【これがラスト高山になるのかな?】
2021年10月中下旬、従前から予告しているとおり、今回の高山へ向かう。
ただし、この高山行きはこれが最後になるのかもしれないと考えている。
その理由は、高山に行く目的が逸しているというか、現時点で破綻しているほかにならないのだが。
今振り返って冷静になってみると、やっぱり初回に行った時が高山行きのピークだったのかもな。
【改めて今回旅の整理】
そもそもは「君の名は。」の聖地巡礼から高山を目指したことだったな。
そこで偶然の出会いとなった居酒屋とラーメン屋の店長(店主)とは、運命めいたものすら感じたほどかなり有意義だった旅だった。
あんな記憶に残る出会いはもうないだろうし、有終の美じゃないが初回旅で高山行きを終わりにしておけば、今ほど高山に執着することもなかったんだけど。
まあ、こちらが勝手に思っていることであり、独りよがりというか高山に行く理由をあえて付していただけだったのかも知れない。
【数少ない親愛なる友人にも】
初回旅の高山からの帰りは、せっかく中央道(中央本線)を通って帰京するということで、十数年ぶりに親愛なる友人にお会いするという機会をいただいた。
自分が無理行ってお付き合いしていただいたので、今振り返っても恐縮することばかりだったが、やはり脳裏のヒダまでしっかりその日の有意義だった出来事が刻まれている。
自分がちょっと勝手ながら高山から帰るとき、どうしてもその地を通過する機会が多く、その際、普段以上に「元気でやっていらっしゃるだろうか」と車窓を眺めていることだ。
だから自分が高山行きを辞めることで、その方に会う機会はもっと減るのかも知れないし、もしかしたら初回の高山旅の帰りにお会いしたのが最後になってしまうかもしれないと思うと複雑だよなぁ。
【今まで高山に向かっていた本当の理由】
高山土産を旅行後は各方面に毎回配っているのだけど、いつも言われるのが「また行ったの?なにかあるの?遠距離恋愛でもしているの?」などなど散々な言われようなんだよね。
決まってオレが答えているのが「いや何もないのがいいんです。」とか「行ったら行ったで何かあるんですよ。」など、答えになっていない回答を繰り返している。
たしかに聖地巡礼を達成したことで目的を終わっているのに何故またむかうのかという疑問が第三者に生じるのは当たり前。
なぜなら観光地なんか一度行ったら、もう行かないとするのが日本人の暗黙ルールだからだ。
オレが高山に行く本当の理由は、一言でいうなら「一度触れた旅先での出会いの嬉しい感触を、また感じたい」ということなんだよね。
【それってどういうこと?】
この記事の冒頭や本ブログでたびたび登場する「某居酒屋の(元)店長」と「高山ラーメンの某店主」がそのキーマンなんだよ。
前者は、すでに当居酒屋にいないが行けば明るく対応してくれた闊達な若者だ。
正直、高山に向かっていた目的は、居酒屋に行けばその彼に会えるわけだし、そこで地のものと楽しいお酒が飲みたいということだった気がする。
後者は、観光客に誰でも気さくに話しかける店主なんだけど、お手透きだったらバンバン話しかけてくれるんだよね。
すっかり気を良くした自分は、その日だけで2回も食したのに、その3か月後に行ったらすっかり忘れられていて(笑)
憶えてもらうまで通い5~6回も対面で食べながら、深い会話してもオレを憶えてくれなかった。
だからラーメンが美味しいのは当然だが、顔を憶えてもらうまで通ってやろうと意地になったこともあるかと思う。
【今回の高山旅で決めていたこと】
今回の高山行きでは、2つのことを決めていた。
ひとつは、すでに当該店舗にいない居酒屋元店長が市内勤務になるまでオレが高山に行くことがないこと。
ふたつ目は、当ラーメン屋店主に「今日は観光ですか?」と観光客向け定型文で挨拶されたら、もうこのラーメン屋に来ることを断念すること。
つまり、ひとつ目の案件がすでに無期限の訪問延期状態であるため、当該ラーメン屋店主に憶えてもらっていなかったら、本当の無期限の高山行き延期が決まるということなんだ。
【その結果は如何に?】
この答えは、この記事が長くなってしまったので次作でシレっと語ろう。
こうご期待!(誰も期待してないかww)
<勘案編へ続く>
(到着したその瞬間に高山駅前をパチリ。決行した日は珍しくいい天気だった。ちなみに高山にド昼間の到着って行軍史上初のことだったという。)
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