大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

津波地震発生のメカニズム解明へ

2012年05月23日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



      




三陸沿岸では、陸地で大きな揺れを感じていない

にも拘らず大きな津波に襲われて大被害が出た

地震に、1605年の慶長地震がある。

また、1896年の明治三陸地震でも、震度4程度の

揺れであったが、大津波が襲い大被害が出た。

この時には、宮古市田老地区で38.2mの

津波の高さが記録されている。

海洋研究開発機構などの研究グループは、紀伊

半島沖の南海トラフ沿いに地震計を設置して

観測を続けているが、2009年にM4程度の

地震が繰り返し発生していたことが確認された。

この地震の震源はフィリピン海プレートが潜り

込む境界近くの比較的浅い陸地側地域の岩盤

部分で発生していた。

特徴的なのは、通常の地震発生時の数十倍

以上の30秒から100秒程のゆっくりとした速さで

岩盤が割れて動く地震だったことが判明した。

今回のメカニズムの解明で、慶長地震などの

津波地震の特徴が裏付けされたとしている。

プレート境界の比較的浅い地域でも歪みが溜り

地震を引起すことが確認された。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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