福島原発による災害発生から１ヶ月以上も経って
ようやく東電側による「仮払補償金」の支払いが
始まったと報じられている。
事故だ、直ぐ避難しろ！と追い立てられて、着の身
着のままで、何の備えもなく遠方まで追立てられ、
冷たい建物に押し込まれて1ヶ月余り。
放射線汚染で今では自宅に住むこともできず、
田畑も耕すことが出来なくなった人たちにとって
余りにも遅い補償金の支払いだ。
電気が通わなくなって、更に温かい血も心も
通わなくなってしまったのだろう。
1所帯当り１００万円、単身者で７５万円だという。
総額５００億円だと報じられているが、東電に
とってこの金額が支払いの備えがなかった額だと
言うことではあるまいに。
非常に不幸な地震災害に対して全国から１６００
億円にも達する義捐金が寄せれらている。
しかし、この国民の切なる同情からのお金を前に
して、未だ政府は被災者の手元に届けていない。
「義捐金」が持つ意味も理解できない連中が
ただ、議論ばかり重ねている姿が悲しい。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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