企業再生支援機構が支援に備えて準備作業に追われて
いる９日の早朝から、日航のＯＢたちが羽田空港で
ありがとうございます、などと書かれたビラを配っている
ニュースがありました。
もし、このまま法的整理になれば、日航の企業イメージが
大きく損なわれて、利用客離れが著しくなり再生にとって
大きなマイナスになるとの判断によると説明にありました。
その後も、こうしたＯＢによる呼びかけの行動が続け
られていたかは不明ですが、民間銀行団と同じ考え方が
根底にあったようです。
そのビラに、私達の企業年金の１/３カットを受け入れ
再生に備えて協力しますとあったかは、これまた不明です。
機構や国の方針が法的整理止むなしの方針が大勢を
しめることが明らかになってくると、流石にそこは日航の
パイロット、うまく１/３カット受入れに操縦桿を切りました。
日航の企業イメージが落ちること、自分等のプライドが
損なわれることなどを気にした言動が目立ちました。
しかし、仕事関連の周辺だけでも、以前から日航など
利用しないとか、日航なんかに乗るものか、などと
日航嫌いの人が少なくありません。
海外へもＡＮＡを好む人が遙かに多いのが現状です。
会社本体よりも、遙か以前から企業イメージは墜落して
いたことに気付かぬ社員が働く企業では再離陸は非常に
難しい空模様でしょう。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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