8月12日、韓国政府は日本を安全保障上の
友好国とするホワイト国から除外すると発表。
日本政府が、日本から輸出された戦略物質の
不適切な第三国への迂回輸出の是正に備えて
韓国への輸出規制の強化を実行した後、韓国
政府は数度にわたり、ホワイト国除外など
対応の措置を考慮していると公言して来た。
今回、それを実行したことになる。
即ち、韓国は報復として対抗措置を実行した。
世界貿易機関(WTO)違反となる対抗措置だ。
愚かな、悪あがきをしたものだ、日本政府は
日本にはあまり実質的な影響はないと一蹴。
2019年上半期の韓国の国別輸出比率では、
中国へは23・2%と重要さを備えているが、
日本向けは僅か4・1%にすぎない。
韓国産への高い輸入依存度を備えている
汎用品の樹脂成型品などの石油製品や鉄鋼
製品は80%を超えているが、これらは多くの
国から自由に買える製品。
韓国の輸出主力製品の半導体では、日本が
2018年に輸入したDRAMのうち、韓国製は
21%を占めているが、これらは何時でも
台湾などから代替輸入が可能な製品。
しかも、韓国のDRAM輸出全体に占める
割合は僅かに0・53%に過ぎない額なのだ。
韓国政府は、上から目線で仰々しく除外を
言い渡したところで、日本にとっては全く
痛くも痒くもない報復で、蛙の面に小便だ。
それより、不景気のさ中に日本向けの製品を
製造してきた中小企業にとっては非常事態で、
韓国国内産業の方が大被害を受けることに。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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