まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

民家訪問

2012-05-30 | 日常

ワザで2泊してコウッセリへ向かう途中 丸い家の集落で



頭にバケツ? を乗せている歩いている女性を見かけた。

我々が近ずくとそのバケツを被ってしまった。



村の名前はアシュアラブ族村



泥で作った円形の民家を「突撃隣の晩ご飯」ならぬ 

ちゃんと了解を得て見せてもらうことにした。

日差しは強く山羊の親子は僅かな日影で寝そべっており

かわいいひよこを連れた親鶏は我々の訪問に逃げ回っていた。





一軒の民家の中に入り見せてもらったが 中は直径約4,5メートルの円形

入り口は板の戸がある以外は、窓は無いので中は戸を閉めれば真っ暗である。

入り口の戸の手前には 厩栓棒の様な棒が渡してあり

それを外して 中に入る仕掛けである。


円形の部屋の中は外の暑さと打って変わりヒンヤリ涼しく気持が良い。

部屋の中は 真ん中に2,5帖位の広さの櫓の様なベッドの様なのがあり

そこは 布で囲ってあり家族全員が寝る場所である。

土間は踏み固められツルツル

目が慣れてくると何とか見えるが 奥の方はよく見えなく

めくらめっぽうカメラのフラッシュの明かりで分かる次第。

入り口を入って 右手奥の方が石を3個置いたかまど、

かまどの手前は棚になっており

その棚には空きビンに入った穀類、豆類がズラリ整然と並べてあった。



この家の奥さんはかたずけ上手でキレイ好きの様である。

石を3個置いたかまどの上には昼ご飯の用意らしく鍋が乗せてあり湯気が立っていたので

チョッと蓋をとって覗いて見たらポテトスープみたいな感じの物が入っていた。

かまどの方から左回りにぐるりと回ったが 奥の方の壁には

着替えなのか着古しなのか わけの分からないものがぶらぶら下がっていた。

遠くまで水を汲みに行き その水で煮炊きをするのであろうが

鍋などはピカピカに磨かれており、大切な財産と思われる。

この様な生活をしている人達には トイレと言うものは無く

我々も家の裏の方に行って用を足した。

手持ちの飴やお菓子、添乗員さんが何がしかのお礼を差し上げ村を後にした。






イブニングサファリ

2012-05-24 | 日常

昼休み後 イブニングサファリと称して再び出発。

旅行のパンフレットに載せている行程はこなさなければ偽称になるからか

何が何でも行程どおりに進めなければならず 添乗員さんも大変である。

午後からのサファリでは アンテロープ、アミメキリン、イボイノシシ、ジャッカル、











ライオンも130頭いるそうであるが季節的に今回は見ることができなかった。

鳥は ホオジロカンムリツル、エジプシャンハゲワシ、トキ、サギ、

アラビア・ノガン、ホロホロ鳥、等を見ることが出来た・・・・・が





大好きなゾウも季節的とやらで姿は無かった。

ホテルに帰ってもすることは無いし・・・・で時間つぶしに

沼のへりに座り ガイドさんやドライバーさん達と通じない言葉で会話を楽しんだ。



やはりサファリとなればケニヤやボツワナであろう。

ボツワナへ行った時のチョベ国立公園にはゾウが45000頭いると言っていたが

ゾウ、ゾウ、ゾウ、とそれは沢山のゾウを見たがあの時は楽しかったし 

面白かったな~・・・・。

あれは平成8年10月ジャカランダの花が満開の季節であった。

サファリ

2012-05-21 | 日常

朝食に添乗員さんが味噌汁を作ってくれたが なんと容器がお皿である。

スプーンなし 猫や犬ならピチャピチャ舐めもするが

人間様はそうはいかない。

皿を持ちあげ 皿に口をつけ飲むのであるが 口の両側からダラダラ垂れる。

日本食で有難いとは言え いやはや何ともお粗末な次第であった。

ホテルのあちこちに綺麗な花、茎は日本でお馴染の「金のなる木」に似た多肉植物 

花は一見ツツジみたいな花 これが乾いた土地に咲いていると鮮やかである。







高台のロッジホテルから これからサファリに行くワザ国立公園は目の前に一望出来る。

しかし 動くものは何も見えない。



モーニングサファリと称し 4WDに分乗して いざサファリへ・・・・

広い公園内をグルグル走り回っても な~んにもいない。

目の良いドライバーさん、現地ガイドさんがキヨロキヨロと一生懸命探し回るが 

珍しくもない動物が少し姿を見せるだけ、

これではサファリとはとても言えない。

誰もさんざんのグルグルまいに飽きてしまい、もうサファリはいい~・・・と言いだし

水たまりに咲く蓮の花や虫達を観察してホテルへ帰る。








ワザのホテル

2012-05-16 | 日常

山の上のボドゴ村から帰る時 1台の4WDがパンクしてしまった。



ただのパンクならスペアータイヤと取り変えればいいが 複雑なパンクらしく

ドライバーさん達が車の下にもぐったりしてあれこれ苦労の末やっと直った。



お陰で予定よりホテルまでの時間が長~くかかった。

ホテルは斜面に円形の建物のロッジで 1つの建物が2部屋になっており

1部屋が半円形・・・と言うことである。



我々夫婦は相変わらず1人部屋を取っているので 夫の部屋と背中合わせと言うわけである。

しかし このロッジホテル、部屋の入口が鉄のドアで 

このドアがキチッと閉まらないときている。

夜ともなると風がでてきて ドアはガタガタ音がしてその戸の隙間から

風が部屋へ吹き込む。



どの部屋も同じようなものであるが ここはカメルーンの奥地

へんぴな地への旅は慣れっこのツワモノの集団 だれも文句など言わない。

翌朝 お仲間の2人(女性2人の相部屋の御仁)は戸が閉まらなく

結わえることも出来ず 1晩中部屋の戸を開けっ放しで寝た・・・と言っていたが

いくらオバさんとは言え勇気あるのに驚く。




歓迎の踊り

2012-05-09 | 日常

外の広場には20人余の女性が集まっていて

我々の為に 歓迎の踊りを見せてくれるとのことである。

彼女達は勢ぞろいして 輪の中に10人くらいが太鼓をたたいたり歌ったりする。

その周りを赤い服、グリーンの服等を着た女性達が手に鎌や棒きれを持ち

足のすねには大きな半円形の物をつけて・・・



お祝いのダンスで、キルティーダンス と言うのだそうである。

すねに付けた物は マラカスになっており踊るとシャカシャカ音がする。

太鼓を叩く、笛を吹く、歌う者達(奇声をあげる)の回りをグルグル回りながら踊る。



踊ると言っても 鎌を振り上げたり 振り下ろしたりするだけの踊り。

足を地面に叩きつけるようにするので マラカスの音は一段と大きな音がする。



この村は男性が少ないのかこの様な場所には出てこないのか

見物する人も子供と女性ばかりである。







族長の様に 1人の男性に多数の女性なら男性の数は少ないことになる。

何処の国へ行ってもこの様な踊りの時は 一緒に踊れ・・・と輪に誘い込むのであるが

ここは 全くその様な事は無く 彼女達は本当に一生懸命踊ってくれた。

見ているだけでも疲れるほど沢山踊ってくれた。

(動画でも撮ったが載せ方が分からずお見せすることが出来なく残念)


これが宮殿?

2012-05-06 | 日常


円筒形の建物の中は迷路の様で 同じような所をグルグル・・・・





ポドコ族内での取り決めを行う集会所→ 誓いの石(スーダンから運ばれたと言う

2つの石は男女それぞれ別の石を触って貞操を誓う)



→ 囲い小屋(生贄の牛を飼育する所で かすかな光しか入らない)



→ 生贄を捧げる部屋 → 



夫人の寝室・台所・穀物倉庫(夫人全員が自分のを所有する)



生贄をささげる部屋で お仲間の1人がその壺らしきものに触ろうとしたとき

ガイドさんが慌てて「神聖なものであるから触ってはダメ・・・」と制した。

どの部屋も薄暗いか真っ暗で埃っぽく 目を凝らさないとよく見えない。

寝室の部屋の入り口にはペラペラの1枚の布が下がっており

たくし上げ中を覗いたら 中にはベッド?らしきもの以外は

何とて無く雑然としたものであった。




ボドゴ族の宮殿

2012-05-02 | 日常

山の上のポドゴ族のウジラ村についた。

カラカラに乾燥して手はガサガサ、お仲間が持っていた湿度計は20%を切っていた。

宮殿? と言ってもそれらしきものは何処にも無い

日干し煉瓦に泥を塗った円筒形の建物が密集している。



密集した建物の入り口に族長のムズコさんの出迎えをうける。



本人曰く、歳は96歳 奥さんが53人 112人の子供がいるとか

どう見ても96歳とは思えないが 本人がそう言うのであるからそうでしょう。
 
第1夫人は何歳か?聞かなかったが 第53夫人は24歳とか

夫人達は1人1個の穀物倉庫と住まいとキッチンの3棟の建物を持っている。

倉庫も住まいもキッチンも直径3メートル位の円筒形の建物、



倉庫は高い位置に人がやっと抜けられる位の穴が空いており



梯子を登り その穴からスッポリ入り穀物を出してくる・・・・



高い位置の穴 それは ネズミよけのために高い所に穴が・・・とのことであった。


夫のデジカメが珍しくて覗きこむ子供達