Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

博才を持っている人とは

2012年02月24日 17時30分00秒 | Weblog

この話をするに当たって、もしかしたら過去に数回語ったことや登場したことがあると記憶もしているが、もし重複しているネタがあるのなら、今ここで事前に詫びておこう。


本題


世の中には博才がある人とはこういう人を言うのだろうという人がいる。

オレの知人・・・・・・まあ友人の奥方の話であるのだが、その彼女は、まずパチンコで負けたのを見たことがないという話。


その友人とはパチンコパチスロ仲間でもあるため若い頃からよく一緒に遊んでいたが、勿論お互いともトータルでは、いい負けっぷりだろう。
その仲間が彼女と付き合っているとき、彼女もパチ好きなので、たまに遭遇することはあったのだが、まず負けない。


どんなにクソ出なくて有名なパチンコ屋でも、必ず大当たりさせ、必ず箱を積むのだ。
そんな彼女に会う度、必ずドカドカ出していた光景を見て、 「この人こそ、博才を持っている人なのだろう」 と思ったものだ。


その後、彼らが結婚したあともパチンコ屋で遭遇することしばしばあるが、彼女は必ず勝利で終えている光景しか見たことがない。
不思議に思うオレは、彼女がいないときに、その仲間に尋ねたことがある。


「彼女、パチンコで負けたの見たことないのだけど、実際どうなの?」
物理的にあり得ないことなので率直にぶつけると、


「まあほとんど負けないよね(笑)だって勝つまでやるんだもん(大笑)でも負けるときは、ハンパ無いんだぜ。」
聞けば、負けるときは10万以上もの大金を普通に突っ込んじゃうらしいけど、勝っても負けてもいつでも冷静なのらしい。


ダンナと一緒にパチンコをやるのが鉄則らしいから、彼女の勝敗は全て分かっているという仲間。
そして一家の財布を管理する彼女。


お互い割り切って動いているらしいし、生活に支障を来すこともないという。
まあ、そりゃそうだろう。


彼女はトータルでメチャクチャ勝っているんだから。
とにかくスゴイ人よ。



【余談】

ある日の仕事の帰り道、運転中、急にお腹の様子が悪くなったこともあり、そこそこ新しくオープンした大型パチンコ店に駆け込んだ。


冷や汗をかきながらトイレに駆け込み、なんとかピンチを凌いだのだが、用足し後ハンカチで手をフキフキしながら、パチンココーナーに目を見やると、店内は満席状態。 稼働率は良いようだけど、全体として出している様子には見えなかった。


本当は、トイレ使用代金として少し遊んでいこうと思ったんだけど、あいにくの満席だし、大して出てもいないので帰ろうとしたら、一つのコーナーの端台で東京タワーのように出しているポイントを発見した。


「あまり出てないのに、ひとりだけスゴい出しているヤツがいるじゃん?」
興味本位でそのコーナーに行くと、誰がパチンコを打っているかも分からないくらい玉が積み上がっていた。
(どれだけスゴイか分かるでしょ)


どんなヤツかと思って箱の隙間から、顔をのぞいたら、このパチンコ屋には顔すら出さないはずのその彼女が座っていた。
メチャクチャ出していて注目の的なのに、相変わらずのポーカーフェイスぶりで笑った。


(さすがに、もうビックリしないわ・笑)
が、声をかけると、


「ダンナには内緒ですよ~(笑)」


だって。
聞けば、たまの休みでコッソリ一人で来ていたらしい。

彼女も普段は仕事している人なんだが、気まぐれ的に遊びに来たらこんな事になったらしいが、、、、、さすがだわね(笑)


オレもチョット遊んで軽く勝利を掴んだので一回りして戻ってみたら、もう彼女はいなかった。
まあ、いくら勝ったのか知らないが、仲間の家計は安泰だろう。


彼女がいる限りはね、とにかく羨ましい限りだ。





【蛇足】


色々な場所で様々な人間を見てきたが、例えば「絶対に競馬競輪で負けない人」ってまず見たことない。

まあこれは理論上、25%程度のテラ銭を胴元に支払っている関係で実在しないことはわかる。


http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5680.html


(⇒オレ的には、宝くじが一番胴元にお金を取られていることを知って欲しい)


希に、テラ銭を取らない知人同士の麻雀とか花札では負けない人がいることは事実だろうが、実際には目の当たりにしたことはないし、理論上存在しない。


だから、宝くじを含むギャンブルは、本当の意味で「やらないことが一番損しない」ということを、この蛇足コーナーで語っておきたいことだ。


買わなきゃ当たらない


そういうフレーズで購入意欲を煽っているものもあるが、実際は、そうでないということも知ってくれ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワタミ社員の自殺問題、根は深いかも知れん

2012年02月22日 22時22分22秒 | Weblog


ワタミ社員の自殺、労災認定 入社2カ月の女性(朝日新聞) - goo ニュース

どうあれ、職場に悩んで自殺してしまったのは、和民の社員であることは間違いない。
そのケジメ自体をどうかんがえているのだろうな、和民としては。


明らかな不快感の声明まで出して抵抗する和民側としては、どうしたってこんなこと認めたくないだろう。
一部報道について-ワタミ株式会社(PDF)


まあ遺憾とするのは大いに結構だが、こうした対応を取る事すら企業にとってマイナスだろう。
冒頭に綴ったとおり、覆せない事実は事実として、どう受け取ったのか?


オレも身近な人が3名も自殺したけど、そのうちの2名はなぜ自殺したか未だに分かっていないんだから、ホントの自殺理由なんて自殺起因なんて本人以外知らないこと。


だけど、和民が完全に労災でないと意見することは、やはり違うと思う。


でもさ、オレなんかはただのユーザーだから、こうなっちゃうと考えもひとしお。
今後、和民を使うかも知れないけど、ちょっと気持ち的に一歩考えちゃうわ。


後輩が毎回スタンバイしてくれる和民には行くけど、自らが企画した飲み会なら、和民で開催することは当面ないだろうな。
(オレの場合は、オレが企画する飲み会自体が存在しないから問題ないか・笑)

ワタミ社員の自殺、労災認定 入社2カ月の女性(朝日新聞) - 朝日コム





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろそろGREEも潮時か

2012年02月20日 17時30分00秒 | Weblog


『探検ドリランド』不正にカード複製ができるバグ、数百万円を稼いだユーザーも(インサイド) - yahoo! ニュース


もともと、GREEの無料ゲームで旧「探検ドリランド」は、ホントに無料で相当楽しめるケータイゲームだった。
そのため、オレも相当のめり込んだし、それに伴って仲間も増えたのだが、当然、GREE側としてはオレらみたいな無料ユーザーなんていらないわけだ。


だから、旧ドリランドをバッサリ辞めて、現・カードゲームタイプにGREEは方向転換した。
オレ達のような無料ユーザーを切るために行った対策をしたわけだな。


これにより、ドリランドがどーなったかといえば、ガチャという名目で、ユーザーにはドンドン課金させ、レアカードをGETさせることに目を向けさせる。
つまり、ゲームをそれなりに遊ぶには、有料ガチャ、すなわち課金が必要になる算段だ。


GREEのメインゲームである「釣りスタ」についても、ある程度の課金はしても、ある程度までポイントがたまれば、ほぼ無課金で楽しめたケータイゲームであった。
しかし先頃、オリジナルパーツ以外に、強力な竿(成長さお)というアイテムを有料ガチャによって手に入れられれば、その後のゲーム展開が楽になるし、強いアイテムがより簡単に手に入るようになるなど、カネがある人は面白いようにザクザクモードとなる仕組みである。


逆を言えば、最初から完全無課金だとゲームがそもそも成立しない釣りゲームである。
だから、前述以外にも成長竿を数本手に入れるため、オレも最初は多少の課金は行った。


しかし、段々と目に余るような過剰に強い竿を当該ガチャによって手に入るような売り文句を堂々と行うようになったGREE。
例えば、普通の成長竿の威力が2倍・・・3倍・・・・今では4倍強いという竿がガチャによって手に入るという売り文句だ。


さらには、鍛え上げた成長サオをトレードできたり、下手すりゃ売買までなされているケースもあるから、ドリランドに限らずユーザーに”いかに”金を使わせるかがポイントとなる釣りゲームへと変化した。


オレも最低15本は最終的にサオの強弱関係なく揃えなくてはゲームにならないことから、15回以上のガチャをやった。
(1回500円のガチャ)
つまり単純に、1万円以上使っただろうと推測するから、振り返ればオレも大馬鹿だ。


もう当然、課金はしないけどGREEがこれ以上の課金を求めるような展開にしてきたら、当然脱退するがね。
オレ自身が、そのために最近嫌気をさしていることもあるけど、ドリランドのカードゲーム方式のチェンジ、釣りスタの成長サオ制度の変化で、多くのグリ友さんを失った(退会)ことは事実である。


ゆえに。
今のグリーでは、釣りゲーもドリランドも、ユーザーからカネを引っ張る手法は同じ。
だが、ドリランドは、こういったバグが見抜けなかったばかりか、3万円で取引させちゃうほどのゲームに仕立て上げたわけだから、それなりの責任は取り段階に来たのだろうとも思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超ダイエット生活中に想うこと(gooバージョン)

2012年02月16日 12時00分00秒 | Weblog

超ダイエット生活中に想うこと(アメブロバージョン)も読んでね!


以前もここのgooブログで「医療費控除」について語った記憶があるのだが、今、超ダイエット中に思うこともあって、その前振りというか思い出した内容をここに綴りたい。



ここまで健康不安とも戦いながらのダイエット生活は、まもなく実質で1ヶ月を過ぎる頃になろうか。
周囲からは急に痩せすぎなんじゃないかとも揶揄されるが、元々太りすぎていたことを思えば、まだまだ大したことがないと思っている。


いつかも語ったとおり体重計に乗るのは月イチと決めているので詳細な成果は不明。最近になって思う具体的な目標は体重を20kg以上落とすことと言うか、服のサイズをLLで余裕があるくらいまで痩せて、その後維持することである。


先日、職場を通じて協会けんぽ(全国健康保険組合)から、昨年1年の医療費に関する書類が手元に届いた。


これは、昔で言う社会保険に関わる職場で働く一般的な社会人なら誰でも知っていることだと思うし、ちょうど皆さんも手元に届いたことだと思うが、オレは約50万円の医療費を支払っていたことが分かった。


まあ、出動実費は3割だから15万円と言うことになるが、1年間で15万円も(概ね)不摂生の理由から病院に支払っていたのかと思うと、やはりダイエットは今後も続けなければならないだろうと改めて痛感した次第である。


ちなみに・・・年間10万以上の医療費出費を確認したが医療費控除の申請はしない予定。
なぜなら、申請をすれば1万ちょっと還ってくるのが分かっているが、申請までの労力がとてもその金額に見合わないくらい大変だからだ。


以前、実費で年間25万も使ったので1週間も掛けて対象となる書類を作って、クソ混んでいる税務署に行き我慢しながら並んで申請したら、あーでもないこーでもないと言われたあげく、どこどこに不備があったとかでオレも最終的にブチ切れて申請作業を放り出した結果、1円も返ってこなかったという体験をした。


書類作成までの道のり、税務署までの道のり、税務署での精神的苦痛、これらが還付金に見合うかが大きな問題。
どこかのサイトでは、ザックリとなら還付金が計算できるので、その苦労が対価に見合うかの参考にされては?と思う。


だが、そもそもとして、この制度自体について協会けんぽの書類を引用できるようにしてくれれば、グッと楽になるハズなんだが。
行政の縦割り業務に、我々国民はドコまで付き合わなくてはならないのだろうか・・・・



-------------



どこかのサイト「とりあえず何でも自分でやってみよう(医療費控除の計算)」が一番分かりやすそうなのでリンクを貼らせて頂いた。



だが、まだ人生を半分ぐらいしか生きていないヤツが、こんな作業についてクソ面倒だと思うワケだから、今日日のご老体が簡単に出来るとは思えないことを税務署では求めているっていうことが、やっぱりクソだと思うわ。


カネが欲しけりゃそれぐらいやれってことかいな?














 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百日咳とは

2012年02月14日 17時30分01秒 | Weblog

百日咳の症状を自分なりに勉強してみた。
(この経緯等についてはリンク参照)



なお、この記述に関する引用元は、次のアドレスに記載されるところから主に引用したことを申し添える。
http://hobab.fc2web.com/sub6-Pertussis.htm



① 年長児や成人が、百日咳に罹患した場合、咳嗽や鼻水が、長引く。
② 百日咳は、特有な咳発作に際して、透明で粘稠な痰(鼻水様)を、喀出する。


③ 百日咳では、咳発作に伴ない、粘稠半透明な喀痰(粘稠硝子様の喀痰)を、口の外に排出する。
④ 百日咳は、特有な咳発作に伴ない、咳き込んで、嘔吐することが多い。


⑤ 百日咳は、初期において、普通の感冒と区別することは、困難である。
⑥ 百日咳は、痙咳期でも、夜間は、百日咳に特有な咳発作をしていても、昼間(外来受診時)は、気付かれないこともある。


⑦ 咳き込みの為、舌を突き出し、顔が真っ赤になり、眼瞼が浮腫状に腫脹し、所謂、百日咳様顔貌を呈する。
⑧ 百日咳に罹患しても、初期は、無熱で、咳込みで苦しむ以外は、ケロッとして、一般状態は、良好で、重篤感がないことが多い。


⑨ 百日咳では、特有な咳き込み発作がある時期でも、胸部聴診で、ラ音などの異常所見が見られないことが多い。
⑩ 百日咳に特有な咳発作は、3~4週間、続く。


⑪ 百日咳に特有な咳発作は、百日咳菌が産生する毒素によって生じるので、百日咳菌に有効な抗生剤が投与され、百日咳菌が消失しても、直ちに、咳の改善は、得られない。


⑫ 百日咳は百日咳菌という細菌によって引き起こされる急性呼吸器感染症で、感染力が大変強く、咳による飛沫で感染する。
⑬ 三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)ワクチン未接種者を中心に幼児で散発しているが、小児期に受けたワクチンの効果が年とともに弱くなり、抗体価が下がることによって百日咳に感染する。


⑭ ワクチン接種後の抗体価は6~10年で減衰し、成人で3週間以上続く咳の原因の2割弱が百日咳だと言われている。
⑮ 好発季節は春から秋、特に8、9月に多く発生する傾向有り。


⑯ 確定診断は鼻咽頭からの百日咳菌の分離同定が必要も検出率が低いため、血清抗体価を測定するのが一般的。
⑰ 百日咳菌抗体(細菌凝集法)検査は、ワクチン株である東浜株と比較的最近の流行株である山口株の2種類の抗体を測定する。


⑱ 感染初期と2週間以上経た時期のペア血清測定を行い、4倍以上の上昇で診断する。
⑲ シングル血清(1回の検査)で診断する場合は、ワクチン未接種者や10歳以上では東浜株、山口株のいずれかが40倍以上、10歳未満ではいずれか320倍以上が百日咳の目安とされている。



----------------



上記には専門用語がかなり飛び出しているが、このオレが体感したことや体験していることについて、今日現在だが一つ一つ自分の症状と付き合わせてみたいと思う。



① 咳の他に、初期は痰や鼻づまりも併発した。
②③ 2週間の抗生物質投与後は、とにかく鼻水状の痰が出るようになった。


④ 初期時は、過剰な咳により吐きそうになることしばしばだった。
⑤ 最初はただの風邪だと思っっていた。


⑥ 内科 → 耳鼻咽喉科 → 呼吸器科と巡って判明した。
⑦ 特別な咳はしていないと思うが、吐きそうになるのをこらえるため悶絶した事実はある。


⑧ 平温時よりも若干高い熱は出たものの、見た目にはなんら健康に支障のない状態に見えよう。
⑨ 胸部検診では、内科と呼吸器科で異常なしと判断されている。


⑩ 発症から3週間、いまだに咳込みはある。
⑪ 抗生物質は飲み終えているが、咳が止まったという感じはない。


⑫ まあおそらく葬式時に仲間から貰ったと考えるのが一般的だろう。
⑬⑭ 人生で始めて百日咳と診断されたが、過去には2度くらい同じような症状で苦しんだことがある。


⑮ 1月に発症したけど、乾燥経由で飛沫感染したなら季節は関係ないのかも。
⑯ オレが行った病院では、血液検査による抗体チェックだった。


⑰ オレの時もご多分に漏れず「東浜株と山口株」による抗体検査だった。
⑱ オレの場合は、一発勝負のいわゆるシングル血清検査だが、同時にマイコプラズマ肺炎の検査も行った。


⑲ オレの検査結果は、両株とも20倍以上と定量。医者が言うには、この結果からほぼ百日咳で確定だが、喉のアレルギーや喘息の可能性もゼロではないという。



だが、①~⑲のことから考察というか振り返ってみると、ほぼ百日咳という診断で間違いないかと思う。
自身の健康不安と仕事多忙状態に、さらなる追い打ちが重なって、もうボロボロ。


これで循環器に異常があるって分かったら、もうやりきれん。
っていうか、生きるモチベーションと働くモチベーションが大いに下がるわ。















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際バレエで優勝の女子高生にエールを

2012年02月06日 23時59分59秒 | Weblog


「自分を解放できた」菅井円加さん、会心の笑顔(読売新聞) - goo ニュース

「世界で活躍したい」=ローザンヌ優勝の菅井さん、帰国し会見―国際バレエ(時事通信) - goo ニュース


オレにはこの意味がよく分からんが、こういう明るいニュースは歓迎だ。
パッと見、吉高由里子氏に似ているビジュアルも、大いに人気が出そうな雰囲気を持っている。


この彼女、笑顔が素敵というか、いい顔しているよ。
この時点で天は二物を与えたと思うべきなのか、こういう顔立ちだということも含めて受賞なのかも知れないが。



オレ的には、これくらいのビジュアルを持ち合わせているなら他の世界でも活躍できそうだが、目指した世界での上を目指して頑張って欲しい。


このメッセージは本人に届くわけでもないけど、決して上から目線なのではなく、ただの努力嫌いの凡人が送るエールだと思って下され。
今後のご活躍を祈念します。

高2の菅井円加さん優勝=ローザンヌ国際バレエ―若手ダンサーの登竜門(時事通信) - goo ニュース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仲間との別れ (その1)

2012年02月06日 02時00分00秒 | Weblog

オレが彼と出会ったのは、高校生の時。
机が隣であることもあったが、俺たち二人は、その高校の地元の中学周辺からではない出身者と言うこともあって、すぐ意気投合。


駅から高校まで徒歩30分、お互い帰宅部なので帰りが一緒な時も多かったこともあり、ほんとによく喋ったなぁ。
しばらくしてお互いの家を遊びに行くようになった、お互いの家の距離は電車で2時間もかかるところだが、泊まりで遊ぶこともあった。


高校三年生ぐらいからオレは、クラスメイトと浅く広く付き合うようになり、彼ともそれほど絡まなくなったが、それでもよく会話はしていた。
高校卒業後、お互いの職場がめちゃくちゃ近かったのだが、偶然会うことはあっても連絡してまで会うことはなくなった。


高校を卒業してから3年後、あるときそんな彼から電話が来た。
他の同級生とも遊んでいるので、合流しないか?というものだった。


メンバーは、クラスの中では彼が所属していたインテリグループと、彼とはかけ離れた高校周辺の地元中学出身グループが合体した構成だった。
オレ自身は、どちらかというと高校時代の終盤について後者メンバーと遊ぶ機会が多かったので、意外な感じだったことを記憶している。


ただそのグループは、すでにどこかで見つけてきた同級生の女性グループも合流していて大所帯となっていた。
オレは勿論、超人見知りなヤツなので、全然なじめず、仲間達には悪いな~と思いながら、ひとりアウトローな付き合い方をしていた。


でも、そんなわがままなオレに対しても、彼や女性グループの一部のメンバーは親身になってくれたこともあり、そのグループから脱退することなく長い間つきあっていた。


(一時、オレがそのグループと関係ないところで出来た彼女に夢中になって、ちょっと疎遠になったこともあったが・笑)


つまりオレが21歳のころから、彼だけじゃなくてみんなと遊ぶようになり、20代の青春時代を中心に、喧嘩もしながら月に数回・・・・年に数回と遊ぶ回数は減ってはいったが、本当に「仲間」とよべる連中のひとりだったわけだ。


彼は酒もよく飲んだので、酒が飲めるメンバーとしても、よく飲んで遊んだ。
そんな彼も33の時に結婚した。


俺たち仲間全員が、その結婚に反対したのだが、その理由は別に語る。
(別な仲間の家族全員にも反対されたのに、彼は強行した)


そんな彼も、ビジュアルはぶっちゃけよろしくなかったが、本当に気は優しいし、自分の主張はしっかりしていることから、仲間内の中でも2番目くらいに結婚出来たんだと思う。


でも、結婚7年目に悲劇が襲う。
去年の11月末に、突然の検査入院。


彼曰く、メチャクチャ背中とか腰が痛いのを二ヶ月間も我慢していたらしい。
我慢ならないところに会社の血液検査があり、その結果が「肝臓にかかる数値が、尋常ではない異常値」だったらしいのだが、実はこの時点でアウトだった。


だいぶ進行した「すい臓がん」
しかも肝臓や肺に転移して、すでに末期がんとなっていた。


オレは、これを聞かされたのは1月初旬。
頑張れば3~4年持つとのことだったが、実はこの時点で余命一ヶ月だったらしい。


オレがこの事実を知ったのは、彼が亡くなる一週間前。
彼は、一番の仲間とその周辺にしか、この事実を語っていなかった。


真っ黄色になった彼を何回か見舞ったけど、オレには一切ホントのことを語ってくれなかった。
まあそんなことは今となってはどーでもいいわ。


だって、きっと彼は知っていたからこそ、1月初旬に仲間やグループ全員に召集をかけたんだから。
ヤツは、その後1週間後に仲間やグループ全員に会うことができたんだ。


これこそヤツの人徳。
きっとおれの死期直前には、仲間はこれほど集まらなかっただろうし。


そして、忘れもしない1月26日。
この日は、別の仲間と病院に見舞う予定で、午後から休暇を取っていた。


これは前日、その仲間から突然連絡があって、
「なんか容体が悪くなったらしいから、元気づけに行こう」


今度の土曜日にはまた見舞いに行く予定だったが、残された余命は、最大限生きていてほしい。
そう思って、仕事がクソ忙しかったけど、時間休暇を取って千葉市内にあるがんセンターまでクルマを飛ばした。


集合時間まで1時間半前、その仲間から電話が来る。
「今どこ走ってる??」


そんな電話だ。
仲間の方が仕事が早く終わることを知っていたから、きっと早く病院に着きすぎたのだろうと思い、


「今ねー、姉崎袖ケ浦ICを過ぎるところだよ。もう着いちゃった?」
「いや、ちょっと様子が変わってさ。もう、次のICで降りちゃってよ。」


「は?どうしたの?」
オレも嫌な予感が、ここでピーーンときた。


「ヤツが・・・・・死んじゃったよ。」


高速を走るオレのクルマが、一瞬ブルッと来た。
目の前が、サーっと真っ暗になりハンドルを持つ手がぐらついたのだ。


その後、どう話して、どう運転したか憶えていない。
憶えているのは、集合場所だけだった。


病院に向かうはずが、ヤツの家に近いスーパーで他の仲間たちとも合流して、ヤツが2年前に建てた家に向かう。
そこには、真っ黄色の顔をした彼が、白い布団に横たわっていた。


聞けば、11月の段階で余命1年と宣告、本人にすら告知されなかったという。
そして、オレに緊急的に教えてくれた仲間も、頑張って1週間だということを知っていたらしいが、まさかその次の日に死ぬとは思わなかった。


横たわる彼を見ても、ただ寝ているようにしか見えない。
モルヒネを使って耐えた期間も短いこともあるのだろうが、とにかく顔がきれいだった。


相変わらずの無精ひげ姿。
やっぱりヤツが死んだという実感が湧かない。


だけど、ヤツが残した唯一の家族の実母の姿を見ていると泣けてくる。
全然悲しくないのに泣けてくる。


人間って、そんなに早く死ねるの??
今の医療でも、こんなに簡単に??


(その2に続く)


 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする