに蔓むらさきを刻んで入れればネバネバ、

トロトロの極めつけスープの出来あがり~。

蔓むらさきは東南アジア原産、中国から日本に・・・であるから 

さしずめ「楊クレスープ」とでも名ずけましょうか、

楊貴妃クレオパトラ このスープを飲んだら絶世の美女になりますゾ~・・・。

そうそう エジプト・ナイル川ディナークルーズの時 モロヘイヤスープが出たが

我が家のスープの方が断然美味し~い。





夏野菜

2012-08-08 | 日常

暑さの中 毎日午後畑の野菜の水かけが日課になっている。

今年は何故かナスがダメ、元気に育っていたのに・・・・米ナスだけは何とか



ある日突然葉っぱが萎れて1枚、また1枚と落ちてしまいとうとう裸になってしまった。

かろうじて何枚か葉が残っている枝には小さなナスがついている。



そのナスを大切にしていたが 何と何者かに食い荒らされてしまった。

12~13個のかわいいナスは無残にちぎられかじられ散らかし放題

犯人は??? これはタヌキかハクビシンかはたまたカラスの仕業か・・・・

キュウリも何本かは同じ有様、せっかく作ったのに腹立たしい。

トマトには鳥よけの網を張ったので 何とかまぬがれているが

この網、水やりの時足やらジョウロの蓮口に引っ掛かって厄介である。

この網に タヌキかハクビシンでも引っ掛かってグルグル巻きになっているのでは・・・と

思いながら畑に足を運ぶのであるが トマトは取られていても彼らが引っ掛かってはいない。

本当に動物は賢い、人間様の英知の及ぶものではない。

あっぱれ タヌキ? ハクビシン? カラス?








暑中お見舞い申し上げます

2012-08-04 | 日常



東北に住んでいる我々も今年の夏は殊のほか暑いような気がする。

郷里の近くの多治見では毎年最高気温を記録しており

友人はエアコン無しでは1日たりとも暮らせないと言う。





その点 当方はそれ程ではないのが助かるが その代り冬の寒さが応える。

カメルーンのチャド湖では45度余の暑さで確かに暑かったが

湿度が無いのでベタベタしなく、汗で濡れてもすぐ乾いてしまうし

木陰や物陰に入ればとても気持のいい涼しさである。

今迄で一番の暑さを経験したのはチュニジアの砂漠で

47,5度 温度計を見て驚いたが バスの中でエアコンを目いっぱい効かせても

35度であった。

窓ガラスには熱くて触れない、ボンネットで目玉焼きが出来るくらいである。

旅行中は気合いが入っているから暑さにも耐えられるのであろう。

「心頭を滅却すれば火もまた涼し」かな?

友人が最近エチオピアのダナキル砂漠へ行ったが 毎日がテント生活で

52度の暑さだったとか スイス人のツァーの人が暑さで亡くなられ

大変なことになった・・・と聞いたが

その地ダナキルへ行きたい気持は大変強かったが その話を聞くと二の足を踏んでしまう。

暑くっても苦しくっても それでも旅は楽しいものである。