メタボリックシンドロームの一つ、肥満者の
糖尿病は様々な要因で発症する。
膵臓が痛んでインスリンの分泌が止まり、急激に
発症する「糖尿病Ⅰ型」に比べて、圧倒的に
多いのが「糖尿病Ⅱ型」で、日本人の場合には
95%がこのタイプだとされる。
仕事人間が糖尿病を発症する原因の一つが
ストレスだとされ、そのメカニズムが解明された。
実験用のマウスに1日に2時間づつ、2週間の間
ストレスを掛け続けて、平常に過ごしたマウスと
比較したところ、炎症を引起す働きをする蛋白質
「MCP-1」が2~3倍増えているのが判明。
また、ストレスを掛けなくすると、「MCP-1」
蛋白質は減少し正常に戻ることが確かめられた。
この蛋白質「MCP-1」は、糖尿病を発症させ
たり、血液が固まりが出来やすくなる働きを
することが判っている。
ストレスによって、蛋白質「MCP-1」が増える
働きを止める薬や治療法が開発されれば、
ストレスが原因となる糖尿病の減少につながる。
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