大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

プリン体は敵ではない 身体に必要なもの

2019年12月30日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



ビール党にとっては、「ビール→プリン体→

痛風」の連鎖を備えていることが頭から

離れないため、プリン体は悪者扱いだ。

だが、プリン体は、細胞の中のDNAなどに

含まれる成分であり、生物が生命活動を行う

際に必要不可欠なエネルギーの源だとされる。

即ち、プリン体は遺伝子の構成成分であり、

細胞の代謝・増殖などに利用される働きを

備えていて、生命活動に欠かせないものなのだ。

プリン体は、ほぼ全ての食品に含まれていて、

食事から摂取されるだけでなく、もともと

体内にも存在している。

プリン体の8割、1日に約500㎎は、体内で

生成されているという。

体内で利用されなかった一部のプリン体は、

体内で分解されて、尿酸になり、尿酸プールに

貯められ、最終的には尿などと共に排泄される。

過剰摂取されると、血清尿酸値の上昇だけでは

なく、高尿酸血症や痛風発症リスクの上昇など

にもつながることになる。

食品に含まれるプリン体のほとんどは、核酸と

して存在しており、核酸は腸管内でヌクレ

オチドに分解され、さらにヌクレオチドは

ヌクレオシド、プリン塩基へと分解され、

この分解過程で、プリン体は体内へ吸収される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?