筍の皮をむき、灰汁抜きを始める釜の傍らで、七輪に火を起し、隊長からの差し入れの鯖を焼き始める。良い臭いがし始めて、「さあ、反省会をしよう」と大人達が言うと、子供側から「いつも反省会ばかりしているけど、その反省が生かされているの」と的を射た質問が飛び、またしても大人たちの反省の材料となった。
山菜料理がテーブルを飾り、ますますビールが進む。中でも気を引いたのが蕨の茹でたもで、これに三種混合(おかか、マヨネーズ、醤油)ソースをかけ頂いた。おかかを蕨と合えてからマヨネーズを掛け、少量の醤油で味を調える。蕨がシャキシャキしていて、歯応えが良い。スーパーで売られている山菜盛り合わせとは、別物といっても良い新鮮さだったし、味に深みと春を思わせる苦味があって、正に美味。春を舌で体感したひと時でした。
この時、二日酔いが抜けないうちに、酔っ払ってきていたのだろうが、気が付かなかった。
これからの朝市について、熱く語り方向性が見えてきた「反省会」だったが、議事録を取る人が居ないためすっかり忘れた。また、「反省会」をしなければね。
小一時間すると、筍の灰汁抜きが終わり、早速、切って食べてみるのだった。尖がった先の方が美味しいだろうと思ってまず食べてみた。軟らかくて美味しい。続いて根本の方を食べてみると、先っぽとは味が全く違っていた。先のほうは軟らかくサクサクした感じで、美味しい事は美味しいのだが味があまり感じられない。でも、根本の方は、身は硬めでは有るが、筍の甘みと旨みがあり、筍の味としては、根本の方が美味しいと思えるのだった。
これは、地面から出ていない世間知らずのだから「美味しい」と思ったけれどよく考えたら、筍の尖がった所も掘った時は土の中だった。でも、これは出先だから根本も美味しいかも知れないが、旬になると根本は固くて、えごくて、竹になってくるのだった。
この後、家に帰ると、二日酔いが続き夜中まで気持ち悪いまま、月曜日もまともに頭が動かず、休養日にしてしまった。お酒は程ほどに。「反省」
山菜料理がテーブルを飾り、ますますビールが進む。中でも気を引いたのが蕨の茹でたもで、これに三種混合(おかか、マヨネーズ、醤油)ソースをかけ頂いた。おかかを蕨と合えてからマヨネーズを掛け、少量の醤油で味を調える。蕨がシャキシャキしていて、歯応えが良い。スーパーで売られている山菜盛り合わせとは、別物といっても良い新鮮さだったし、味に深みと春を思わせる苦味があって、正に美味。春を舌で体感したひと時でした。
この時、二日酔いが抜けないうちに、酔っ払ってきていたのだろうが、気が付かなかった。
これからの朝市について、熱く語り方向性が見えてきた「反省会」だったが、議事録を取る人が居ないためすっかり忘れた。また、「反省会」をしなければね。
小一時間すると、筍の灰汁抜きが終わり、早速、切って食べてみるのだった。尖がった先の方が美味しいだろうと思ってまず食べてみた。軟らかくて美味しい。続いて根本の方を食べてみると、先っぽとは味が全く違っていた。先のほうは軟らかくサクサクした感じで、美味しい事は美味しいのだが味があまり感じられない。でも、根本の方は、身は硬めでは有るが、筍の甘みと旨みがあり、筍の味としては、根本の方が美味しいと思えるのだった。
これは、地面から出ていない世間知らずのだから「美味しい」と思ったけれどよく考えたら、筍の尖がった所も掘った時は土の中だった。でも、これは出先だから根本も美味しいかも知れないが、旬になると根本は固くて、えごくて、竹になってくるのだった。
この後、家に帰ると、二日酔いが続き夜中まで気持ち悪いまま、月曜日もまともに頭が動かず、休養日にしてしまった。お酒は程ほどに。「反省」