オリンピックは、勝つことでなくて、参加することである、
と子供の頃にはオリンピックの目的や精神を教えられ
た記憶があります。
オリンピック憲章には、人種や男女、宗教や信条などに
よるあらゆる差別はあってはならないと規定しています。
また、オリンピックの主旨について、スポーツを人間の
調和の取れた発育に役立て、人間の尊厳を守り、平和
な社会を発展させることを推進するとの崇高な目的を
備えています。
最近では北京オリンピックは成功であった、中国に
とっても世界の国々にとっても成功であったとする論評
が大勢を占めています。
結果が良ければ、それは良いことだったのだ、です。
しかし、日本にとっては、メダルの獲得数に関する限り
前回並みには遠い結果でした。
金メダル獲得数では、中国が51個、2位のアメリカが
36個ですから、断トツでした。
しかし、金、銀、銅メダル合計では、逆にアメリカが110
個で、中国を10個りーどしました。
日本は、金が9個で第8位、総数は26個となり、10位
に入るか、どうかという順位でした。
中国の金、51個に対して、銀は21個、銅28個です。
一方、アメリカは、金36、銀38、銅36個と横並びに
近いのに対して、中国の金の突出振りが目立ちます。
徹底的な、英才への集中が行われた結果でしょう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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