ヌリ遺跡もゲベル・バルカル遺跡もゲストハウスからそんなに遠くはない。
午前ヌリ遺跡、午後ゲベル・バルカル遺跡と ゲストハウスを中心にして出たり入ったりの毎日である。
世界最古の黒人帝国と言われているクシュの遺跡が多数残されているが
その中でも1番の見所は 2003年に世界遺産に登録された このベゲル・バルカルである。
保存状態が良く 規模はエジプトのピラミッドには及ばないものの、観光客も全くいなく
落ち着いてゆっくり見る事ができるたのが嬉しい。
この遺跡に付随している 聖なる山は コブラの山 とも言われこんもりした山の端が
丁度コブラが頭をもたげた形をしている。
かっては このコブラの頭の上に黄金の玉が乗っていたとか・・・
100メートルはある高い所に 大きな黄金の玉が燦然と輝く姿を想像するとワクワクする。
コブラの下にはハトホル神殿があり、神殿の内部にはきれいな壁画が残っていた。
ゲベル・バルカのピラミッドの美しいシルエットを残し沈む夕日を見ながらゲストハウスに帰った。