二十歳ぐらいの頃、世の中にある食べ物に目覚め始め、珍しい物は進んで食べていた。出張で浜松に出向いた時、ふと、インドカレー料理店が目に留まり入った事がある。(浜松駅前)
メニューを見ると見た事も無い文字が書かれていて、日本語で小さく肉の種類と調理の仕方が書いてあった。
記憶では肉が3種類(鳥、羊、馬)と調理の仕方が10種類位あったと思う。その中で、羊を選択、調理方法を覚えていないのだが、本物を食べた気がしていた。
ホールは日本人だったけれど、彼女以外はインド人(?)だったので、厨房へのオーダーもあちらの言葉だった。店内の香辛料の香りが異国の雰囲気で、日本じゃない気がしたのだった。
それ以来、浜松に行く度に、その店に行き違うカレーを食べていた。
しかし、転職をしてしまったので、浜松に行く回数が減り、その店が今もあるかは定かではなく、店の名前さえ覚えていない。(場所は覚えていたけれど、駅前再開発でそれも当てにならない)
ドリームプラザのフードコートにあるカレー店のキーマカレー(写真右のルー)がお気に入りで、もう一つは海老入りシーブードと、タンドリーチキンを食べる事にした。「美味い」の基準は兎も角として、此処のカレーは時々食べたくなる位のお気に入りなのだ。
サフランライスもあるのだが本格的(インディカ米)なので、硬くて美味しく頂く事が出来なかったので、ナンにしている。
この日は、釜の係り(インド人?)が昼食中で、日本人が焼いていた。(ちょっと心配)
このフードコートは、幅広い年齢層が入り混じり、映画の開演時間で混み方が複雑に変化する。Mック、Sきや、カレー屋のお客が交じり合って、まるで異業種交流のようだ。
隣のテーブルで、あのスプーンにフォークの付いたSきや独自のスプーンでラーメンを食べている方があり、使い難そうに見えるのだった。機会があったら試してみたいと思いつつ、此処に来たら多分カレーを食べている気がするので、暫く機会は無さそうだ。