鬼の霍乱

　吐き気を伴う暑気当たりを霍乱（カクラン）というのが本当らしいが、大辞林に、「いつも非常に健康な人が、珍しく病気にかかることのたとえ」とあったので、使うことにする。

　久しぶりに、具合が悪くなり、マル二日寝込んだ。腹痛、頭痛、筋肉痛、発熱、悪寒が症状。家人の、「医者に行け！」との忠告も聞かずに、フトンにくるまってなんとかやりすごした、つもり。
感染だとすれば、思い当たる場所はある。今後気をつけねば。

　昨日（１０日）は、解説当番に当たっていたのだが、症状が症状だし、インフルエンザであれば、人様にご迷惑を掛けるし、電話し、休ませていただいた。他の方々に大変申し訳ないことをしてしまった。

　物心ついたころからの、徹底した、薬嫌い、医者嫌いなのだが、さて、いつまでこの強情を続けられることやら。
本人の意思に関係なく、身体は確実に老い衰えて行く。