倉本裕基さんのピアノコンサート

2007年02月20日 | 日々のこと
倉本裕基さんのピアノコンサートに行ってきた。誘われた時、とても辛いものがあった。まったく音楽には弱いのである。

ところがである。とても良かったのだ。「美しい音楽とやさしい語り口のトークは愉快でダジャレ付き」コンサートという硬い雰囲気なんか全然無いのだ。

東京工業大学卒業という、音楽以外にも数学、物理にも天才的才能を持つ異色の人らしい。年齢も55歳、大学院時代に物理をすてプロになり21年前にピアニストとしてデビューしたというようなお話しである。

倉本さんの人気は韓国の若者たちから広がり、逆輸入で日本でブレイクしたとのこと。先の韓国の純愛ドラマブームが一役かっていたのだろう。

その音楽は「自然」と「ロマンス」がテーマである。
美しい旋律と深く透明な調べは、心にやすらぎをもたらす。
私にはさらに睡眠をももたらしたが。

中でも「セカンド・ロマンス」の曲は、一番心を揺さぶられました。

人ごみをかき分けて、やっと手に入れたCDにその曲が入っていなかったのは残念でした。

非日常な経験でした。
                         美恵子
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