大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

COP25閉幕「パリ協定」ルール合意できず

2019年12月18日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        




12月2日に、マドリードで開幕したCOP25は、

15日に、会期を2日間延長した末に閉幕した。

190を超える国と地域が参加したが、[パリ

協定]実施に備えたルールの一部で、合意が

できず、討議での決まり事はなく、対策の

強化を各国に促すということで締めくくられた。

[気候変動の緊急性を踏まえ、来年を一つの

機会として温暖化対策を可能なかぎり強化する

ことを促す]ということだから、来年は各国が

腹をくくって、目標を出そうぜということに。

日本は、開幕冒頭から石炭火力重視の国と

レッテルを張られて叩かれたが、討議への

積極的な参加で評価されたのか、結果としては

排出削減に備えた積極的な取り組みの姿勢が

どのように進むのかと注目を集めたとしている。

日本が掲げる[パリ協定]の目標は、2020年から

始まる地球温暖化対策の国際的枠組みの[パリ

協定]に基いて、日本は温室効果ガスを2030

年度までに、2013年度に比べて26%削減する

目標を掲げている。

また、パリ協定を締結した国は2020年12月

までに温室効果ガスの排出量を削減する長期

戦略を策定し、国連に提出する必要がある。

日本は今年6月に長期戦略を策定している。

この戦略では、火力発電への依存度を可能な

限り引き下げ、太陽光や風力など再生可能

エネルギーの[主力電源化]を目指し、2050年

までに温室効果ガスを80%削減するとともに、

今世紀後半のできるだけ早い時期に「脱炭素

社会」の実現を目指すとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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