
草ッ原にナノハナが咲き出した
今はセイヨウアブラナと言うらしく、ナノハナでは図鑑もひけない
セイヨウアブラナは西洋から来たアブラナの意味
この花の咲き揃う頃は、サクラ、モモ、アンズと咲きそろい春うららに霞たなびく田園風景が展開される頃
菜の花や月は東に日は西に(蕪村)
アブラナ科のヨーロッパ原産の1年草~越年草
明治初期にヨーロッパから入り、種子から油をとるために栽培されている
茎は高さ30~80cmになる
茎葉はやや黒っぽい披針形~卵形で、低鋸歯があり基部は茎を抱く
花期は3~5月
茎の上部に黄色の4弁花を多数つける
果実は5~10cmの長角果
菜の花はアブラナ、セイヨウアブラナなどアブラナ属の花の総称としても使い、それぞれの別称としても使われる
蕾を摘んで塩漬けにして、さっと熱湯にくぐらせたひたし物、あえ物など美味しい
油は栄養価が高く食用としての他、軟膏の原料として薬用にも使われる