大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

金融業界の混迷で日米の逆転事態も

2008年09月25日 | Weblog




世界の金融業界を支配していたアメリカの四大証券の

行方もほぼ定まってきましたが、アメリカの屋台骨を

揺るがした大地震は、なかなか容易には収まりそうに

ありません。

つい半年ぐらい前までは、羨望と畏れの気持ちで接して

いた企業に、日本の証券会社や銀行が巨額融資を

したり、事業部門を買収するなどと、立場が逆転した

状況になろうとは誰しも思いも寄らなかったことでした。

ゴールドマンサックスやモルガンスタンレーという超の

字が付くマンモスが揺らぎ、3位のリーマンブラザースが

あっけなく破綻してしまい、4位のメリルリンチは一夜で

身売りが決まってしまうなど、激震の2週間でした。

特にリーマンブラザースの破綻は、アジアでは休日の

国が多い15日の発表であっただけに、休みどころでは

なかった関係者が多かったことでしょうが、逆に対応に

備える時間が持てたことで多少はショックが和らいだと

いう意見も多く、アメリカ側の思い入れもあったようです。

しかし、日本政府としては落札されていた国債の払込が

不履行となり22日現在で、総額が4000億円を超えて

いることが明らかにされています。

資金繰りの厳しい折柄、とんだとばっちりが在ったものです。


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