藤沢周平の「蝉しぐれ」

2007年02月16日 | 読書
12日の朝のテレビ「おはよう日本」で藤沢周平を取り上げていたらしい。遅い朝食の食卓についたところで、女性が氏の代表的な時代長編小説「蝉しぐれ」について語っているところだった。彼女は同じ単行本を10冊も持っていた。蝉しぐれを読む時は真新しいページを繰りたいといっていたのが印象的だった。

何回も読み返す本私も何冊かはある。
それを手にとるのは、心になにかある時である。

彼女は人生の生き方を変えた、というようなことを言っていたと思うのだが、
それを見ながら私にそんな本があったかと考えてしまった。

10代20代は本漬けの日々を送ったが、その後は年に50冊から80冊がせいぜいである。その時々で感銘は受けているもののまだであってはいないということなのか、忘れてしまったのかも知れない。ちよっと寂しい気分になった。

それでも今月は電車での出張もあり、4冊読み終えた。でもまだベツトサイドは本の山である。
とりあえず「蝉しぐれ」は読んでみよう。そう思った朝だった。
                           美恵子



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