まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

サンタ・エレナのホテル

2011-09-15 | 日常

サンタ・エレナのデ・ウアイレンの空港に着いたら

大きなチャベス大統領の看板が迎えてくれた。



この大統領 相当人気が無いみたいで前日の男性ガイドに

「チャベスプレジデントうんぬん・・・」と聞いた時、

人差し指を立てて横に振り顔をしかめていた。

自然資源、地下資源が豊富な国である為か、独裁政治が目に余るようである。

空港には2台のランドクルーザーで太ってコロットしたドライバーと

背が高くやせっぽちのドライバーが出迎えてくれた。

我々が明後日向かうブラジルの最初の大きな街、ボア・ビスタから

休みの日ともなると国境を越えこの街へ買い物に来るとのことである。

先にも書いたが 何しろ ガソリンが1ドルで75リットルも買えるし 

物価もベネズエラの方が安いので 国境の近くに住んでいる人は 

それを商売にしている人もいるとか。

我々が行く先にはお店らしきものは全く無く 切手を買うことすら出来ない。

ランクルは街を抜け ガタガタ道を上り開けた高台のホテルに着いた。



ホテルと言ってもこじんまりした ペンションである。

中庭には熱帯の植物が沢山植えてあり カトレアが花をつけていた。





遅いランチを食べ 午後はゆっくり自由時間である。



自由時間は、ベネズェラのカラカスの空港で 買っておいたハガキを

書こうとしたが机が無い、仕方なくベッドで腹這いになって書いた。

このベッド 何とベッドの大きさのコンクリート台にマットが乗せてあるだけ、

何百回とホテルに泊まったが コンクリートのベッドは始めて

角にでもつまずいたら大変である。





よくよく見れば壁も棚もベッドの宮もコンクリートである。

なんとも おかたいホテル である。

聞くところによれば 全部ご主人の手ずくりと聞き納得する。