Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

青柳碧人作品を再び想ってみた(読破率50%)

2020年10月31日 23時59分59秒 | ハマった小説の話

【もちろん小説に限る】


自分が知る限りだと今日現在で同氏名義での小説発行作品数は、51。
厳密には、本編を加筆修正して改題されたものがあるので50作品ということになる。


ただし、彼が原作を担っている少女漫画作品はカウントしない。
その中で自分は25作品を読破したので、現時点における彼の作品をちょうど半分読破したことになる。


しかし、彼の作品は全て単独作品ではなくシリーズ化しているものも多く、なかには一つのシリーズが11巻まで達している作品もあることから気持ち的には大半を読破した感覚ではいるつもり(笑)


もちろん読破までは、最低でも半年以上先のことになると思うけれど、その時はその時でコメントしようと思っている。
(半年以内かもしれないくらいだけど、出来れば新刊の発行が自分のペースに追いつかないことを期待?)



【なお書き】


お断りとなるが、前回(過去ログ)とコメントがたくさん重複することもあると思うし、個人的な目線で語らせていただくことを改めて申し添えておこう。



【好き嫌いは勿論誰にでもある】


同氏の作品には、むちゃくちゃ大きな特徴があって、専門的またはアカデミックな大きなテーマが縦軸にあるところに、謎解きベースで話が進むケースと物語ベースで話が進むケースまたはその両方があるケースの3パターンとなっている。


さらには、同時進行で複数の現場のストーリーを展開しつつ、前段中段で築いた伏線を終盤又はラストでバッチリ回収するのも非常に特徴的なのだ。


今まで物語型のミステリーばっかり読んでいた自分にとって衝撃的で、これまで終盤ギリギリに伏線なくクライマックスを持ってきたり、極端な進行を進めがちなミステリー作品しか読んでいないから、彼の作品にはあっという間に引き込まれてしまったワケだ。



【中でも数学色とミステリー色が弱いほうが面白い】


「ヘンたて」シリーズ算法帳シリーズ「JSS進学塾」シリーズ(スピンオフ作品の西川麻子シリーズを含む)などは、ところどころ解説図があるものの、数字やパズルを文字だけで謎解きさせようと表現するため、まともに作品中の謎解きに参加しようという気は起きない。


だけど彼の作品は、そんな謎解きに参加しなくてもアッと驚く展開が待っていて痛快に主人公が(原則として)解決してしまう流れが面白い。


もちろん今流行の直樹のような強烈なキャラたちがメインのストーリーを繰り広げているわけではないが、自分としては同氏の作品の方が読みごたえがあると思っている。
(池井戸潤氏の作品もいくつか読んだが、読んでいくうちにどれも現在の時代劇だと思ってしまい、ここ数年では一切読まなくなった。)



【物語風のストーリーはどうか?】


ここに属するものとして、SF作品である妖怪課シリーズ学園物の舞台監督(ブタカン)シリーズ、単発作品の双月高校、クイズ日和」「東京湾 海中高校」が挙げられる。


これらは推理に至らないで展開を楽しみながら読み進めるだけなので、脳も負担がかからないため読みやすい。
だけど、ストーリーそのものに興味が沸く沸かないということもあり、好き嫌いが分かれる。


個人的には、ブタカンシリーズは舞台に興味がないこともあって読みにくく、逆にSF感がとっても面白い妖怪課シリーズと単発だが「東京湾 海中高校」は夢中になって読んだものだ。



【ゴリゴリのトリックミステリーはどうか?】


前述の「ヘンたて」シリーズ、「算法帳」シリーズ「JSS進学塾」シリーズを除けば、「猫河原家の人びとシリーズ」および「死体ミステリーシリーズ」、そして単発の「悪魔のトリック」「霊視刑事夕雨子」がこれに属する。


このうち死体ミステリーもの過去ログでバッチリ語っているので割愛するが、「猫河原家の人びとシリーズ」は登場人物にクセ強を取り揃えすぎていることに加え、面白いんだけど特徴的なキメ台詞がチョット萎えたな(笑→特に3作目)。


単発の2作品「悪魔のトリック」「霊視刑事夕雨子」は、いずれも主人公が刑事であるなかでSFが絡むという斬新な流れなのだが、自分が読みながらにして期待を裏切ってくる展開でやはり心が引き込まれた作品たちとなった。


いずれも続編が可能な展開なので、ぜひとも続けてもらいたい2作品だと強く述べたい。



【バイオレンス作品もあるのだけど】


ここに属するのは今のところ、「希土類少女(レアアース・ガール)」「家庭教師は知っている」「二人の推理は夢見がち」の3作品が該当するのかな。


最前者のものはSFではあるけれど強烈なバイオレンス要素があることを過去ログで申し上げているので割愛するが、読みたい方は正直なところ、同氏の作品として最後の最後で読んで欲しい。


なぜなら架空の話なのに脳みそに強く何かが刻まれてしまうからだ。
(もう出だしから最後までなんだ。でも化学が好きでなくても読み続けられる展開も引き込まれるのよ。)


その点、中
後者のほうは暴力がほとんど出てこない同氏の作品において珍しくバイオレンス要素が盛り込まれているが、前者のレアアース・ガールに比べたらホントにかわいいレベルなのでご安心を。


でも中後者作品とも終盤からラストまでは、ハラハラドキドキすること間違いない。
特に「家庭教師は知っている」のほうは、これまでの青柳碧人作品と異なるタッチが、より展開を複雑化させてラストをびっくりさせることだろうと思う。


特に「家庭教師・・・」というものは・・・・
こちらの作品、自分の中で最も展開に驚いたものの一つ。


なぜなら、多くの青柳碧人作品に携わっているほど、こうなる展開が全く想像もできなかったからだ。
だから、今のところの青柳碧人作品におけるNo.1ミステリー小説だと断言したい。



 



【その他】


「判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件」という単発作品がある。
これは、ある意味作者の願望が主人公に乗り移っているようなストーリーではないかと思ったほど読者も引き込まれる作品だ。


もちろん現実離れした縦軸なのだが、SFではないところもイメージしやすくて、展開も面白かった。
かといって今の世相を面白おかしく変換させながらストーリーが続くので飽きずに読めるところも評価したい。



 




【現時点での高評価作品】


死体シリーズの「むかしむかしあるところに、死体がありました」を評価基準の90点として、他の作品を評価させていただくと、過去ログから変わらず最高評価作品は「東京湾 海中高校」の98点と評価している。


同作品は限りなくSF感が少なく、なおかつ現実ではあり得そうなSFなのでイメージしやすいし、こういう論点や学園内の展開が引き込まれやすい自分にはぴったりハマったんだな。


次点は「霊視刑事夕雨子1 誰かがそこにいる」の97点、第三位は妖怪課シリーズの96~92点と評価していて、すべてSF作品となった(笑)


ちなみに妖怪課シリーズは、必ず順番通りに読んでいただきたい。
5作品あるので「朧月の河童→箱女→夢のあと→綾志別の暗闇→雪の夜」とお願いしたい。


妖怪なんか興味がなくても人間としての感情が揺さぶられる展開が実に面白いとオレは思っている。
なお、綾志別編はちょっと強引かつ終盤の流れが個人的に気に入らないんだけれどww。


というのも、綾志別編(雪の夜)のほうは作者の強い思想も交じったり、
「えー?そうなっちゃう??」


というものだったりすることが・・・ちょっとねぇと評価。
まあ展開的に続編も続けられる可能性を残しているけれど、恋人の存在を鑑みるとちょっと難しいのかなぁ??




 



【あとがき】


一番の大物であって彼の代表作である「浜村渚シリーズ」が全くの手つかずなのに10巻まで揃えてあるオレ。
もし、一冊目で挫折したどうしよう・・・という不安と葛藤が、同氏の作品を読み進めていながらにして渦巻いてるという。


算法帳シリーズのように、ゴリゴリの数学ミステリーが前面に出てきてしまったら、読み続ける自信はないだけに・・・・
出だしの1話ぐらいは読んでおくべきだったかなぁ?




(手あたり次第、古本屋からかき集めていると同じ作品を買ってしまったりする。まあ古本だからダメージも少ないけれどwww)


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今現在の体調《近況》を更新します

2020年10月30日 23時59分59秒 | Weblog

【GoTo徳島沖縄の反動】


まず過去ログで報告した順番に“その後”を語ろうと思うのだけど、まずは10月中旬に敢行した飛行機旅の件から。


徳島での一件(ひとくだり)と帰りの道中の三件が最悪だったということは、過去ログのとおりだったけれど、そのほかに関してはその最悪な出来事のせいですっかり霞んでしまった。


しかし、沖縄のホテルでは突然の雨でズブ濡れになってしまった自分へホテルスタッフさんから気遣いを頂いたこと、沖縄で二軒目に繰り出した先のお店での食事環境などいい思い出も勿論ある。


なので、それなりに帰りの道中のクダリさえなければ、自分が描いていた以上の旅だったはず(笑)


振り返ればそうしたいい思い出に浸り、旅ロスからの次回新規旅行計画立案へという流れにしたかったのだけど・・・
まだモヤモヤが抜けずそうした気分になれない自分がいる。



【父の体調】


2週間+1日で父が入院先から帰ってきた。
体調は、特に改善した様子もなく「無駄に9万円払ってきた気がする」とオレにボヤく父。


毎日点滴を1本打ってCTスキャンをボチボチやって6人部屋に放り込まれての15日だったというから、赤十字病院などと比べるとベラボーに高額な負担金だ。


いくら返ってくるか知らないがショッパイ生命保険にも入っているものの、やはりタケノコ病院へ訪れた結果、即入院という顛末は父もオレもガックシきた。


体調もさほど変わらずで9万円って、膨大なリスクだったが、殺されずに帰ってきたと思えば・・・と父と話しているが笑い話にはならないよな。


行く病院って本当に大切。
命を預けるんだったら、せいぜいヤブ医者以上の病院へ行きたいわな。



【ワタクシの体調】


徳島沖縄両行の直前にあたるまでの前4週間ほど、整骨院へ大枚払って腰痛の治療をしていたんだよ。
ところが、まったく一向に回復への兆しは一切見えなかった。


20年以上前にやっちまった不注意の影響もあって椎間板に障害があることは分かっていたものの、段々様子が悪くなる一方だったから東洋医学を捨て西洋医学の門をたたくことにしたんだ。


ただMRIを所有する病院って近所には大病院しかなく、コロナの関係で外来の直行は結構断られがちなんだよね。
だから、隣町の脳神経外科専門の町医者へ相談したら、検査をやってくれることになったんだ。


だんだん悪化する腰痛は正直、もうこの痛みと一生付き合わなければらならいのかとまで覚悟していたんだ。
だから、旅行は痛み止めをジャブジャブ飲みながら過ごそうとまで計画していたほどだったからね。


つまり、その町医者で検査をして大病院を紹介してもらって最悪手術するところまで覚悟していたから、MRIの検査結果なんか期待していなかったんだわ。


腰が痛すぎてMRIの検査台に乗ることでさえ苦痛だったし、25分をひたすら静止して耐えるというのがとにかく地獄の時間、さらに検査後も一人じゃ起き上がれないくらいの状態で待合室に戻ってきた。


その後、もう涙も出ないくらいの激痛のまま腰を引きずるようにその後診察室へ行き、Drのコメントを聞き入る。
「nobizouさん、即手術という状態じゃなかったよ。ちょっと椎間板が飛び出しちゃっているだけみたいだねぇ・・・」


という診断結果をオレに伝えてきた。
さらに「ボルタレンクラスじゃなくてロキソニンクラスの痛み止めを出しておくから」と告げられて診察が終わった。


自分も「そうでしたか、古傷がわずかに悪化した程度だったことを確認出来て安心しました。」といってリハビリ後、病院を出たんだわ。


今思えば、医師から結果を告知されてから、ほぼ痛みを感じずに行動していたんだなぁと振り返る。
今現在も気が向いたら、整形外科でリハビリを行う程度で、あの時の痛みは一切ないまま過ごすことが出来ている。


あの痛みは何だったのか?
診断結果を聞いてから、スタスタと歩けていたんだから不思議という言葉以外に見つからない。


メンタルだったんだろうねぇ・・・
かつてのコロナ騒動もそうだけど人間って不思議ですわ。



(台風一過でビンビンに晴れた秋の徳島での出来事は、わずかな滞在時間だったけれど未だ脳裏に強く刻まれている。また旅行に行きたいという気持ちは、少しずつだが戻ってきている気がする。でも、この時の旅行で生じたダメージはちょっと引きづりそうなんだな。)


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神・第百四十四弾 「徳島縣護國神社」

2020年10月17日 23時59分59秒 | nobizouの神社仏閣放浪記

 徳島縣護國神社 (徳島市雑賀鎮座

★★★★(4.0)


住所:徳島県徳島市雑賀町東開21−1

最寄駅:JR牟岐線文化の森駅から徒歩40分または徳島駅から路線バスで。


駐車場: 正鳥居の真ん前に大きな駐車場あり。

HP: http://gokoku-jinja.jp/

社務所: 正鳥居近くの左手にある

御朱印: 授与所で頂ける

 

 



徳島県神社庁が発信する情報をチェック!!



① 徳島県神社庁に属する神社

② 御朱印は事前連絡なしでもらえる?→ 初穂料300円

 


その他(当方からのコメント)


過去ログでも綴ったけれど、四国に上陸したこと自体が25年くらい前のこと。
しかも徳島に至っては、鉄道で通っただけなので今回で初上陸となる。


そもそも徳島に来る計画は、直前に決まったことでここに近年中に来ることは必然だったのかもしれない。
まあ縁があるということでしょうな、天候にも恵まれたし。


普段なら空港から駅まで行って公共機関であるバスを使って神社へ来るのだけど、かなり交通が不便そうであることと時間的な縛りもあって断念。


レンタカーがひょんなことでほぼ現金支出なしで利用できることになっていたので、ここは素直に利用することに。
まあ、空港から30分くらいの場所にナビのとおりに向かうと無事に到着できた。


(正鳥居の前に駐車場がある。道中も神社いる口の看板が出てくるのでナビに従えばゴールできる。だけど、ここまでの移動は大きな川を何本もわたり、神社自体も大松川と勝浦川のはざまに建立されているため様々不安にはなったのは事実。)


立派な石造りの大きな鳥居にまず圧倒される。
すぐその左手には、真新しい建屋があり社務所兼授与所となっているようだった。


改めて正面から正鳥居を。
綺麗な青空も手伝って、とても美しくそして荘厳だ。



正鳥居から少し入ったところに、このような略記もある。
まだ新しそうだが、記載内容はとても軽んじてはならないことが綴られている。



二の鳥居。
非常に清掃が行き届いている綺麗な神社だった記憶が強く残っている。



二の鳥居のすぐ先には、三の鳥居あり。



三の鳥居。
拝殿近くの参道が急に折れ曲がって方角が変わっているところがちょっと気にかかる。



三の鳥居の右手には手水舎あり。



社殿。



社殿近影。



慰霊碑群。



慰霊碑(叶島戦没者の碑)。
叶島というワードがピンとこないものの太平洋戦争にかかる戦いで亡くなった方々の碑であることは分かる。



大国神社(境内社)の鳥居。



大国神社の手水舎。



大国神社。
建屋もまさに出雲神社からインスパイア(引用)されたものだろう。



大国神社の略記。
大国主命という神様を拝載されたというのは神社名からも想像できたところ。



一通りを巡って、社務所前まで戻ってきたところ。
授与所兼社務所が正鳥居近く(駐車場の近く)にあるわけで→まあこれ以上のコメントは察してください



<<PS>>


神社から引き上げる直前にもう一度正鳥居を眺めると、まぶしいくらいの青空に少しだけイライラした気持ちを落ち着かせてくれたような気がしたのは気のせいかな??




そういえば、徳島空港では人生初、肉吸いを食べましてね。
灰汁が大変気になったものの美味しくいただけた・・・と記憶しております。



3時間ほどの滞在になった徳島だけれど、いいことも悪いことあった濃い時間になったことは間違いないこと。
今度は、もっとゆっくりグルメで訪れたい街かな。


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10月中旬に敢行したGoToツアーを振り返る

2020年10月13日 23時59分59秒 | Weblog

【天気問題が最大のキモだった】


出発は、日曜日の早朝。


土曜の段階で台風による大雨の影響があったため、直前まで羽田空港付近のホテルへでも前乗りしておこうかと考えたくらいスクランブルに備えていた。



ご存じのとおり、台風が大きく小笠原方面へ流れたことからそれが杞憂となったため、予定通りの旅程を過ごすことができた。


従前の予報では、そんな台風が関東を直撃して羽田発着便は全便飛ばないことまで考えられていたけれど、思わぬ進路変更だったんだよな。


つくづく自分は、そういった方面ではツキがあるほうで、大雨には降られても交通機関が止まったという旅行に、まず出くわさないと感じたものよ、天に感謝せねば。


従って今回もそのジンクスが生きて、見事に旅行(ツアー)に行って帰ってこられたのだけど、その中身は想定とはだいぶ遠く、かなり思い通りとはいかなかったんだわ。



【まずは徳島へ】


国内の空港で台風や風に激弱な空港として徳島空港が挙げられることがある。
(結構な割合で欠航又は条件付きのフライトとなることが多いことで有名。)


だから、当日、徳島行の飛行機が素直に飛んでくれるかが最も懸念していたことでもあった。
前日の午前中は条件付きでフライトしていたようだったしね。


そういえば四国への上陸は何年ぶりだろうか?
人生二度目であることは間違いなくて、25年くらい前になるかなぁ。


当時、小学生時代の仲間と本州側から多度津、池田、高知、宇和島、松山、岡山というルートを「乗り鉄」したことは記憶にあるのだけだ。


ちなみに、高知市内に泊まったことと巡った観光名所が「はりまや橋」の記憶しかないくらいだ。
つまり、これまで徳島県はというと、通過ポイントに過ぎなかったため、人生約50年でようやく初上陸となった。



【目的は護国神社】


目的地となった神社のレポはそのうち綴るとして、神社まではアクセスが激悪いので空港からレンタカーで移動した。
北九州や高山以来の現地移動となるものの、わずか2時間ちょっとのレンタカー利用にとどまった。


レンタカーを使った理由の一つに楽天経由で貯まっていたポイントを消費してみたら、現金支出ゼロでレンタカーを利用できたということもある。


でも・・・
徳島の人たちって、結構運転がヤバいね~(荒い人が結構いるよ~)



千葉も事故が多いところだからほかの土地のことは大きく言えないけれど、結構赤信号で突っ込んでくるし、右折レーンをバンバン直進してくるし、バンバンあおってくるし(笑)

(大笑→当初レンタカー屋さんは2時間くらいなら任意保険は不要のようなことを進言してきたけれど、念のために契約しておいてよかったわ。結果、事故はしなかったけれどリスクはゼロじゃないしな。)




【マナー激悪の参拝者に早速イライラ】


レンタカーにはナビもあるので問題なく神社へ片道30分程度で到着できた。
ところどころ道路もナビから変わっていて、行き帰りでそれぞれ1回ずつ間違えたのはご愛敬。


神社の社殿で徳島の英霊に頭を下げて、授与所で御朱印的なものをGETすることが出来たら徳島での任務は完了。
あとは、1時間半後に出発する飛行機に間に合うよう空港へ帰ればいいだけだった。


ところが・・・・だ。
授与所の前で、犬を連れた参拝者らしき客が一組いて、これがひどい客でさぁ。


オレが後ろに並んだところでお構いなしの追加発注や授与品の説明を神職さんへ求めてみたり、購入品の変更発注を繰り返しているんだよ。


少なくても彼らは拝殿へ赴いて拝礼すらしていないから、ただ単にモノ集めの人だったみたいね。
ここは名物の御朱印があるらしいのだけどそれ目当てだったのかな?


こっちはだいぶ前から待っているのに、あれこれお気に召したようであれもこれもと言い始めたのよ。
少しは後ろも気にしろよって。


さらに彼らは、境内に犬を連れ込んでいるんだよ。
ここは神聖なる神社であって、近所の公園じゃないんだぜ?


その辺に排便でもしたらどうするものかと怪訝な顔をしながらじっと待つこと12~13分くらいか。
(もっと待ったかもしれない。あのグズグズ感を動画で取っておけばよかったかもと思うほどよ、マジで。)


窓口の神職さんも嫌な顔をせずに対応しているところは、オレよりだいぶ出来ているお方だなぁと感心しているとようやく彼らは授与所を離れた。


その客らは、拝殿へ行って参拝するわけでもなく、オレに一言くらい詫びるわけでもなく、何事もなかったかのように駐車場へ戻っていったというからさらに驚くでしょ。


逆にそんな非常識で堂々としている生き方に怒りというより感心しましたわ。
そんな彼らには思いっきりバチでもあたってくれませんかねぇ・・・


と思うのだけど。
でもきっとそうして生きてきたのだろうから、今までのところはバチに当たっているわけでもなさそうなんだろうね。




【翔んで沖縄】


ちょっとワケあって、その後は徳島から沖縄へ向かったんだ。
宿泊予定地が沖縄に設定していたというか、GoToトラベルの興味からJALのダイナミックパッケージを検討していたんだよね。


それを利用して沖縄で一泊したら、GOTO込みでどのくらいお得なのかと計算したら、フライト代込みで27Kほどだったのよ。(繁忙期だったら片道のフライト代以下だぜ?)


つまり、往復の飛行機代より何なら安い値段で結構まあまあのホテルに泊まれるとあって勢いで予約しちゃったのよ。
しかも地域共通クーポンが6000円分も付与されていたんですわ。


結構6000円って使い道あったよ。
そうした関係で本当に徳島での嫌な出来事を払しょくできるほど沖縄では楽しく過ごせたんだ。


(宿泊したJAL系のホテルレストランでは、このように1カ月遅れのバースデープレートを用意してくれた。勿論、無料だというからこちらからお願いしたわけなのである意味、自作自演ね。でもアラフィフのオヤジが一人でこのようなものを用意させて、黙って食している様子って、レストランの従業員の方にはどのように映っていたのだろうか...)



【沖縄から帰る旅でもイライラ三連発!】


この日は、朝2時半起きだったことに加えて、クーポン利用で居酒屋などでいいお酒も重なってすっかりいい気分に。
ホテルに戻って、この日3度目のひとっ風呂を浴びたら、倒れるように朝まで爆睡。


その朝といってもまた4時半起きだったから、6時前にはホテルを出なくてはならなかった。
(本当は5時起きでも十分だったんだ。)


4時半起きになった理由は、前回も利用した激安タクシー(乗合だけど空港までの料金が半額)を予約していたんだけれど、どういうわけか折り合いがつかなかったため、30分早起きしてモノレールの駅まで歩くことになったわけ。


単純にタクシーで行くより30分早く出なくちゃならなくなったし、台風一過の沖縄は早朝でもまだ真夏の暑さが相まって汗だく&イライラでヘロヘロ。


その後、タクシードライバーから怒りの電話が来たり、メールでその関連サイトと連絡を取り合ったところ、明らかにオレのミスであったことも判明するんだよぉ・・・(凡ミスね)


家につく前に、早朝の沖縄空港にいる時点でドッと疲れてしまったという。
(しかも、呼び出されたと思って空港カウンターに戻ったら人違いだったという事態もあって・・・)



【それも立派なハラスメント】


そんな体調であるため、那覇空港を出る飛行機では離陸前に眠りに落ちて・・・のはずだった。
しかし、クラスJ席の左舷後部座席のほうから女児のとてつもない喚き声が突然機内に響き渡る。


年のころは5歳くらい(幼稚園年長くらい、普通に会話ができているので小学生だったのかも)、父親に抱きかかえられてはいるがその両親はなだめようとする気配は一切ないから、定期的に大声で両親に甘えることになっていた。


ひとたび騒ぎ出すと耳を覆いたくなるほどの大きな声で騒ぐというあまりの非道な状態だったため、よっぽど乗り込んで文句の一つでも行ってやろうかと思ったし、CAさんを呼びつけて何とかしてもらおうと模索するも睡魔も強くて動けなかった。


少し静かになってくれた時に眠りに入るのだけど、間髪入れずにすぐギャーっと始まる。
トイレに立ったときにそのあたりを見ると周りも「うんざり顔」がその席を中心に広がっていたのがとにかく印象的だったわ。


これってまさにとんでもない親バカによる「ガキハラ」だよな。
結局羽田に着くまでマジで一睡もできなかった。


よくもまぁ2時間ちょっとの時間を見事に騒ぎ切りましたなぁ。
気分は完全に旅行気分からイライラに費やされてしまったことに、ムカムカが本当に収まらなかったよ。



【終わり良ければ・・・】


羽田空港のトイレで自分を鏡を見たら、信じられないくらいのクマが生じていた。
旅行で疲れたというよりイライラでメンタルが疲れると、何十倍もストレスになるということだったのだろう。


帰りは本来なら、ちょっと寄り道して知人のお店でも行って食事でもと考えていたが、あまりの疲労感に自宅付近まで一発で帰れる高速バスの接続がばっちりハマりそうだったから、そのバスに飛び乗るように乗り込んだ。


安心もつかの間、乗車率が3割そこそこなのに8~9歳ぐらいの男児が親に甘えてずーっと結構な声量で甘えるようにしゃべっているではないか。


まさにデジャブ(笑)
この日は平日、普通に学校があるだろうって状況なんだけど?


親が学校を休ませたってか?
そんなんだからかここの親は子供を窘めるどころか、ケータイゲームに夢中で騒ぐ息子をガン無視なんだろうな。


当然、そうなれば様々カマって欲しい男児は親にいろいろ言うよね?
家までの2時間弱、またもや寝られないという事態になるんだけど、こんなことあります??


沖縄から帰りの4~5時間、イライラしすぎてどうにかなりそうだった。
終わりも悪くて最悪の旅行だったかもしれんわね。



【エピローグ】


子供は泣くのが仕事だというが、それは子供が乳児の話。
言葉が分かる年頃になったのなら、泣く子をなだめるのは親の責任


公共機関を利用する立場であれば、その責任を果たせないのならそれを利用する立場にないことを肝に銘じてもらいたい。
繰り返すが、泣くのが仕事であるのは親の言葉が理解できない子どもだけだぞ。


ほかの公共機関利用者を泣かせてはならない、それがモラルというものだぜ?
自分がその立場ったらどう思うか?


自分さえよければいいという日本人が本当に増えた証拠だよな、こうした有様って。
実に悲観しかない。


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GOTOと父と体調と私【近況報告つき】

2020年10月06日 23時59分59秒 | Weblog

【まずはGOTOネタ】


今週末、つまり10/10すぎから当該キャンペーンを交えた「ひとり旅」を計画していた。
なぜこの日だったかというと、一年で最も天候が安定している日=10月10日と相場が決まっているから。
(皆さんも調べてみましょう、なぜ体育の日だったのか。時代は変わりましたがね・・・)


この日をベースに予定しておけば、荒天の確率は低いと踏んだんだよね。
ところが今日になって台風が列島直撃するという知らせに変わってきた。


今までの神通力だと、予定日の直前で天候が落ち着いてくることになっているんだけどな(笑)
停滞台風ということみたいだし、これはひょっとする(旅行中止になってしまう)ことになりそうかな?



(JGC修行のときには、2回に一回は必ず食していた「うまや」の玉子丼。親子丼もうまいがオレはやっぱりこっちなんだよな~と言っていると、次のツアーで絶対に食べてやろうと思っちゃう。台風よ、頼むぜ!!)


【父の体調】


実父がつい先ごろから入院した。
8月中旬過ぎから、肺炎を患っていてコロナの疑いもあったけれど高齢によるもので誤嚥などがキッカケでなりやすいという。


そのため夏場は投薬治療に徹していたが、熱が下がらずこのたび入院の運びとなった。
本人は、短期で退院かつ完治のつもりで元気よく入院していったのだけど、いやな胸騒ぎは気のせいだと思いたい。


【私の体調】


そんな自分も3週間ほど激しい腰痛に悩まされている。
正直20代のころに、不用意なものの持ち方で椎間板障害を発症させた状況に近いほど状態が悪い。


今年は、たしかに発症したタイミングこそ急に秋めいたこともあって、季節の変わり目で古傷が痛む的なことだと想像していた。


しかし、整体や鍼治療もマめにこなしているのだけど、一向に回復の兆しが見えない。ここまで長いと別の病気を疑ってしまっている。


実際に急激に食欲がなくなり、食べてもいないのに膨満感が常に感じているから、なおさらだ。
整体師(柔整師)に言わせれば、「nobizouさんは骨由来ではなさそうので、おそらく筋由来かと」という。


まあそりゃそうだろう、そう言っておかないと保険診療だけなら整骨院も粗利がないからな。
自費診療をここぞとばかりに推奨してくる嫌な感じが、整骨院の嫌いなところでもあるが、病気じゃないなら大枚払うしかないかもしれないな・・・


【不安だらけな状況だけど】


いつもはネガティブに考えがちな自分だけど、今回は結構ポジティブに考えている。
父も自分もいずれ復活すると思っているしね。


それぞれ大きな出費となりそうだけど、お互いに自粛(養生)するいいチャンスなのかもしれないな。
親子ともども大事に至らないことを祈りながら、週末に向けてテルテル坊主を量産しておくとするか。



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