プランニングにむけて。

2007年12月20日 | 住まいづくり
 退職後の人生を故郷で過されたいというお客様のお打合せが昨日あった。
最初の日、開口一番に「ここに農機具を入れる小屋」というお話があったので、今回も住まいとトータルに考えたプラン作りが必要と考えた。

 物の収納をどうするのかが、家の大きさに大きく影響する。特に農作業ということになると、農機具と共にその収穫物を置く場所も考慮しなければならない。

 野沢菜を初めとした漬物に、ジャムなどの瓶詰めや干柿も奥様の生活サイクルに入っておいでだ。

 どのように暮らしたいのかを雑談を含めた中から聞き取っていく。どうしても叶えたいとう夢が少しづつ見えてくる。

 床下を地下室とするならば、収納とお二人の趣味の部屋も確保できる。
そうすれば、広い上屋を必要しなくても、小奇麗な生活が可能だ。
 2階の窓から浅間山が見たいという夢・・・・大丈夫ですよ。たまに見るから見たいけど、これからは毎日見えるのですから・・・・・。まあロフトという楽しい演出もありますからね。でも1階からも見えそうという話もありそうですよ。

 同じ年代の方だけに我が夢を重ねてしまう。・・・ついつい楽しい時間を過ごしてしまった。

 お客様は「何にも決まらなくて・・・・」とお帰りになったが、いえいえ私たちは収穫させていただきましたよ。きっといいプランニングができますよ。

                       依田 美恵子
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