大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米中貿易戦争から通貨戦争へ ウオン巻添え

2019年08月12日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




6月の米中会談で、貿易戦争は一時休戦状態と

なったが、その後、局面打開に備えた米国と

中国の閣僚級の貿易協議が7月30日から上海で

開催されたが、結論が出ず膠着状態に。

業を煮やしたトランプ大統領は、中国に対し

3000億ドル相当分の輸入品に10%関税を

かけると発表。

中国は、米国の追加関税に対し、貿易で対抗

出来る有効な手段を最早備えていない。

このため、中国は1ドル=7元の下限相場の

ラインを外して元安で対抗。

8月5日、1ドル=7・05元に下落し元安が進む。

米財務省は、すぐさま中国を為替操作国に認定。

米中貿易戦争は、米中通貨戦争に戦場が拡大。

8月5日には、トランプ爆弾のとばっちりで

アジアの市場にも混乱が広がり、日本日経

指数が1・7%、中国上海指数が1・6%下落した。

取分け中国の影響を受けやすい韓国のKOSDAQ

指数が7・5%の大暴落、KOSPI指数も2・6%下落。

日本の戦略物質の韓国向け輸出規制強化に

備えた見直しの影響も加わり、韓国市場は

大幅安となり、韓国通貨ウオンも一気にデッド

ラインの1ドル=1200ウオンを割り込んで

1215・3ウオンに急落。

これで、為替不安へのリスクも一気に高まる。

韓国からの外資の逃避や引上げが加速され

1300ウオンラインを割れば一気に通貨危機に

突き進む可能性が現実味を増す。

文在寅は反日に熱を上げている場合ではない。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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