贈り主探してます。原田泰治の版画

2007年02月21日 | 日々のこと
 諏訪に原田泰治美術館がある。朝日新聞日曜版のフロントページに、1982年から2年半にわたり「原田泰治の世界」として連載されていたから記憶にある方もおいでだろう。

ちょうど第3回のキルト展の最終日で氏の作品をキルトで創ったすばらしい作品も同時に鑑賞することができた。

空・山・風・道につつまれたふるさとの暮らしがあります。それが原田泰治の世界です。とパンフレットにうたわれている通り懐かしさと癒しの世界である。
非常に細部まで一筆一筆描いた作品である。
それを版画にして販売しているようである。

売店で絵葉書を買おうと思ったら、どこかで見た作品が展示してある。
A3位の版画に273.000円の表示。えーこれ本当なの。思わず店員に確認をしてしまった。

1年前会社の事務所の納戸にとてもいい額があったので、孫の写真を入れるのにちょうどいいと持ち帰った。写真を入れる時に額の中に入っていた「印刷された絵」を捨てようと思ったら、隅に№がふってある。サインも「タイジ ハラダ」とあり赤い印まで押して合ったので、捨てるのは止めて写真の下敷きにしておいた。

その下敷きが273.000円とは驚いた。
でも誰も購入したという人がいないのである。ということはどなたかが贈ってくださったのであろう。

「猫に小判」とはこのことだろうな。
今朝あらためて事務所に飾った。これ私が贈りましたという方が出現されることを祈ります。
本当にごめんなさい。
                      美恵子
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