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リョウブ

2024-07-09 | 樹木 草花


リョウブ(令法)の白い花が咲きごろ
名前は救荒食品として育て、蓄えることを法で決めたからと言われる
又、花序の形から「竜尾」が訛ったという説もある

若葉はアクが無く生のまま食べられるが、一般的にはお湯を通し乾燥させたものをご飯や団子に混ぜて食べたり、テンプラにする

リョウブ科の落葉小高木、高さ10m程になる
リョウブ科はリョウブ属1属からなる小さな科
北アメリカやアジアに60種ほどあるが、日本で自生しているのはリョウブ1種のみ

花は6~8月に咲く
枝先から10~20cmの総状花序を出し、白い花を多数つける
花弁は5個、6mm程の長楕円形で先はやや凹み、微細な歯芽がある
雄しべは10個、花弁より長い
雌しべは1個、花弁より長く花柱は無毛、柱頭は3裂する

果実は蒴果
3mm程の平たい球形で、毛が密生する
熟すと裂開して、小さな種子を多数出す
種子は1mm程の楕円形
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