【午後その3の予定】
・KZさんと西成区のゲームセンターにsigmaの「THE DERBY Mk-V」を見に行く。
・夜、オールドゲームコレクターであるNさんのオフィスを訪問する。
以上。
【西成:TVタウンゲームセンターポパイ】
KINACOで遊んでいるうちに、KZさんに「sigmaのTHE DERBY Mk-Vを見に行きましょう」と誘われる。ちょうど、ooruiさんという方から拙ブログにいただいたコメントでも同じようにおススメされていたこともあったので、渡りに船とお誘いを受ける。
KZさんとともに路面電車に乗って一駅の「今池」と言う駅で降りたのが17時半過ぎ。シャッター商店街のようにも見えるアーケード街は、「カラオケ居酒屋」を謳う、かつて何かの店舗だったものを最低限の改装で仕立て上げたと思われる飲み屋が軒を並べており、それぞれにいくらかの客も入っている。KZさんによれば、これらのカラオケ居酒屋は、この地域では比較的贅沢な部類の遊びに入るそうだ。
アーケード街を少し歩くと、右手に目当てとするゲームセンター「TVタウン ポパイ」があった。KZさんに、「この界隈で写真を撮るときは注意してね」と釘を刺された。西成区と言えば、いわゆる「ドヤ街」があり、近辺にはワケアリで隠遁生活を望む者も少なくない地域であるとはなんとなく承知していたので、通行人が入らないよう慎重&急いで店の入り口を撮影する。
「TVタウン POPEYE」の入り口。「ATTENTION Here Is not a CASINO!」と、英語の貼り紙がある。西成には安い簡易宿泊施設が多いため、最近は外国人のバックパッカーに人気という話は聞いていたが、あながち誇張でもないらしいことが窺える。
ポパイに入る前に、KZさんがこの先にももう一軒ゲームセンターがあるというのでそこまで行き、店頭の写真を撮影したが、中には入らなかった。
この地区のもう一軒のゲームセンター「SHIN-EI GAME CENTER」の入り口。中国の飲食店でよく見かける、透明の厚いビニールシート製の入り口には「営業時間 6:00~20:30」との貼り紙がある。これがこの界隈の標準的な生活時間帯ということなのだろうか。
再びポパイの前に戻り、店内に入ると、すぐ左手にsigmaの「Mk-V」があった。KZさんは一般のゲームセンターでこの機種を見たことがないと言う。ワタシは、池袋の「ゲームファンタジア・サンシャイン(現・アドアーズ・サンシャイン)で見たことがある。ひょっとしたら渋谷か新宿でも見ていたかもしれないが、そちらは自信がない。この機種はその程度にしか普及しなかった。ここでもKZさんに、「写真の撮影には注意してね。店員のマークもきつい」という注意を受けたので、本体の撮影は遠慮しておいた。
sigmaが頒布したフライヤーより、「THE DERBY Mk-V」の全体像。この画像では見えづらいが、プレイフィールドに対してレーストラックが斜めに配置されているという特徴がある。その本意は不明だが、前作(Mk-IV)ではフィニッシュラインが見づらくなるサテライトがあったので、それを避ける意図があったのかと想像している。
タダの冷やかしと思われるのもまずいかと考え、少しゲームをしようとメダル貸機の前に立ったところ、料金が100円で50枚とあり、驚く。東京でもメダル単価が2円と言うケースはあるが、それもいっぺんに1万円ほど借りた場合の話だ。また、そんなディスカントをする店には湯水のごとくメダルを投入する必要がある大型プッシャー機がたくさん設置されているものだが、この店にそんな機械はない。メダルを貸し出す際の事実上の最低デノミである100円でこの単価を実施している例は他に知らない。
100円を投入してメダル50枚を借り、「MARK V」の席に着いてメダルを投入したら、なぜか49枚しかなかったが、別に構わないとする。「MARK V」は、四角形の筐体の四辺すべてにサテライトが設置されているが、そのうちの一辺は壁に付けられており、その辺の二つのサテライトは殺されていた。なんとか目立たぬようにサテライトの画像のみをやっと撮影する。まるで撮影禁止のカジノにいるようだ。
MARK Vのサテライト。
KZさんといろいろとお話をしながらゲームをやっているうちに18時になった。そろそろ、KZさんとワタシの共通の知人の、オールドゲームのコレクターのところに行くことになっている時間だ。
(「DAY 1・午後その4:梅田付近某所」 につづく)
・KZさんと西成区のゲームセンターにsigmaの「THE DERBY Mk-V」を見に行く。
・夜、オールドゲームコレクターであるNさんのオフィスを訪問する。
以上。
【西成:TVタウンゲームセンターポパイ】
KINACOで遊んでいるうちに、KZさんに「sigmaのTHE DERBY Mk-Vを見に行きましょう」と誘われる。ちょうど、ooruiさんという方から拙ブログにいただいたコメントでも同じようにおススメされていたこともあったので、渡りに船とお誘いを受ける。
KZさんとともに路面電車に乗って一駅の「今池」と言う駅で降りたのが17時半過ぎ。シャッター商店街のようにも見えるアーケード街は、「カラオケ居酒屋」を謳う、かつて何かの店舗だったものを最低限の改装で仕立て上げたと思われる飲み屋が軒を並べており、それぞれにいくらかの客も入っている。KZさんによれば、これらのカラオケ居酒屋は、この地域では比較的贅沢な部類の遊びに入るそうだ。
アーケード街を少し歩くと、右手に目当てとするゲームセンター「TVタウン ポパイ」があった。KZさんに、「この界隈で写真を撮るときは注意してね」と釘を刺された。西成区と言えば、いわゆる「ドヤ街」があり、近辺にはワケアリで隠遁生活を望む者も少なくない地域であるとはなんとなく承知していたので、通行人が入らないよう慎重&急いで店の入り口を撮影する。
「TVタウン POPEYE」の入り口。「ATTENTION Here Is not a CASINO!」と、英語の貼り紙がある。西成には安い簡易宿泊施設が多いため、最近は外国人のバックパッカーに人気という話は聞いていたが、あながち誇張でもないらしいことが窺える。
ポパイに入る前に、KZさんがこの先にももう一軒ゲームセンターがあるというのでそこまで行き、店頭の写真を撮影したが、中には入らなかった。
この地区のもう一軒のゲームセンター「SHIN-EI GAME CENTER」の入り口。中国の飲食店でよく見かける、透明の厚いビニールシート製の入り口には「営業時間 6:00~20:30」との貼り紙がある。これがこの界隈の標準的な生活時間帯ということなのだろうか。
再びポパイの前に戻り、店内に入ると、すぐ左手にsigmaの「Mk-V」があった。KZさんは一般のゲームセンターでこの機種を見たことがないと言う。ワタシは、池袋の「ゲームファンタジア・サンシャイン(現・アドアーズ・サンシャイン)で見たことがある。ひょっとしたら渋谷か新宿でも見ていたかもしれないが、そちらは自信がない。この機種はその程度にしか普及しなかった。ここでもKZさんに、「写真の撮影には注意してね。店員のマークもきつい」という注意を受けたので、本体の撮影は遠慮しておいた。
sigmaが頒布したフライヤーより、「THE DERBY Mk-V」の全体像。この画像では見えづらいが、プレイフィールドに対してレーストラックが斜めに配置されているという特徴がある。その本意は不明だが、前作(Mk-IV)ではフィニッシュラインが見づらくなるサテライトがあったので、それを避ける意図があったのかと想像している。
タダの冷やかしと思われるのもまずいかと考え、少しゲームをしようとメダル貸機の前に立ったところ、料金が100円で50枚とあり、驚く。東京でもメダル単価が2円と言うケースはあるが、それもいっぺんに1万円ほど借りた場合の話だ。また、そんなディスカントをする店には湯水のごとくメダルを投入する必要がある大型プッシャー機がたくさん設置されているものだが、この店にそんな機械はない。メダルを貸し出す際の事実上の最低デノミである100円でこの単価を実施している例は他に知らない。
100円を投入してメダル50枚を借り、「MARK V」の席に着いてメダルを投入したら、なぜか49枚しかなかったが、別に構わないとする。「MARK V」は、四角形の筐体の四辺すべてにサテライトが設置されているが、そのうちの一辺は壁に付けられており、その辺の二つのサテライトは殺されていた。なんとか目立たぬようにサテライトの画像のみをやっと撮影する。まるで撮影禁止のカジノにいるようだ。
MARK Vのサテライト。
KZさんといろいろとお話をしながらゲームをやっているうちに18時になった。そろそろ、KZさんとワタシの共通の知人の、オールドゲームのコレクターのところに行くことになっている時間だ。
(「DAY 1・午後その4:梅田付近某所」 につづく)