早咲きの梅があちこち咲いている
出会ったのは早咲き品種の代表種、八重寒紅だろうか
野梅系の紅色品種で12月下旬から咲き始める
バラ科サクラ属の落葉小高木、高さ5mほどになる
語源は、熟れる実、つまり「熟実」(うむみ)が転化してウメになった説
又、熟果を燻べた烏梅(うばい)が薬物として中国から渡来したので、転訛して梅になった、とも言われ今ではこの説が通用している
ウメの品種は世界で1000種を超え、日本では600品種はある
樹皮は暗灰色で不揃いな割れ目が入る
葉は互生 葉身は4~9cmの倒卵形または楕円形
先端は急に狭くなって尖り、基部は広いくさび型~円形
縁には細かい鋸歯がある
花は2~3月 葉の展開前に咲き、前年枝の葉腋に2cmほどの花が2~3個付く
芳香があり、色は白、紅色、淡紅色 花柄はほとんどない
果実は核果2~3cmのほぼ球形 6月ころ黄色に熟す
果肉の中には核があり、核の中に「天神様」とか「仁」と呼ぶ種子がある
未熟の果肉や天神様には有毒な青酸化合物アミグダリンを含んでいる
未熟果は成人で約300個 天神様は成人で約100個が致死量と言われる
未熟なうちは食べるな、種は食べるなというウメの知恵だろう・・
熟したり、加工した梅は青酸化合物が分解され食べるのに心配はない
子供の頃天神様は時々食べた・・・
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