香港で４６階建ての高層マンションで、１室が約５０億円で
中国本土からの客が購入した記事がありました。
東京でも時折億ションが話題になる事がありますが、
最高の平方メートル単価で３００万円程度であり、香港で
購入されたケースでは約３倍の単価になるそうです。
香港では、中国本土の金余りの影響で、高級マンションの
売れ行きが快調で、特に本土からの客は中級品には
目もくれず、高額マンションに殺到しているといわれます。
人民元レートが対香港ドルで切り上がっていることも
大きく影響しているようです。
本土内でも、年末まで半年余りも連続して住宅の価格指数が
上昇するなど住宅の値上がり非常に急激です。
政府では２戸目の購入者にも認めていた優遇金利や頭金の
比率引き下げを中止すると共に、住宅が購入できない不満の
解消に備えて、１５００万戸以上もの低所得者層の住宅不足
問題解決に取組む方針を打ち出しました。
景気対策のために投入されている資金を基に地方政府も
積極的に開発に備えた不動産開発を進めており、地方
年での不動産価格の上昇が急ピッチです。
農民工や失業者雇用対策のためであるべき開発投資が、
急速な都市化を招いており、不動産価格の上昇を招き
投機化しているため、低価格住宅の絶対数が不足しています。
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