まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

ギザのピラミッド

2009-04-29 | 日常

 ??? イスラム圏の国では必ず朝のアザーンに起こされるが

ここでは 全く聞こえてこない。不思議なことである。

朝は涼しいと言うより 寒がりの私には肌寒い位である。

9時ホテルを出発 観光の始まりである。 

バスはトイレ付の大きい45人乗りにたったの9人 、あっちに1人こっちに1人である。 
ちょっと寂しい感じ、12~13人から14~15人位が一番いいのであるが・・・

こんなんで旅行会社採算取れるの? なんて余計な心配をしてしまうお節介好きが頭を擡げる。

今日はギザの観光である。

いやはやビックリである。

15年前は1月のベストシーズンであったのにピラミッドにはバス2台20~30人位の

観光客であったのが 今回は何十台というバスがずらり 人、人、人である。

そして ゲートが出来セキュリチィが厳しく手荷物のエックス線検査等々があった。

ハトシェプスト葬祭殿で日本人が巻き込まれ死者が出た事件があったが 

それ以来チエックが厳しくなった様である。

15年前来た時 我々のお仲間の男性がピラミッドの玄室へ通じる穴の入り口の写真を撮ろうとして

約1.5mの高さの石から足を踏み外し下の石へ そしてまた転げて1,5m下の石へ

2回も大きなピラミッドの石に叩き落ちたわけである。

勿論本人は意識不明 救急車でカイロの病院へ搬送されたという 胆をつぶした思い出がある。

そんな事を思い出しながら 二回目の玄室への穴をくぐった。

狭くて坂になった穴を身をかがめて不自然な格好で相当長い距離を昇り降りする。 

お陰で 膝、すね、太ももが痛くなり この日以来何日も足の痛さに苦しんだ。

前回はこんな事なかったのに・・・15年と言う年月を痛感する。

ピラミッドの中は15年前と全く変わらず 玄室に石棺があるのみである。

今回はピラミッドの中へカメラ持ち込み禁止、入口で預けたが 

昔は写真撮り放題であった。





機内食&お夜食

2009-04-27 | 日常
 今回の旅のお仲間は9名 (夫婦3組、母娘、一人参加の女性)

飛行機に乗り込んだが この飛行機座り心地がいまいちである。

席は満席、95%余が日本人である。不景気なんてどこ吹く風・・・の感

エジプトのカイロまで14時間30分 この座り心地でこの時間は苦しいものがある。

離陸して約1時間後夕ご飯が出た。 日本で作ったものらしくお味はグーである。

それから暫くすると お夜食が・・・鮭のおにぎりと広島のもみじ饅頭がでた。

機中泊は何回となくしているが全員にお夜食が配られたのは初めてである。

食べるか? 食べないか? 迷った挙句食べてしまった。 なかなか美味しかった。

飛行機は相当古くぼろっちいが サービスは申し分なしである。。

飛行機のボロさをサービスでカバーしているのかな? なんて下種の勘繰り・・・

クルーのメンバーは男性は全てエジプト人、女性は全員日本人である。

座り心地が悪いせいか 乗っている時間の長いこと、長いことこの上なし。

カイロ到着2時間前にまた暖かい食事 カニ雑炊? が出た。これもお味はグー・・・

カップの水が木曾の御嶽山の水 郷里に近い所の水でな~んか嬉しかった。

この食事 朝ご飯? 夕ご飯? 頭の中は食事のチャンプル状態である。

成田を15時50分発 カイロ着23時20分(時差7時間)

入国の手続きが終わりバスでホテルに着いたのは夜中の24時55分であった。

大きな立派な部屋で大きなバスタブのお湯につかりやれやれである。

長~い 長~い一日であった。

(カニ雑炊?)

2度目のエジプトの旅

2009-04-25 | 日常

 15年前の1月エジプトへ行った。

なぜエジプトへ・・それは その2ヶ月前父が亡くなりその時の遺影に使った写真が 

かって父がエジプト旅行で ピラミッドを背にラクダに乗っているものであった。

エジプトへ行けばラクダに乗った父に会えるような気がして行くことにした次第である。

丁度 当地からエジプト航空のチャーター便がでた。

当地初乗り入れとあり 報道陣のカメラ、機長に花束贈呈やら何やら色々のセレモニーがあった。

タラップを上る時、エジプトはイスラムの国 飛行機ではアルコールが出ないからと

赤、白2本のワインの小瓶を渡された等々 昨日の事のように思い出される。

今回は エジプト航空成田発の定期便で出発である。

ほ ど 芋

2009-04-23 | 日常
友人が見たことのない品を手みやげとして持ってきてくれた。

初めて見るものである。

カヤの実を一回り? 二回り? くらい大きくした形である。

アピオスと言うものだとか 洒落た名前であるが ほど芋とかアメリカホドイモとも言うとのこと。

ほど芋 なんて聞くとお味は今いち・・・って感じであるが 

これを蒸して食べたら サツマイモとジヤガイモ(北あかり)とゆり根を

混ぜて濃厚にしたような味である。

食べるのは1度に3粒くらいにする事・・・と それくらい栄養価があるとのことである。

少し残しておき 畑に植えてみた。 なるかな? なるといいな~・・・

昨年 ちょろいもを沢山植え 夏に葉が茂り収穫を楽しみにしていたが

秋に土をほっくりかえしたが ちょろいもはただの1つもついていなかった。

消えてしまった。

そんなことがあるから ほど芋も安心はできない。期待はほどほどに・・・

でも 芋が付きますように・・・と祈る様な気持ちで植えました。


じいじの将来の夢?

2009-04-21 | 日常

 孫娘が中学生になった。

その兄である 孫息子が2年前に入学した同じ私立の学校である。

じじ、ばばとして今回もお祝いに自転車を贈った。

6キロ余はあるであろう距離を2人共元気にその自転車で通っている。

入学した1週間後 学校の帰り遠回りして我が家に寄ってくれた。

かわいい制服姿の孫娘は一段と成長し 輝いてみえた。

彼女が幼稚園に入ったばかりのころ じいじに向かって 「じいじの将来の夢はな~に?」と 

いきなり聞かれた夫は??? 幼い孫娘の突然の質問にしどろもどろ 返事に窮していた。

何と答えたのか記憶にないが 後でボソッと 将来? 将来は 死 と あの世 しかないよな~・・・でした。

そんな質問をした今の彼女は驚くほど成長して しっかりしている。

早くも自分の夢を持っている様である。

今 ばあばに幼いころと同じ質問をうけたら 

「ばあばの夢はね~、あなたの花嫁姿よ・・・」と即答すでしょう。

白鳥の正宗くん・その後

2009-04-19 | 日常
4月3日 暫く留守にするから・・・と片目になり北に帰れず1羽だけ残っている白鳥に 

いつもより多めの玄米を持参して行ったら いない? いる? 

向こう岸に 白い塊??? 目を凝らして見てもよくわからない。

ぐるりと川下の橋を渡って向こう岸へ・・・

政宗くんかと思った白いものは なんとごみの入った白いレジ袋である。

手の届く距離ではなく 川に入るわけにもいかず 申し訳ないがそのままにした。

政宗くんは何処へ行ってしまったのだろう・・・

近くの別の川には1~2羽 怪我や羽を痛めてシベリアへ帰る事が出来ない白鳥がいるとか

また もう少し北にある沼にも同じような白鳥が数羽いるとか

1羽だけでは寂しいから きっとそのどちらかへ行ったのであろう。

お仲間と一緒なら・・・と ホッとする。

帰り道 いつも餌やりの途中で出会っていた方に会い

白鳥いなくなりましたね~・・・に

2時間前通ったらいましたよ・・・ エエッ! いた?

ちゃんと写真撮りましたから・・・ 見せて下さい・・・と

何とその方はごみ袋をしっかり撮っていたのである。

遠目には誰の目にも白鳥に見えたのである。

デジタルカメラの写真を拡大して気づいたこと その方はあわてて消去していた。

人間の思い込み・・・と言うものに2人で大笑いしてしまいました。 

(左目を見せない正宗くん)

白鳥

2009-04-02 | 日常

 昨年の11月末 白鳥が飛来した。 最初は親子の4羽であったが 次にも親子の4羽が飛来 

その次に 子供1羽つれた3羽 そして子なしの2羽2組 最後に成鳥1羽

合計16羽が滞在である。

1日おきに青米の玄米を持参した。

最初は5~6合で間に合ったが だんだん多くなり2升位になった。

お米は沈むから せせこましいユリカモメに取られることも無く安心である。

3月になってからはシベリアへの体力増強に・・・と毎日通った。

いろいろ観察したが 子供を連れた親は強い、特に母親は格別に強い

他の白鳥が餌を食べに近寄ると もの凄い勢いで追っ払うのである。

それを見ている子白鳥も同じように追っ払うのである。親の真似である。

でも 最初に飛来した4羽の親子はとても優しい 激しく追っ払うようなことはない。

優雅に泳いでいるスタイル、草むらで草を食む白鳥、声を掛け合って水面を蹴って飛び立つところ、

コゥ!コゥ!と鳴きながら飛んでいるところ、真っ黒い足を飛行機の車輪の如く出して着水するところ、

いろんな恰好を見せてくれた。 また親子関係の優しさ、厳しさ 人間以上のように見うけた。

本当に楽しませてくれた。また はかり知れない心の安らぎをもらった。 

白鳥達は 昨年と全く同じ日 3月24日シベリアに向かって飛び立ったのである(不思議である)

しかし 今も1羽だけ残っている。

その1羽は左目がつぶれて見えないのである。

せせこましいユリカモメの尖った口ばしが目に刺さったのであろう。

仲間の皆が帰ってしまったのに 1羽でポツンといる姿は何とも可哀そうである。

片目では長い道のりを飛んで帰るのは無理なのであろうか 

滞在中 お昼ごろ白鳥達は何処かへ行っていないことがあるが 

そんなとき片目の白鳥もいないところをみると近場なら飛べるみたいであるが

長旅は 仲間に迷惑をかけるから??・・・

人間様の目のように 前についていないから片側は全く見えないわけだ。

自然界で生きる動物は、自分の身体を良く知っている。

私だったら皆と一緒について行くであろうに・・・ 白鳥に教えられる事多い4か月であった。

残った1羽には時々玄米を持参して クヮーコ!クヮーコ! と呼ぶと傍へ泳ぎ寄ってくる。

何ともかわいい(呼ぶと来るのは私だけと思われる)

片目のこの白鳥を我が家では 政宗くん とよんでいる(メスかな?) 

(滞在最後の日 3月23日の白鳥達)