大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

迷惑千万な黄砂の季節

2012年05月04日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


      



山裾に咲く桜を春霞に見立てて、悠長に春を

愛でることも出来なくなった日本列島。

今日も空は黄砂でどんよりと曇り、何時もなら

遠くに望める山並みも見えない。

黄砂に飛来に備えて、洗濯もままならない。

最近の黄砂は、衣服に着けば払えばよい、と

言ってる場合ではない怖さを備えている。

中国では国内エネルギーの7割を石炭に頼って

おり、暖房や発電などでは品質の悪い石炭も

生炊きするため、石炭に含まれている硫酸

成分などの有害物資が集塵処理されることなく

硫酸成分は二酸化硫黄となって、黄砂に付着して

日本に飛来し、吸い込むと有害な硫酸塩エアロ

ゾルになって、身体をむしばむ。

大気中に浮遊している硫酸塩エアロゾルは

硫酸雨となって地上に降り注ぎ、大地を汚染。

山の木々は酸性雨によって枯死。

弱った木は、マツクイ虫やカシノナガキクイ虫に

侵されて山は荒れ放題に。

有害成分にしろ黄砂にしろ、飛散防止に備え

対策を取らない限り日本側ではお手上げだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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