大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

ダイエットを邪魔する遺伝子も存在

2012年05月17日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



      




人類は民族によって異なる遺伝子を備えている

ことが一般的だが、中には健康維持の上で

好ましくない遺伝子も存在する。

アメリカ大陸に住むピマ族の半数以上は肥満

体質で糖尿病になり易い遺伝子を備えている。

研究調査では、この民族はβ3アドレナリン

受容体遺伝子に変異が存在することが判った。

そこで日本人の肥満治療を受けている患者の

遺伝子を調べた結果、ほぼ30数人全員が

やせ難い働きをする変異したβ3アドレナリン

受容体遺伝子を備えていることが突き止められた。

日常生活で、何もせず安静に過ごしていると

成年男子で1500Kcal、成年女子の場合には

1200Kcalが生命維持に必要とされるが、

やせ難い働きをする変異したβ3アドレナリンが

あると通常の必要カロリーよりも少なくても

生命維持が可能だと判明した。

食事やカロリー制限などでやせる努力をしても

体質改善につながらず糖尿病の治療効果が

上がらに患者には基礎カロリーのベースから

見直すことが必要になることが明らかになった。

個人差のある遺伝子の組み合わせなどの解明

研究が進めば、メタボ改善にもつながることに。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

健康と安心のメタボへの備えは?





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