Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

千葉県における指定廃棄物の最終処分先について(後編)

2012年10月13日 12時24分33秒 | Weblog


前編からの続き

指定廃棄物の最終処分場、選び方再検討 長浜環境相(朝日新聞) - 朝日新聞デジタル



(後編)


ついつい本線から脱線してしまうが、じゃ千葉県はドコが処分先になるだろう?
印西市に仮置場を設置しただけで、あれだけ狂ったように大騒ぎになったことを踏まえれば、相当な気遣いが必要だろう。


なにより、千葉県として同じ轍は踏みたくなかろう。
(国の周知不足が根を張っているのがそもそもの問題なのだが、今度の指定廃棄物処分地は国が決めるから、県もいささか楽だろうな)


ちなみにオレが仕入れた情報を集積すると、最終処分先候補地は、富津市か大多喜町の国有林になることが濃厚だと踏んでいる。
そもそも県内には国有林が北関東に比べ少ないのだが、これで逆に絞りやすいのかなと思う。


ちなみに県内の国有林は、東は銚子市、南は勝浦まで存在するが、そのなかでも広いエリアを有しているのが大多喜ゾーンと富津ゾーンなのだ。


関東森林管理局/千葉県内の国有林について
http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/policy/business/santi-saigai/sansai/chiba/index.html



じゃーそれのどこか?まで踏み込んで考えると、これがまたまた難しい。


いっとき、関東圏の指定廃棄物らが一点集中で処分されるのでは?と、とんでもないデマが流れた富津市鬼泪山国有林は、おそらくそうではないだろうと見込まれる。


そういえばちょっと前に流れた県議会にまで議題化されたという大ウソ情報は、果たしてどこから沸き上がったのかオレはちょっと知りたいところだが、ここではこれ以上コメントしないことにしよう。



参考:鬼泪山のデマ騒動について

http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2012/documents/120803wanchitenzu.pdf

http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/press/2012/20120803wanmonitorkekka.html

http://www.pref.chiba.lg.jp/suiho/h23touhoku/kaisui/index24.html

http://www.tax-hoken.com/news_abuNg8X1sY.html



鬼泪山でない理由としては、なによりマザー牧場が隣接していることがポイントだ。
まさか県内有数の観光地をツブすことは国とて考えまいし、県も承服しないだろう。


じゃー大多喜勝浦ゾーンか?
大多喜ゾーンは、勝浦市北部と一部重なっているが、水源の勝浦ダムが近傍にあったり、なにより県内でもドル箱の観光地「養老渓谷」も近いこともあって、ちょっと難しかろう。


その他地域の銚子や長生郡にもあるが規模が小さすぎて論外。
そうなると・・・・だ。


知り合いの地元周辺関係者も戦々恐々としていたが、富津市の高宕山国有林が一番の候補になるような予想が立つ。


ただし、ここも南房総国定公園が一部に係るほか、水源地でもあるし、ニホンザル生息地、ヒメコマツという松固有種の生息地でもあってハードルが高そうなのだが、裏を返せば交通の便はある程度整っているとも読めることから、県内有力な候補地になりそうだ。


聞けば3ヘクタールほどあれば、処分地として運用可能だと言うことなので、おそらく高宕山だけでも1000ヘクタールは存在しよう。
(まあほかの候補地も十分な面積はあるんだけどね)


なお、この予想はあくまでオレの勝手な個人予想。
全くのゼロ予想であることを申し添えておく。


まあ、どこに選定しても反対運動ののろしが上がるのは明らか。
千葉市の震災がれき受け入れが最終的に拒否されてしまった問題のように残念な結果になることは、是非とも日本の産業を止めることになるので何卒地域住民の各人が放射能をもっともっと正しく理解してくれることを祈るばかりだ。



参考:千葉県内の産業会が困窮しまくっている惨状
http://www.chiba-sanpai.or.jp/outline/pdf/h23/report/ippan.pdf
(ここのP20にその意味が隠されている)



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千葉県における指定廃棄物の最終処分先について(前編)

2012年10月13日 12時05分46秒 | Weblog


長浜新環境相 県政界から期待の声 最終処分場早期選定を 千葉(毎日新聞) - YAHOO ニュース


8000Bq/kgを超える放射性物質を含む事故由来の廃棄物(以下ここでは、「指定廃棄物」という。)の最終処分先は、発生元の各都県で処分することになっており、本来であればその処分候補地が今年度9月中に発表されるはずだった。


しかし、発表されたのは栃木県と茨城県のみであり、千葉県を含む他県について9月中の発表は見送られた。
発表された地域(矢板市、高萩市)は、事前予告無しに国から一方的に発表されたため、猛然たる反対の旗を振ることになった。


地元にしてみれば当然の行動になるのであろうが、必ず「どこか」で処分しなければならないわけであるため、いわゆるニンビーシンドローム(そりゃわかっているんだけど、オレんちの近くは止めてくれという意識)が働くコトは当然であって必然だったことだ。


国が、キチンと放射線物質について地域住民に説明できていれば(安全に処分されることを正しく周知されていれば)なんてことないハズなのだが、以前も申し上げたとおり間違った知識や意識が先行して、放射能に対するハードルが必要以上に上がっているため、「0ベクレルじゃないと受け入れない」というドアホな意見をする人間も存在する事態となっていて、処分先がどこになろうとも理解されないこと請け合いだろう。


残念ながら、我が千葉県でも、ついこの間千葉市でも被災地のがれき処分を受け入れようとしたところ、周辺住民から猛反発に遭ってしまったあげく、断念したという経緯もある。
(指定廃棄物よりも放射能濃度が100倍前後~100倍以上下回るものなのにね)


散々申し上げているように、震災がれきなんか世界各国が核実験をしていた時代に比べたらクソでもない放射線レベルの廃棄物だと分かっていながらアレルギーを起こされている現状にオレは本当に悲しく思う。


そして、いかに国の周知能力の無さが露呈してしまっているかがわかる。
ただしく放射能をなぜ伝えられないのだろうか?


それとも日本人がここまで腐ってしまったのだろうか?
もしそうなら、同じ日本人として悲しいと思うだけだ。


震災がれき?前も発言したが、オレんちの裏庭でも持ってきてよ。
土地はないけど、ちゃんとしてれば全然OKなんだ。


ちなみに、何にもしなくて日本では年間1000μSv/hぐらいを被ばくしていることになるのだが、ブラジルのある地域では、その10倍量も1年で宇宙から普通に被ばくしているのに、特定の病気にかかりやすい報告例などない。


もっというと、その1000μSv/hぐらいの量は、宇宙飛行士が宇宙ステーションにいると1日で宇宙線から被ばくするボリューム。
つまり、ブラジルのある地域の年間被曝量を宇宙に行けば10日で被ばくすることになり、長期滞在者などはもっとスゴイ量を受けていることになるのだが、宇宙飛行士がガンなどになりやすいなどいう話は聞いたことがない。


むしろ宇宙に行きたくて夢を見ている人だっていることを思えば、今より10~20倍量の被ばくを受けたって直ちに健康影響をもよおすワケがないと知っているわけだ。


さて、大きく脱線してしまったが、本題でもある「千葉県の指定廃棄物」は、県内のドコで処分されることになるか?という問題だ。
(やっと本題ね)


ニュースでは野田内閣の改造により長浜博行参院議員(千葉選挙区)が環境相に就任したことについて、県政界からは期待の声が相次いでいるらしいが、オレの仕入れた情報筋からのネタとして、地元への事前説明なく千葉県も例外なく「国からの突然発表」になるだろうとのこと。


栃木や茨城だって、「県が国からの打診を受け相談して決めました」なんて口が裂けても言えないから国からのトップダウンによって、地元住民らの憤りの目を国に向けさせつつ、県として「国が一方的に決めたけどやむなく・・・」という決着を望んでいることは明白。


当然、地元市長らだって反対の旗を振れば、住民にはケジメが付くだろうと見込んでいるだろうし、一応スジを通しておこうという目算も読める。


本当は、多くの県民が誰だって分かっているはずさ。
県内のごみなんだから、県内どこかで処分しなければならないぐらい・・・・


ただ・・・最終埋立地に決まった地域周辺において、ニンビーシンドロームが働くことは仕方がないことだ。
国が安全かつ責任と担保を持つことが重要で、充分に理解できる説明が必要だ。


ただし、「放射能=毒」だと認識している人には伝わらないだろうけどね。
首長だけでも正しく放射能を理解して欲しいと願う。


本来は、東電が全てのケツを持たねばならないことも・・・ね。



<<後編へ続く>>



指定廃棄物の最終処分場、選び方再検討 長浜環境相(朝日新聞) - 朝日新聞デジタル

(結局、千葉だって未だ決まらないのさ)


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ふざけんなよ、EM&SB!

2012年10月01日 22時04分10秒 | Weblog


ソフトバンク、イー・アクセスを買収 - 1.7GHz帯のLTEをiPhone 5で活用(マイナビニュース) - goo ニュース

ソフトバンク、イー・アクセスを買収 完全子会社化 - yahoo! ニュース



オレは、ドコモの情けない通信状態を悲観して、第三の通信業者であった「イーモバイル」を長く利用してきた。
オレのUSB通信の歴史において、最も長い利用履歴だった。


だが、これでEMとはおさらばだ。
かつては、ウィルコムのカードスロットルからスタートしたオレのノートPCによるネット環境、10年はお世話になったんだけどな-。


EMの出現により、あっさりウィルコムを捨てEMに乗り換えたが、この一件により違約金を払ってでもEMとサヨナラしなければいけなくなった。
オレの個人的な思想だけど、野球はスーパーアンチ読売、ケータイはアンチSBであることを貫いている。


これまで経歴から考えて、読売ファンが存在することすら気持ち悪いと思う考えと同様に、ソフトバンクを愛用している人もオレにとっては同類である。
理由は、これまでの孫氏の対応やスマホの購買戦略など数々あるが、そもそも1.5Gのシティーホンを携帯電話と名乗っているところが気に食わないのだ。


従ってSBはケータイ電話でないと理解しているオレにとって、吸収先(買収先)は最もあってはならない会社が、ソフトバンク。
やりかたは全然ソフトでないのに(笑)

今までSBのネット回線は、EMの回線を使っていたことは知っていたが、まさかカネでモノをいわせて買収までするとは思わなかった。


野球球団のソフトバンクはそんなに嫌いでないけどさ、これで嫌いになっちゃうかもな。
あ、そうそう、オレはそもそも主たる検索エンジンがグーグルなんだよね、意地でも検索にヤフーは使わない現状だ。


その最大の理由は、アンチSB・アンチヤフーに通じるのは勿論、もうとにかくブランイメージが嫌い。
そして極みつけが、職場の同僚にいるんだけど、大体むかつくヤツに限って「ソフトバンクLOVE」なんだよね、勿論気のせいなんだろうけど。


・・・・おっと大きく脱線したが、どこにも属さない戦略だったEMが、ここで一番食われちゃいけないヤツに食われてしまったというショックが何より大きい。
新日鉄が住友金属を吸収したことより、オレにとっては大きなことかもしれない。


ひとまず、明日か明後日にでも解約しに行かなきゃ・・・・だな、結局ドコモになっちゃうか、使用料は高いがSBユーザーだと思われる屈辱の方がオレには苦しいことなんだから。


なんたってオレにソフトバンクは必要ないし、SBユーザーだと思われたくないのでね。



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