2月22日 友人から「白鳥さんに・・・」と頂いた沢山のもち米を持参
彼等は大喜びでわき目もふらず食べてくれました。
23日 彼等はいません。河原はとても静かです。
今度こそは本当にシベリヤに向かって飛び立ったようである。
24日午後から強い雨でしたが もしや・・・と思い出かける。
いなければ安心・・・と思う気持ちと
いてくれたら嬉しい・・・の複雑な気持ちである。
いつものいでたちでパンとお米を持って行きましたがいませんでした。
いつもなら騒ぎまくるゆりかもめも考えられない位静かです。
お米を撒いても食べにきません。どことなく寂しげです。
河原で辺りを見回すと自分が別の場所にいる感覚、この2か月近く
私の目は白鳥のみだったことに改めて気ずきました。
ねこやなぎもすっかり丸くなり緑の葉も出ています。
足もとのよもぎも柔らかい葉を伸ばしています。
梅は満開、さくらのつぼみも膨らんでいます。
もうすっかり春です。
帰り道近くにある十八夜観音堂に足を伸ばし
彼等の旅の無事を祈り手をあわせました。
5羽の白鳥の顔の特徴はハッキリ覚えました。
あの顔に今度の冬また会えることを楽しみに・・・・。