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トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウラギンヒョウモンとノアザミ

2014-08-12 | 虫類


ノアザミにウラギンヒョウモンが止まって一幅の絵

ウラギンヒョウモン
翅の表は橙色に黒斑のヒョウ柄模様 裏側の後翅は銀白色の斑紋が散らばる
似たような柄模様の蝶は15種ほどいる

平地~山地の草原に居る中型の蝶 食草は各種スミレ科植物
日中草原上を敏速に飛翔しアザミ類やオカトラノオなど各種の花を訪れる
成虫は成夏には夏眠し秋に産卵するが これはヒョウモンチョウ類には良く見られる習性
草原の減少で全国的には減少しているが中山間地ではよく見られる



ノアザミの雄性期の頭花 盛んに花粉を出している
葯筒の中にある花柱に集粉毛があり 花を刺激すると花糸が縮んで葯筒が下がり 集粉毛が花粉をトコロテン式に押し出す 花粉を出し終わると花柱が伸びて雌性期に入る
ノアザミの総苞は丸っこい 総苞片は反り返らず触ると粘りけが有る