国際金融協会(IIF)の報告では、今年1~3月期に
中国の企業、家計、政府の総負債は40兆ドル
(約4308兆円)を上回り、対GDP比で303%と
昨年同期の約297%から拡大した。
中国経済は、国内外の景気の不振に加え、
米中貿易戦争の影響も受けて、失速している。
当局は、景気テコ入れに備えて、地方政府に
インフラ投資を強化させ、消費の拡大を図る
ため、民間部門への積極的融資を促したため、
債務は拡大した。
専門家の分析では、中国の現在の名目GDP
成長率は8%で、融資総量伸び率の11%を
下回っているため、債務規模の対GDP比率が
必然的に上昇したと指摘している。
債務の急速な増加は、中国経済が直面して
いる最大の課題とのなっており、中国債務の
対GDP比率の急上昇により、金融危機発生の
可能性が高まっている。
今年上半期において、中国企業の債務不履行
規模は600億元(約9395億円)に上り、過去
最高の規模となっている。
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