e-TAXのお勉強してみたら。

2007年12月12日 | 日々のこと
 e-TAXの研修会が法人会の主催であった。税金の無駄遣いという評判に、とにかく数を増やせと言うことで、最高で5.000円の税額控除というおまけがついたようだ。・・・・私の推察だが。

 立場上とりあえず開始届だけは出さなくてはならないと思いつつ、説明を聞き始めものの、途中で嫌になってしまった。プリントしたテキストの厚みだって7mmはありそう。

 5.000円なんて飴玉をぶら下げても費用と効果の点からいくと完全にアウト。
1時間足らずの間に「おばさん」たちに説明するにはかなり無理なこと。途中からあーなって、こーなってと走りはじめたので、目で確認することは不可能に。こんなの0が一つ増えても嫌・・・・になって。

 所得税の申告を電子申告にしたら、税務署の経費がこの位減ってという大きなレベルの話を聞いた方が、よっぽと動機づけがしっかりするのに。

 この研修を納得したのは、「帰ったら若い人に」と言っていた自分でパソコンを操作しない人じゃないかとかんぐった。

 隣席の事務局に、みんなで勉強しても生産性がないから、人を派遣してくれないかしらと提案してみた。

 帰ってきて、会計事務所の担当に相談したら・・・・簡単。「あなたやってよ」で、決着。・・・悩んだだけ損しちゃいました。
 申告はパソコンで出来るかもしれないけれど、だれもが税法に明るい訳ではないから、追徴金なんてありかも。

 それでも年末調整だけで済んでいた人でも、この手続きをすれば5.000円返してくれるというのだから、これを税金の無駄と言わずに何というのだろう。

 研修会の終わりにこの際ですから、ご質問やご意見と言われてついつい言っちゃいました。今年税務署からきた年末調整書類一式、書類が人数分入っていないのです。コピー取れるものはいいけれど、源泉徴収票だけは結局税務署までとりに行く羽目に。

 今できるだけアウトソーイングしているのだそうです。用紙も無駄にならないようにとのことです。・・・・よく分りますよ・・・・でもねみんなが車を飛ばして税務署まで持ちに行く手間とガソリンはどうするのよ・・・これでは省エネにもならない。

 税務署にはしっかりと情報を送っているのだから、必要な枚数だけはほしいんだけど、これが強いことを言えなくなったのだ。「みなさんどうしてますか?」と同席した20数名の会員に呼びかけたけど反応なし。
 会計事務所が作成しているか、大勢のところはパソコンで打ち出すようになっているらしい。
 総統括官に「反応がなかったですなー。」なんて帰り際言われちゃったけど、私の常識もあてにならないらしい。でも人の良さは天下一品だから、「申告はともかく開始届だけは出しますから」と約束してきてしまう。
 きっと%の世界でお尻叩かれているだろうと思うから。

                        依田 美恵子


 

 


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