まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

チック症?

2011-09-13 | 日常

ホテルに別れを告げ カナイマの空港へ

カナイマからサンタ・エレナまでも2機のセスナに分かれて乗る。

私は副操縦士席に乗ることになり、しっかりシートベルトを装着する。

なかなかイケメンのパイロットが乗り込み



シートベルトを装着するところを見るともなく見ていたら

彼は 短くしてある左右のベルトを大変苦労してはめようとしている????

何で? 緩めておいてカチッとはめてから締めればいいのに・・・・

すぐ後ろの席のお仲間も「変よね?」と言った仕草で首を傾げる。

エンジンをかけたが プスゥ、プスゥ、プスゥ・・・とエンジンがかからない。



何回繰り返してもサッパリで プスゥ、プスゥ、プスゥ・・の繰り返しである。

何だか不安になってきた、このセスナ機大丈夫?



6回目でやっとエンジンがかかり 離陸した。

最後の見納めとなるエンジェル・ホールを旋回して見せてくれた。



しかし 何か 変 パイロットが落ち着かないのだ。

レバーを引いたり押したり その下にある丸いレバー? の様な物をクルクル回したり・・・

かと思っていると 座っている座席を前にグッグッと引っ張る、



何なのよ~???・・・、と後ろのSさんの方を見ると 彼女も盛んに首を傾げる。

その隣の席のエレクトロンの先生のKさんは 大口をあけてグッスリ

まんじゅうでもあったら口に押し込めたい気がした。

このKさん乗り物は何でも酔うから・・・と酔い止め薬のせいで乗り物の中は寝っぱなし。

しかし 声をかければパッチリ目覚める・・・不思議である。

その内 Sさんもグッスリ 

パイロットの隣に座ったばかりに パイロットの変な仕草の連続に気がきでない。

パイロットは、どうも神経質な性格で チック症 では? 

後ろの御仁たちは 首が転げ落ちんばかりに寝込んでいる。

私が神経を尖らせてパイロットを監視していても どうなるものでもないが

気になって仕方ない。

サンタ・エレナまでの約1時間半 この時間の何と長いこと 

いつになったら着くの~~~~~の気持ち。



サンタ・エレナに着いた時は、やれやれと思ったものの

その疲れは半端ではなかった。