大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

漂流する地球温暖化対策

2010年01月31日 | Weblog


    



昨年、コペンハーゲンで開催されたCOP15は、二酸化

炭素排出量が1位の中国と2位の米国との茶番劇で

目標値設定では何らの成果も得られずに失敗しました。

日米やEUなどの参加主要国は、今年1月末までに、

改めて2020年までに温室効果ガス排出量の削減に

備えた中期目標を提出ことになりました。

COP15では、米国は新しい雇用を生み出すという点で

グリーン革命は賛成だし、温暖化から地球を救うという

ことにも賛成だけれども、米国は米国内での雇用の創出が

期待できるからこそCOP15に参加したと断言しました。

他方の中国は、先進国側が先ず削減に備えた具体的な

行動を取るべきであって、中国としては経済発展を犠牲に

してまでも削減に取組むことは出来ないし、削減への

取組には先進国の積極的な支援が不可欠と主張。

両国だけで、二酸化炭素排出量の40%余りを占めている

ことへの責任を棚に上げて、雇用創出と経済発展の本音

同士のぶっつかり合って収拾がつきませんでした。

そんな中で「美しい地球を守るために」と地球人の友愛を

説く鳩山首相は全く浮いてしまって、出番がありませんでした。

しかし、1990年比で2020年までに25%を削減すると

した約束は、日本にとっては守らなければならない国際

公約となってしまっています。

中期目標の提出に当って、すべての主要国が参加する

ことを前提にして、との条件を付けてはいても数字の約束は

守る義務があり、余りにも拙速にカードを切ってしまった

ことが、日本の経済や家庭生活に重くのしかかってきます。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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